飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

今年も無事に CYCLE MODE RIDE OSAKA 2018 へ

2018年3月3日

 今年もやって来たサイクルモードの季節……というわけで行ってきました CYCLE MODE RIDE OSAKA 2018。

 昨年に続き今年もインフルエンザの脅威に悩まされることもなく、少しばかり肌寒さはあるものの天候も恵まれた中での参加となったのはまさに僥倖。

 昨年は開園20分前に着いたため大行列に巻き込まれたので、今年はもうちょっとゆったりしようと開園20分後ぐらいに訪れてみたら

 ご覧の通り超快適。

 たった20分でここまで違うか……受付開始してからも結構並ぶ時間があるので、それを考えるとこれぐらいの時間帯の方がお薦めかも。
 ただ試乗パスの受付は公園内パビリオンで行われるため、開園後に行くとなると今度はそこでかなり待ち時間が発生してしまうため、試乗目当てならやはり早めに着いた方がいいのかもしれない。

 相変わらずの太陽の塔の偉容。今年はコンデジ撮影のため画質は粗めなのが残念。

 ちなみに今年は太陽の塔の内部が公開されるとのこと。サイクルモードと公開時期が合ってたなら良かったんだけどね……

今年の目的はただひとつ、価格破壊なエーゼットのケミカル狙い

 今年のサイクルモードに参加した理由、それは昨年に見たエーゼットのケミカル類の購入唯一点。あの 価格設定狂ってる としか思えない大特価で販売されているケミカル類を買い漁るのが今年の目的。

 ただその前に、いつも通りサイクルモード会場はひと通り見て回ることに。ケミカル類買い込んで大荷物になってからだと辛いしね……

 まず目に付いたのは、会場出入口付近にコレ。変わり種の多いサイクルモードブースの中でも特に異彩な圧倒的な存在感を放つ、巷で話題の通称「ガンダムロードバイク」の AvanGarage(アヴァンギャレージ)のブース。

 赤いフレームから何をコンセプトにしてるのかが一目瞭然な、ジオニック社製シャア専用カーボンロード「FR-CB01-CA02」。ホイールにまできっちり「ZEONIC」のロゴが入ってるのには好感が持てるが、これホイール交換できないってことだろwww……それともホイールは別売?

 どちらにせよディスクブレーキ仕様のフレームなので、ホイールは選ぶと思うが……

 こちらはシャア専用アルミフレームの「FR-AL-02」。ブレーキはキャリパーブレーキになっており、こちらの方が汎用性はありそうな感じ。

 ヘッドチューブのヘッドバッジは当然ジオンのエンブレム。ここら辺の繊細な造型やフレームのレッドカラーは非常に秀逸で、デザイン面だけ見ればかなり欲しい部類に入る。

 こちらもゴールドフレームから何をコンセプトにしてるのかが一発で分かるなwww これはアナハイム・エレクトロニクス社製のアルミフレーム百式ロードバイク「RB-ALHY01」。
 ちょうど出払っててなかったが、カーボンフレーム百式ロード「RB-CAHY01」もあり。写真を見る限り、ゴールドの色合いはカーボンの方が良さげだった。

 アナハイム・エレクトロニクス社製アルミフレームユニコーンガンダムロードバイク「RB-ALUC01」。雰囲気は良く出てる感じ。

 こっちはユニコーン2号機がコンセプトのカーボンフレームバンシィ・ノルン ロードバイク「RB-CAB01」。シートポストなどがエアロ形状になっているなど、1号機との差別化が図られている。

 細かい部分まで塗装やデザインはきっちりとされている。手を抜けばファンが発狂するからね……

 アナハイム社製には当然アナハイム・エレクトロニクス社のエンブレム。

 アクセサリー関係にもラインナップが。シャア専用ヘルメットのカラーが 超好みで困る。

 ただ、せめてデザインはジオニックとアナハイムでそれぞれ分けて欲しかった……

 小物類も展示。小物類は基本全てジオニック社製っぽい。

 噂のガンダムフレーム、実物を見たのは初めてだったがデザインに関してはかなり購買意欲をそそられる仕上がりになっていた。
 肝心のロードバイクとしての性能に関しては実際乗ってみないことには何とも言えないので現時点ではノーコメント。フレーム制作は台湾の大手ブランドの OEM を受け持つ会社が担当しているらしいが…

