飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

KUOTA KRYON 約1ヶ月乗り回してみたので実走レビュー

2016年5月5日

 3月末に購入したロードバイク「KUOTA KRYON」。約1ヶ月で大体 200km ほど乗り回して色々と長所短所が見えてきたので、これからのカスタマイズの指針用備忘録代わりにレビューしてみようかと。

人生初のフルカーボンロードバイクの乗り心地

 まぁフルカーボンフレームどころかロードバイク自体人生初なわけだが(笑)

 一応 KUOTA KRYON は公式説明だと、エアロ形状ながら上位モデルと比較すれば柔らかめのフレームなのでレースにもロングライドにも幅広く対応可能ということだったので、取りあえず走り慣れた近所のルートのうち、平坦も坂道もほどほどにあるルートをチョイスしつつ、何日かに分けて試走してみた。

まずは平坦な舗装路が続く自転車道で基本性能確認

 まずはほとんど勾配がなく整地状態も比較的良い平地が続く飛鳥葛城自転車道と大和中央自転車道をメインに使って、KUOTA KRYON の基本的な走行性能を確認。

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 もちろんこのルートだけでなく他にもいくつかのルートを何日にも分けて走り込んでいるが、その結果まず思ったのが

 なかなかに硬い乗り心地

 = 走行時の振動や衝撃がダイレクトに伝わってくるということ。

 これは初めてのロード、初めてのフルカーボン、そして初めての 700×23c タイヤという初めて尽くしな状況なのも当然あるだろうが、それにしてもこの身体に鋭く尖ったような感覚で響いてくる振動は思いの外疲れる……

 とはいえこれは搭乗ポジションがまだ適当な部分もあるだろうし、クロスバイクである程度走っていた経験があったため苦に感じるまでは行かずに済んでいるので、やはり「慣れ」の部分が大きいだろうと思う。もしこれが初めてのスポーツバイクだったなら、走るのが辛いと感じていたかもしれない。

 正直何もかも初めてなこの状況だと、この振動や衝撃がフルカーボンのフレームによるものか、それとも 23c というタイヤサイズによるものか、それともタイヤとチューブのグレードによるものか、あるいは乗り手の未熟さに起因するものなのか、まったく切り分けもできないし(笑)

 ただその乗り心地の「硬さ」と比例して感じたのが、

 速度が凄まじく出しやすいということ

「ロードはシティサイクルやクロスよりも高速巡航できる」というのは良く聞く宣伝文句だが、実際にどの程度速度が出しやすいのかは乗ってみなければ分からない。
 実際にクロスバイクに初めて乗った時は、確かにシティサイクルに比べて軽量なのも速度が乗りやすいのも感じられたが、驚異的に性能差を実感できたわけでもなかった。

 ……が、ロードバイクの場合、本気で滅茶苦茶速度が出しやすい。

 シティサイクルはもちろん、クロスバイクと比較してもその性能差は圧倒的で、下ハンドル持ってそれなりに本気でクランク回せばあっという間に 30km 以上はもちろん 40km 台も出てしまう。
 もちろんこれは乗り手の力量にもよるし、ロードバイク自体の性能にもよるだろうが、ロード特有のドロップハンドルによる前傾姿勢がこの加速性能に大きく影響しているのは素人でも容易く実感できるほどだった。

 しかも KUOTA KRYON は平地での高速巡航では空気抵抗を軽減して加速を容易とするエアロフレームのため、平地での走行性能は特に実感しやすいはず。

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 ……が、せっかくのエアロ形状の専用シートポストがこんな状態じゃ、多分エアロ効果は出てない(笑)

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 チェーンロックも無造作に巻き付けてあるだけだし、そのうち何か対策考えよう……

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 勝目休憩所の地面は赤いアスファルトなので、タイヤの接地部分が明確に視覚化される。実際に地面と接しているのは細い 23c タイヤの、さらに中央の一部分のみ。

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 ボトルケージは新調した TOPEAK のモジュラーケージⅡ。実は狙っていた Elite のボトルケージが入手できなかったので、取りあえずの代用として……
 しかしながらある程度サイズの変更がワンタッチで可能なこのボトルケージはクロスバイクの TREK 7.5FX でも前モデルから愛用しており、代用とはいえ性能面では一切不満のない良品。

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 走る時々によって装備を変えているが、できればせっかくのエアロ形状フレームがもっと活かせる装備を考えたいところ……これじゃ空力以前にせっかくの美しいエアロシートポストが物理的に見えてないし(笑)

