飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

Michelin POWER endurance 実走&使用感レビュー

2019年1月25日

 KUOTA KRYON に新たに導入した新タイヤ「ミシュランパワーエンデュランス。サイズは 700 × 25c、チューブは前タイヤ時と同様にパナレーサーの R’AIR という鉄板と言えば鉄板の組み合わせで、まずは軽く 100km ほど試走してきたので、その実走&使用感レビューを挙げていこうかと。

まずは新タイヤに合わせ、セッティングも多少変更

 試走の前に、新タイヤにしたこの機会に、KUOTA KRYON のフレームセッティングも少々変更してみることに。

 まずはステム高をコラムスペーサー 1 枚分だけ下げてみた。一応以前にもステム高を下げてみたことがあったが、当時はまだロードバイクのポジションに慣れていなかったこともあり、すぐに元のポジションに戻してしまった経緯がある。
 今回は多少なりともロード特有の前傾ポジションに慣れてきたため、まずはスペーサー 1 枚分のみステム高を下げて様子を見て、これから徐々に最適なポジションを探っていこうかと。

 ちなみに今回はステムボルト及びヘッドキャップボルトは、適正トルクで遠慮無くガツガツ締めた(笑) 適正トルクはカーボンコラムの場合、ステムボルトは 5N・m、ヘッドキャップボルトは 1 ~ 2N・m 程度。

 ステムボルトはトルクレンチ対応範囲内だが、ヘッドキャップボルトに関しては素手の感覚頼り。大体ボトルケージ取り付けボルトと同じぐらいのトルク感覚で。

 スプロケットとチェーンもこの機会に完璧に洗浄。特に今回はチェーンの洗浄をかなり徹底的にやり込んだので、超久々の走行時完全無音状態に。
 これはとても素晴らしい状態のように思えるが、実のところコレ走行後のメンテ欠かさなければ割と簡単に維持できる状態なのよね……

 オイルはいつもと同様ワコーズのチェーンルブを使用。ただチェーンルブはそろそろ切れそうなので、次はまだほぼ丸々 1 本残っているエーゼットのロードレース SP を試して見ようかと。

北は木津から南は御所までグルグルと試走して、パワーエンデュランスの性能を評価してみた

 今回の試走は、まずは法隆寺から木津方面へ北上した後天理を貫くように石舞台方面南下、その後西へと走行して御所方面に至り、最後はそのまま法隆寺まで北上するというコースで試走してみた。

 一応平坦メインで、木津方面と明日香村方面で多少登坂を試すことができる程度。奈良住まいでありながら未だに坂道は苦手だ……

 途中立ち寄った、天理東 IC 前にある白川ダム。木津から南下する場合ちょうど良い位置にあるので、いつも割と立ち寄っている場所。ダムなのにさして標高もない場所にあるのがポイント。

 本日はあいにくの曇り空だが、散歩している人や釣り人は結構いた。寒いのに……一体何が釣れるのか。

走行感は非常に軽く、グリップ力はグランプリ 4000SⅡにも劣らない

 さて、本題であるミシュランパワーエンデュランスの性能評価だが、前タイヤであるコンチネンタルグランプリ 4000SⅡと比較して、少なくとも劣る部分は実感できる範囲では一切感じられなかった。

 グリップ力は十分で、平坦はもちろんダウンヒルの 50km 強での高速走行時でもしっかりと地面を捉えてくれる感じは非常に安心感がある。
 雨天などのウェットコンディションでの性能がどれほどのものかは不明だが、正直雨天時は基本室内に引き籠もるスタイルなので特に評価するつもりはないし、比較対象となる経験が皆無なので評価もできない(笑)

 50km も走るとタイヤ表面に塗布されていた保護ワックスも随分剥がれてきた。耐パンク性能や最終的な耐久力がどの程度かは最低でも 1,000km は走り込まないと見えてこないが、現時点でのタイヤ強度には不満はない。

 パワーエンデュランスの TWI。できれば 4,000km は保ってほしいところだが……

ミシュランのパワーエンデュランスは低めの空気圧が標準で、耐衝撃吸収性能は抜群に良い

 タイヤを交換すれば当然変わるのが空気圧。グランプリ 4000SⅡ時代では最終的にフロント 7.5 ~ 7.8bar、リア8bar の空気圧で走行していたが、ミシュランのパワーシリーズでは以下のように適正空気圧の指示がある。

 タイヤはパワーエンデュランスではなくパワーコンペティションについての記述だが、適正空気圧は体重より変化し、25c タイヤで体重 58kg の場合、適正空気圧は 5.5 bar となるとのこと。

 パワーエンデュランスもこれに該当するとして適正空気圧を求めた場合、私の現時点での体重が 76kg のため、適正空気圧は 7 bar となる。
 また空気圧は基本リアタイヤの方を少し高めに設定しておくのがセオリーのため、今回はまずはお試しとして、フロント 7 bar、リア 7.5 bar で運用してみた。

 結論を言うとグランプリ 4000SⅡと比較して、耐衝撃吸収性能は桁違いに良くなった。

 これはグランプリ 4000SⅡの空気圧が高めであったこと、グランプリ 4000SⅡが耐パンク性能を徹底追求した固めのタイヤだったこともあるのでフェアな比較ではないと思うが、それでも勘違いの余地無く実感として段差などで感じる衝撃が緩和されているのには少し驚いた。

 KUOTA KRYON 標準装備だった 23c タイヤを 25c のグランプリ 4000SⅡ+R’AIR に換えた時も随分と衝撃吸収性能の向上を感じられたが、今回もそれと同じぐらいの違いを感じられた。
 とにかく感じられる衝撃の全てがマイルドになっている。「ガツン」ではなく「ボコッ」、「ガッガッガッ」ではなく「トットット」という感じ。そのため全体的な乗り心地は凄まじく改善された。

 ただ前述の通り耐パンク性能と耐衝撃吸収性能はトレードオフ的な関係でもあるので、果たしてパワーエンデュランスの耐パンク性能がどの程度のものなのかはまだまだこれからの評価となる。

総評:4,000 円台で入手可能なら選ばない手はないミシュランのフラッグシップタイヤ

 趣味嗜好もあるので万人に対しお薦めとは断言できないが、性能、外観を両立し、しかも 2019 年 1 月現時点では海外通販で 4,000 円台で入手可能とコスト面での問題さえクリアしている現状、十分に選択肢に入るタイヤだと言えるミシュランのパワーシリーズ。

 ロードバイクのタイヤは生命を文字通りダイレクトに預けるものなので、選ぶのならば価格に負けて性能面で妥協することは避けたい。
 その点ミシュランのパワーシリーズはタイヤ界の雄・ミシュランのフラッグシップと言うことで性能面にもネームバリューにも一切の不安は無く、その上「高価」という唯一と言ってもいい懸念点が払拭されたとなると、これを選択肢に入れない方が難しいはず。

 もちろん趣味嗜好の問題もあるし、「昔ミシュランのタイヤでえらい目に遭った……」という人なら敬遠しても仕方が無いが(笑)

 ただロードバイクのタイヤの重要な評価点である「耐パンク性能」「耐久力」についてはまだまだこれからの評価となるので、そちらはまた追ってレビューしていきたいかと。

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