 コンポに関してはアルミフレームは SORA で、カーボンフレームは 105 が採用されていたが、ここら辺はよく分かってると思う。ガンダムフレームには ULTEGRA や DURA-ACE は逆に似合わん(笑)

 お次はシマノのブースへ。今年のシマノブースは昨年に比べ規模が小さく、何かあったのかと思いきや……

 裏側にこんなデカいの用意してたwww

 展示されているのはシマノが放つeバイク向けコンポーネント「STEPS」搭載のバイク。

 100km 走行が可能という巨大な充電バッテリーを搭載。

 充電残量表示も兼ねた大型のサイクルコンピューター。

 自転車コンポの最大手であるシマノが本格的にeバイクに参入するとなると、これからは電動駆動の自転車が主流になる可能性も……とは思うが、それってもうほとんど電動スクーターじゃん……

 電動工具で有名な BOSCH。今年のサイクルモードでは本当に珍しいメーカーによく出会う。

 何となく予想はできたが、展示するのはやはりeバイク。それにしてもeバイクのバッテリーはシマノやヤマハも含めて全部同じ場所だな……これからバッテリーの小型化が進むにつれてフレームデザインと共に搭載箇所も変わってくるんだろうけど。

 こっちのサイコン(?)はシマノの大型サイコンを上回る超大型サイコン。どちらかというともはやカーナビの部類。電気喰いそうだけど、見やすそうではある。

 わが KUOTA の代理店、インターマックスのブース。割と盛況なようで、リストには結構数があった試乗車がほぼ全て出払っていた。

 こちらは PINARELLO のブース。PINARELLO には相変わらず素晴らしいデザインのロードが並ぶ。お値段の方も相変わらず素晴らしいが。

 BOMA。最近の BOMA はデザインがちょっと変わった感じ。ひと昔前の方が好みだった……

 世界最古のイタリア自転車ブランド、Bianchi。個人的にはチェレステカラー以外特に目を惹くものを感じなかったが、ここ最近は「はやめブラストギア」の影響でちょっと注目のブランドになったwww

 でも確かに最近の Bianchi は割と好みのカラーリングやデザインになってきてるのよね……

 かつての我が第一位ブランドだった TREK は今年も安定して残念なカラーリングのまま……フレーム自体は良いのだからもっと頑張ろうぜ TREK……

 その販売形態や配送問題で色々と闇を抱えるロードブランド、CANYON。

 デザインは良く性能も上々らしいし、実際デザインは割と好み。しかしながら国内の有名ショップ達に嫌われるとなると、購買層は相当限定されることに……あと、 BORA ULTRA を履くのはずるいと思うwww

 パナレーサーのブースではクロスバイクで愛用しているタイヤ類をチェック。現在使用中なのが未だに Race A Evo2 なのが申し訳ないが、あれって割と丈夫なのよね……

 ちょっと注目のパナの新タイヤ「Gillar」。ただお値段がちょっとばかし……

 これなら vittoria の CORSA とかにも手が届いちゃうじゃんか……

 カーボンドライジャパンのビッグプーリーキット。一度使ってみたく思うけど、変速性能に若干の影響があるという話もあるため、未だに躊躇している……実際のところはどうなんだろうか。
 ちなみに展示されているのを実際に手でクランクを回して試して見た結果、確かにチェーン駆動のロスに関しては素人でも分かるくらいにシマノ純正プーリーとは明確な差があった。が、どうせなら変速性能も試してみたかった……

 ビッグプーリーの効果を謳い自社製品に自信を持つなら、そこまでして見せて欲しかった……と言うのは少し過剰要求か?