坂道での登坂性能はクロスバイクよりも上なのは確かだが……

 次は坂道が多いルートをチョイスしての登坂性能の確認。

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 いきなり峠などのガチ坂はさすがにアレなので、まずはそこそこの傾斜と距離の坂道から……ということで、高校時代に3年もの間自転車で通学し、今現在の自転車生活の基盤となった懐かしの富雄方面へ。
 我が母校の富雄高校は既に廃校となって今は養護学校へとその姿を変えてしまっており、校舎までひたすら坂道が続いたかつての走り慣れた通学路は、懐かしさ以上にどこか寂しさも感じてしまう……

 元富雄高校へは富雄川側道からひたすら坂道となるものの全体的な傾斜はさほどではなく、高校時代はホームセンターで 5,000円で購入した超安物のママチャリでさえ登りきれた程度。だからロードだと当然容易く駆け上がることができるが、問題はその速度。

 坂道で出せる速度は当然かつてのママチャリや現在のクロスバイクよりも速いが、驚いたのは その速度の維持のしやすさ。

 良く聞くのは「ママチャリやクロスバイクと比較すると、ロードは坂道を非常に軽やかかつ容易に駆け上がることができる」というものだが、まぁそれは 真っ赤な嘘www

 確かにママチャリやクロスよりも軽量なのでその分速度は出るし登りやすいのは確かだが、それだけで坂道を登る疲労がなくなるわけではないし、羽根が生えたかのような体験を実感できるほど重量が軽減されるわけでもない。

 実際今回の試走でも結構な速度で登れたものの、しっかりと息は切らしたし(笑)

 ロードが坂道で有利なのはフレームが軽量という以上に、下ハンポジションで重心や力をより前方へと移動させることができるため、結果として坂道での速度維持が比較的容易になっているという、平地巡航同様ドロップハンドルの恩恵が大きいと感じた。
 当然フレームが軽量というのも大きな要因だが、それ以上にドロップハンドルが如何に速度の加速と維持に有効なのかを、平地以上に知ることができた結果となった。

 ……何かコレ、KUOTA KRYON というよりドロップハンドルのレビューになってるな(笑)

 しかしギア比自体は TREK 7.5FX よりも大きくて重いはずなのに、ここまで坂道での明確な差を実感できるとは思ってなかった……正直坂道は相当苦手な方だが、なるほど、確かにロードに乗ると坂道走りたくなるという話も分かる気がする(笑)

ロードバイクと言えども登坂が楽になるかどうかはこれからの訓練次第

 軽量かつ前傾姿勢で搭乗できるロードバイクは、平地でも坂道でもシティサイクルやクロスバイクと比較すれば確かにより少ない労力で容易に高速巡航できる……というかできてしまう。

 ……が、結局もそれは乗り手の力量次第。それを思い知ったのは富雄の次に向かった、富雄方面よりさらに北上した場所にある「くろんど池」。

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 くろんど池に辿り着くまでのちょっとした坂道で、あえなく撃沈。

「この程度いけるいける!」と調子乗ってたら、少し上がった場所であっという間に足付き → 停止 → 空を仰いで思考停止。
 あえて言い訳するとしたら、自宅出てからここまで水以外無補給でグルグル走り回ってたからとでも言っておこう……まぁそれでもここまでの総距離は 20km 程度だから言い訳にもならんけど(笑)

 いくらロードっつっても初心者が調子乗ってると、何てことない坂道程度でもこうした醜態をさらすことになるといういい実例を実演してしまった……

 ただくろんど池はその昔友人の倉田さんと一緒に一度回った場所で、その時は TREK 7.5FX で問題なく全ルート登り切ることができてたので、今回のこの醜態は体力が衰えた結果か、それとも……

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 KUOTA KRYON のようなエアロフレームは平地の高速巡航にこそ真価を発揮するフレームのため坂道は苦手というのは聞く話だが、いくら何でも今回のようなちょっとした坂道程度で影響が出るほど坂道に不向きなわけはないはず。

 ……とすると、原因はやはり、歳……?(TREK 7.5FX で走った時はギリ20代)

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 これが 30代の、しかも筋トレに怠けていた中年の体力か……などと呆けながらアヒルを眺める。アヒルって鴨の品種改良品だから確か食えたよな……?

