飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

エーゼットのケミカル類でロードバイクメンテナンス

2016年10月15日

 先日購入した AZ(エーゼット)のケミカル類の具合がどんなモノか確認するため、前回メンテ時より 100km 程度しか走ってないけど再度 KUOTA KRYON のメンテを行うことに。

 いつもならチェーン注油のタイミングでフレームなどの清掃も同時に行うが、今回はあくまでも新ケミカル類の確認がメインなのでチェーンの清掃と注油のみに留めることに。

161015-01

 エーゼットのケミカル類の他にも、SCOTT のショップタオルなども新規に揃えてみた。そろそろ手持ちのウェス類も切れそうだったので。

まずはパワーゾル&チェーンブラシでチェーンの清掃から

 まずは注油前のチェーン清掃。これまではホームセンターのプライべートブランドのパーツクリーナーを使用していたが、今回はエーゼットのゾルシリーズ中最高の洗浄力を持つというパワーゾルを使用。

161015-02

 パワーゾル 1L 缶はスプレー式ではなくそのままでは使えないため、付属のオイラーをセットして、

161015-03

 一緒に購入した有機溶剤対応のスプレー容器に移し替える。量は取りあえず適当。

161015-04

 ではチェーン清掃開始。まずはチェーンにパワーゾルを吹き付ける。パワーゾルは遅乾タイプだがチェーン以外の素材に対する攻撃性が低いとのこと。しかしなるべくフレームの塗装面などにはかからないに越したことはないので、ウェスなどでガードしながら作業するのが吉。

 エーゼットのスプレー容器は拡散・直射を選択できるので、直射で吹き付ければ必要以上に周囲に広がる心配はなくて安心できる。

161015-05

 パワーゾルを吹き付けた箇所を、三面チェーンブラシでゴシゴシと磨くように擦り上げる。これも余計な汚れが飛び散らないようにウェスなどでガードしつつ作業した方が、後でフレームに飛び散った汚れを清掃する手間が省ける。

161015-06

 一応ざっとチェーンとスプロケットを清掃。元々 100km 程度しか走行していない汚れの少ない状態だったが、それでも結構綺麗になった。

 これまで使用していたパーツクリーナーは速乾性だが今回使用したパワーゾルは遅乾性のため、チェーンやスプロケットにさっとスプレーしてからブラシで磨くという方法が取れるため、これまで以上に汚れをしっかりと落とせて精神的にも非常に快適。

161015-07

 エーゼットのチェーンブラシは柄に長めのブラシも付属しており、これでスプロケットの隙間などに入り込んだ汚れも除去できる。
 今回スプロケットの隙間をブラシでガシガシしていたら、どこで入り込んだのか長い枯れ草などがわらわら出てきた。よくこれでまともに変速できてたなwww

チェーンへの注油には極圧・水置換潤滑防錆浸透スプレー KM-001 を試してみる

 これまでチェーンへの注油にはクロスバイク時代からワコーズのワコーズのメンテルーブを使用していたが、今回ロード用の新たなチェーンオイルとして極圧・水置換という性能を有するエーゼットの KM-001 と、その上位互換である CKM-001 のお試し容量版を用意。

161015-08

 まず最初は極圧・水置換の KM-001 から試してみることに。

161015-09

 チェーンへの注油はいつも通りひとコマずつ、しっかりと浸透するようにスプレー。

 このお試し版 70ml スプレー缶付属のノズルは着脱式で若干太めだが、420ml の正規版には極細の折り畳み式金属製ノズルがついているとのこと。そちらの方が絶対にやりやすそうだが、1本100円しない破格のお試し版なので文句は言えない。

161015-10

 チェーンへの注油完了。KM-001 の粘度は非常にサラサラで、スプレーすればチェーンの各コマ間へ吸い込まれるように浸透していく。しかも乾けばドライ系のためチェーンを指で擦ってもほとんど付着しない。

 注油後手でクランクを回してみたところ、メンテルーブ注油時と比較して回転性能等に違いがあるかどうかは分からなかった。
 しかしチェーンの摩擦音はいつもの注油時並みにしっかりと小さくなっているので、ドライ系のため一件注油されていないように見えてしっかりと効果は出ている模様。

 ここら辺ドライ系のオイルの使用は初めてのため、何か不思議な感覚だ……このドライ感は確かに汚れの付着は少なくなりそうだが、同時に本当に注油されているかどうかも疑ってしまう(笑)

 チェーンオイルをメンテルーブから KM-001 に変えて気になるのは、やはりクランクにトルクがかかる走行時のチェーン駆動音や変速時のスムーズさ、そしてオイルの持続性など。雨の日の走行は基本的にしないので耐水性能に関しては無視する方向で。

 取りあえずはまず KM-001 を使用して 100km、その後 CKM-001 の方で 100km 程試走してみて、それぞれの性能比較や評価をしてみたいかと。

ついでにシティサイクルの方も注油してみた

 良い機会なので普段野晒し雨晒しにも関わらず週5で通勤に酷使しているシティサイクルの方にも注油することに。

161015-12

 最後に注油したのはいつだったか忘れたが、少なくとも今年に入ってからは間違いなく一度もしてない(笑)

161015-13

 毎日片道 2.5km 往復 5km、単純計算で週 25km の駅までの道程で酷使されているチェーンは見る影もなく、汚れという汚れが蓄積して真っ黒でドロドロな状態。

161015-14

 このまま注油しても効果薄そうなので、まずは内装ギア部分でチェーンにパワーゾルをひたすら吹きかけて、まとめて綺麗にしようと試みる。ロードバイクの時とは打って変わって、フレームへの飛び散りなぞ一切考慮することなくバシャバシャとぶっ掛ける(笑)

 それでもあんまり綺麗ににならないのは、単に汚れが頑固過ぎるだけでなく錆による多重の層が内装ギア表面などを覆っているから。さすが放置に放置を重ねていただけはある(笑)

161015-15

 チェーンはパワーゾル吹き付けただけである程度綺麗に……と思いきや、その後チェーンブラシで擦ったら汚れが落ちるどころかネバァ……っと伸びて余計に汚くなる始末。これどうしろっつーんだ(笑)

161015-16

 しかも購入後一度たりとも交換していないチェーンは伸びに伸びて、クランクを逆回転するだけでフロントから外れ落ちる始末。
 以前こいつに付けていたサイコンが見栄張って勝手に数値でっち上げてないなら、走行距離は確実に 2 万km オーバーな限界突破チェーン なので、仕方ないと言えば仕方ないが……

161015-17

 チェーンをフロントに嵌めようと動かすだけでボロボロと際限なく零れ落ちる、汚れと融合して乾ききったオイルの塊。チェーンカバー外して中身見るの超怖いんだけどwww

161015-18

 それでも可能な限り綺麗にして、チェーンへの注油を完了。ちなみにシティサイクルに用いたのはメンテルーブ。駐車場に野晒し駐輪の上走行中にも雨に打たれる可能性があるシティサイクルには、耐水性及び防錆性に非常に優れるメンテルーブがベストチョイス。

 メンテルーブを用いているためか、チェーンは汚れこそひどいものの現在に至るまで錆び付いたことがほぼないという奇跡の防錆力を誇っている。

 ……でもまぁ、さすがに次のメンテ時にはチェーン交換しようと思う。さすがにこの状態は我ながらひどかった(笑)

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
ランキング参加中 クリック毎に調子に乗って更新頻度が加速しますw
スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コメント更新情報