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 くろんど池にはまだギリギリ桜が残っていた。

 今回の坂道途中ギブは、意気揚々と KUOTA KRYON の性能確認をしようとしたに身にとっては結構ショックだったが、坂道での軽さと速度の維持性能の点では TREK 7.5FX での走行時との差は確かに感じた……というか、やはり「軽さ」においては素人でも分かるほどに明らかに「軽い」。
 これはもう単に車体の総重量が軽いというだけでなく、ホイールにクランク、そしてシフトの軽さなど、駆動に関する各部分の性能による「乗り心地の差」としての軽さを実感できた。

 ……なら今回の問題の一番の原因はやはり乗り手のヘボさということで、これから狂ったようにロード乗り回して体力付けて、おまけに筋トレも再開すればまぁ何とかなるという楽観主義全開で今回の件からは目を逸らそう(笑)

KUOTA KRYON 実走レビュー 総評

 数日に分けて 200km ほど平地坂道織り交ぜて走ってみた結果、KUOTA KRYON の特性と、装備品などで少し気になる点がいくつか見えてきた。

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 まず KUOTA KRYON 本体の性能として感じたのは以下の通り。

  • やや硬めの乗り心地で、地面からの振動や衝撃を結構感じる(ロード初心者には特に)
  • 平地での加速性能はかなり満足(エアロフレームというプラシーボ効果も含む?)
  • 登坂は乗り手の力量と要相談だが、決して不向きではない
  • 専用シートポストは意外にしっかりしてて当初の不安が若干消えた

 フレームはやはり素人には結構硬めで、振動による疲労は長距離になるにつれ結構蓄積しそう。ただ硬めな分平地での加速性能は実感できるほどに高く、きちんと整備された舗装路が延々と続く自転車道などなら、クロスバイクの比ではない高速巡航が可能というのはやはりかなり気持ちが良い。ロードを購入した甲斐があったというもの。

 対して坂道はやはり乗り手が苦手なためか、まだ良い結果を出せてないので何とも……ただエアロフレームだからといって明らかに不向きということはないはずなので、ここら辺はこれからの努力次第というところ。

 ただ振動にしても坂道への対応にしても、ここら辺はホイールやスプロケ、タイヤの交換などである程度は改善できる問題ではあるので、これから徐々に改善のためのカスタマイズを重ねていこうかと。

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 また、期待と同時に不安も抱いていた専用のエアロシートポストも、実際に乗ってみると想像以上にしっかとした剛性が感じられ、破損するかも知れないという強度的な不安はある程度解消された。
 まぁこれはどちらかと言えばシートポスト固定時のクランプ圧による破損に対する不安の方が大きかったが、実際に乗り回してみても変な異音や揺れもなく、前モデルの KUOTA KHARMA で問題になったと耳にしていたシートポスト周りのトラブルはほぼ完全に解決されているようだと感じられた。

 ……が、やはり専用シートポストは万が一の場合入手できる可能性がないこともあるので、今のうちに予備をオーダーしておこうという考えは変わらないが(笑)

装備品で気になった点

 まずはサイコン。サイコンは CATEYE の パドローネスマートREC-MOUNTS Type16 を使い搭載しているが、どうにもこれがうまく機能しない。

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 機能しないというのは全く動かないわけではなく、最初は正常に動作していても途中でセンサーを認識しなくなってしまうことがあるということ。

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 ただこれは原因が判明しており、要はセンサーとスピード及びケイデンス測定用のマグネットのクリアランスが走行中の振動などで適正範囲からずれてしまうことが問題になっている。

 次の問題は、意外にもグローブから。

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 これは通常ポジションとなるブラケット部分を握っていると親指と人差し指の間が激しく痛んでくるというもので、クロスバイク搭乗時には一切感じなかったもの。

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 同じパールイズミ製のグローブでロングライド用のものも持っており、そちらは全く痛みがない……ならばパッドの厚みや配置が原因かとも考えたが、グローブ無しの素手で握った時も特に痛みはないのでパッド関連の問題ではない様子。
 色々原因を調べていくうちに、どうやら激しい痛みを感じたこのパールイズミのプレミアムグローブは、親指付け根あたりの縫製に問題がありブラケット部分を握った時に痛みが出やすいという問題があちらこちらで散見された。

 ドロップハンドルのブラケット持ちは確かにフラットバーにはない持ち方なので、ここに来るまでこの問題に気付くことはなかった……デザインは中々気に入っているだけに、非常に残念。

 取りあえずはロングライド用のグローブ一本のみの運用で過ごすとして、近いうちにまた同じロングライド用のグローブを購入しようかと……もちろん痛みがでないやつ。

KUOTA KRYON これからのカスタマイズ課題

 実現可能不可能を考えないならカスタマイズ案はそれこそ無尽蔵にあるわけだが、取りあえず現実的なものから始めていくとして、

  • タイヤのアップグレード及びサイズ変更(23c から 25c へ)
  • チューブを軽量の Panaracer の R’AIR に変更
  • サイコンの計測用マグネットをネオジム磁石に変更

 この3つを優先的に行っていこうかと。

 タイヤの 25c 化と高性能チューブの導入は KUOTA KRYON の対振動性能向上のために何よりも優先したいカスタマイズ。

 サイコンの計測用マグネットのネオジム磁石化については割と良くあるカスタマイズらしく、ネットで様々な情報が出回っていたのでその流れで取り入れることに。
 走行中にいきなりサイコンがセンサーを認識しなくなる → その都度センサーとマグネット位置を調整するために停止するのコンボが連続するのは、どう考えても精神衛生上良くないので……

 他にもしたいことやりたいこと満載の KUOTA KRYON カスタマイズだが、まずは基本的な走行が快適にできるようになることから考えていきたいかと。

コメント

  • 大変参考になりました。KUOTA購入を検討しているものです。このバイクカッコイイーーですよね!
    細かく、詳しくご説明されているので大変参考になりました。
    自分もこのカラーのクレヨン欲しくなりました^^
    タイヤも交換されるともっと良いかもしれません^^
    エアロバイクかっこいいですーー。
    また走行されての感想を掲載されて下さい。
    期待しています^^では。。

    2016年5月27日 06:11 | キテレツくん

    • コメントありがとうございます。
      KUOTA、いいですよね!私もデザインに惚れ込んで他メーカーから KUOTA に流れたクチです(笑)
      実はタイヤ、既にコンチネンタルの Grand Prix 4000SⅡ に換装してたりします。チューブは Panaracer の R’AIR 。サイズはクロスの TREK 7.5FX 時代から乗り慣れている 25C という、王道の組み合わせですね……ありきたりとも言いますが。

      他にも色々と装備類を追加したのをそのうちまとめて紹介するつもりですので、またよろしくお願いします!

      2016年5月29日 20:04 | 伊織

  • こんにちわー。こんばんわー。お返事を頂きましてありがとうございます^^
    タイヤ交換されたんですね!コンチ4000S2はとても良い選択だと思います。
    耐パンク性、耐摩耗性どちらも優れており走行性能もUPされたのではないでしょうか?
    チューブの選択も良いですねー!軽くて性能も良いはずですよ。
    これからパーツも色々と交換されていくんですね。。。
    楽しみですねー。
    私もこれから販売店にこのKUOTA/KRYON注文するつもりです。
    それにしても、この記事のクレヨン見てると惚れ惚れします^^
    デザイン、色合い、造形どれも素晴らしいデスねーー。
    またの紹介記事楽しみにしています。
    宜しくお願い致します^^
    くれぐれも安全に気をつけて走行されて下さいネ!
    長文失礼致しました。
    では失礼致します。

    2016年5月29日 21:19 | キテレツくん

    • コメントありがとうございます。
      4000SⅡ25C+R’AIR の組み合わせは、巡航性能より何より「走行時の振動の低減」が顕著に実感できて良い感じです。次点で実感できたのはグリップ性能で、走行中はなかなか実感しづらいですが、停車中にハンドルを切って前輪と地面をこすると、そのグリップ性能を嫌と言うほど分からされました(笑)
      もちろん 23C であっても高グレードのタイヤとチューブならもっとしなやかな乗り心地になるかもしれませんが、少なくとも完成車装備のタイヤとチューブよりかは遥かに高性能な走り心地を体感できていて大満足です!
      ネット上では良く見るありきたりな組み合わせですが、誰もがやっているのはそれなりの理由があるということですね……ここら辺についてももう少し走り込んだらそのうち記事にまとめて紹介するつもりです。

      キテレツくんさんもいよいよ KUOTA KRYON を購入されるということなので、同じ KRYON 乗りとして素晴らしいロードバイクライフになるよう応援していますので、これからもよろしくお願いします!

      2016年5月30日 23:04 | 伊織

  • はじめまして
    私もクレヨン購入を考えており、何度も何度も拝読させていただいております。
    今はクロスバイクで、主に近所の峠を登る事を一番の楽しみに利用しているのですが、ロードバイクならもっと早く登れると考え、購入をする事にしました。
    そこで選んだのがクレヨンなのですが、数々のロードバイクの中からインプレなどの性能を参考に悩みに悩んだのに、最終的に決めたのがとにかくデザインにズキューンとやられたクレヨンでした。
    クレヨンは峠も楽しめるバイクでしょうか?
    まだ購入までの最後の決断が出来ません(≧ヘ≦)

    2017年6月11日 23:52 | Tarotarotaro@

    • Tarotarotaro@さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      実は私、山に囲まれた奈良県住まいの割に坂道が苦手というどうしようもないロード乗りなのであまり参考にならないかもですが、KUOTA KRYON でヒルクライムがいけるかどうかと問われれば、回答は「普通」です。可も無く不可も無く(笑)
      というのも KUOTA KRYON の位置付けはレースもロングライドも平地も坂道も器用にこなせるオールラウンド系なので、どこでもさしたる不満無くオールマイティに走れる。つまりは何かに特化したわけではないので、特に坂道で劇的な変化が実感できるようなことは無いと思います。

      しかしながらシティサイクルや平均的グレードのクロスバイクに比べると明らかに重量は軽いため、普段から走り慣れている道ならばその違いは明確に体感できるのは実証済みです(私の場合平地でですが)。
      ブログには紹介してませんが、最近夏に予定している登山練習の一環としてよく走行圏内の峠や長距離の坂道などを息を切らしながら走っていますが、KUOTA KRYON は坂道が苦手な私でもしっかりと目的地まで運んでくれる優秀なバイクです。その代わり走行速度超遅いですが(笑)

      恐らく坂道なら KUOTA 系列なら KOM あたりがヒルクラ特化で峠攻めなどが非常に気持ちよさそうだと思いますが、普段から峠を走り慣れているTarotarotaro@さんなら KRYON でも十分に気持ちよく峠を走ることができるのではと思います。
      もし購入後どうしても KRYON での峠攻めのレベルをもうワンランク上げたいと考えられるなら、ホイールを鉄下駄と呼ばれる最初から着いているものからミドル~上級グレードに替えたり、スプロケットを最大歯数 28T や 32T のものに換装すればかなり大きく改善できると思います。32T にする場合、リアディレイラーのゲージをロングに交換する必要もありますが……
      そして KRYON なら KOM などの上級グレードに比べて初期投資額は抑えられるため、そうしたグレードアップにも比較的手が出しやすいのではと考えます。いきなり完成された上級グレードよりも、愛着のあるものに少しずつ手を加えてレベルアップを図るのもロードを楽しむ醍醐味ですよ。コストかかりまくりで財布の中身が死にますが(笑)

      色々な雑誌やサイト、そして経験豊富な店員さん等が言うように、ロードのグレードによる性能差は価格差程ありません。そうした極僅かな性能差を気にするためには、文字通りプロレベルの実力と感性を求められるため、アマチュアが気にする必要は無いと思います。ならばロード購入において求められるのは、「必要資金」と「一目惚れしたかどうか」。これに尽きます。

      私もあれだけ固執していた TREK を捨て、最終的にはその外観に惚れて KRYON に浮気したわけですし(笑) 実際購入して乗ってみても非常に良いバイクですよ KRYON。どこを走るにも気持ちよく快適に走りきることができます。
      ただ欠点もないわけでなく、エアロ形状の専用シートポストは万が一の際代替品がすぐに用意できない、その形状ゆえサドルバッグやライトなどの設置に制限があるなど、気になる点もないわけではないです。が、それらを含めてきっと愛着は沸きます。

      で、最後にひとつ。夢をちょっぴり傷つけるようで申し訳ありませんが、早く走れるかどうかはともかく、カスタマイズなしの標準仕様のロードと比較した場合、そこそこの性能のクロスバイクの方が坂道、特に何kmと長距離続くような坂は「楽に」走れます。クロスに搭載されているMTB用ディレイラーやスプロケットは坂道走行に特化しているギア比なので。
      ただ下り坂に関しては前傾姿勢を取って前方に荷重を集中できるロードが早いです。その分危険でもありますが。さらに前述の通りホイールやスプロケ回りをいじれば対登坂性能の向上も可能ですので、決してロードがクロスに劣っていると言うわけではありませんが……

      拙文で申し訳ありませんが、Tarotarotaro@さんの KUOTA KRYON 購入の後押しになれば幸いです。

      2017年6月13日 00:02 | 伊織

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