 やはり今年もやって来ていたメルセデスベンツ。

 今年は会場の至る所で TV 撮影があり、ここでも子どもが運転席にいるのを撮っていた模様。

 昨年は散々気の済むまで試乗しまくった Campagnolo のブース。今年は目的だった新ホイールを既に導入していたため、試乗はせず。
 購入したのは結局 ALEXRIMS の ALX473EVO だったが、やはりカンパの Shamal や Zonda に対する憧れがまだあるのも事実。いつかは購入したいね Shamal ……

 TRI SPORTS のブースでは「スポーツ用麦茶」なる奇っ怪なものが……試飲してみると、ほのかに塩味がする麦茶で、正直 味は全然良くない。

 ただこれは販売員さんも言っていたことで、あくまでもスポーツ時の水分&ミネラル補給用のドリンクなので常飲するようなものではないとのこと。そりゃそうだ……

 日本コンピュータ・ダイナミクスのブースでは HD ビデオカメラ搭載の GPS サイコン「Xplova」が展示。有名どころ以外のサイコンはこういう機会でもないとあまり触れることができないので、色々と弄ってみた。

 画面は大型のタッチパネルで、GARMIN の EDGE1030 よりも重量級。その分扱いやすく視認性も良かったが、ここまで大きく多機能だと連続使用時間がどの程度か気になるところ。

 こちらはサイコンのメジャーどころの GARMIN。ネットで時折見かける高度や斜度の表示問題が解決されているなら、欲しいサイコン No.1。

 GARMIN のサイコンは同社の活動量計と組み合わせることで、簡単に心拍数を図ることができるようになるのも魅力。この活動量計自体の評価も良いため正直サイコン関係なく欲しいけど、結構お高い……

 GARMIN 最大の魅力、Varia Vision。サイクリングでスカウター気分を味わえるという優れもの。将来的にはアイウェア自体が HUD 化してくれるのを期待しているが、現時点ではこれでも十分に未来的で素晴らしい製品だと思う。

 ただモノが相当高価なため、転倒時などの破損のことを考えると……ヤバい、精神が持たない(笑)

 グリコのブースではパワープロダクション関係の製品がズラリ。これらはサイクリングだけでなく登山でも愛用しているが、水に溶かして飲むといった関係上正直扱いにくい面も……水に混ぜずに直接飲む錠剤とか顆粒とかの方が水単体が欲しい時などは便利なので。

 見たいところをひと通り周り終え、ついに辿り着いた今回のサイクルモード最大の目的地であるエーゼットのブース。

 今年もしっかり販売してる、お目当てのケミカル類。エーゼット愛用者ならひと目で分かる、もはや狂気と言っても良い 超お買い得価格。

 ただ今年は残念極まりないことに、昨年のサイクルモードでは販売していたクイックゾルやパワーゾルの2本セット販売が今年はなくなってしまっていた……
 昨年のパワーゾルは単品こそ800円と今年と同様だが、2本セット販売では 1,200円と常軌を逸した破壊価格で販売されていただけに、何故昨年買い込んでおかなかったのかと悔やまれる……

 他にもエーゼット通販ではいつもお目に掛かる品々がズラリと並ぶ。中にはネット販売価格と大して変わらないものもあれば、どう考えて何かの詐欺と疑わざるを得ないような低価格で販売されているものも多数あるので、色んな意味で心臓に悪いwww

 エーゼットの人気商品のひとつ、アクアシャインシリーズ。ただ今回はここに罠が仕掛けられており、ガラス系コーティング剤の「アクアシャインコート」を手に取ってみれば、何と中身がワックス系の「アクアシャインWAX」だったwww

 まぁ店員さんに言ったらすぐ交換してくれたけどね……

 エーゼットの新製品、ラバーペイント「ZEQUE」。何でも塗ってから手で剥がせるペイント剤なのだとか……一応サンプル品をもらったので、何かの機会に使ってみようかと。

 さて、今年のサイクルモード最大の目的だったエーゼットのブースでは、目的通りケミカル類の大量購入に成功。
 パワーゾル2本に加えてクイックゾル1本だと約1年は十分に持つ計算なので、なくなった頃にはまた次のサイクルモードで格安のケミカルを買い漁れば良いという素晴らしいサイクルがここに形成された(笑)

 他にも幾つか買い込んだモノがあるが、それはまた次の機会にでも使用レビューと一緒に紹介しようかと。

今年もサイクルキッチン&アウトドアフェスを見回ってみる

 今年最大の目的も無事達したところで、エネルギー供給のために今年もいざサイクルキッチンへ。

 今年も大盛況のサイクルキッチン。まぁサイクルモードで唯一の補給場所だから当然と言えば当然だが、万博公園に来ている親子連れなどサイクルモード参加者以外の人も大勢居る模様。

 やけに騒がしいと思ったらご当地アイドルが騒いでいた。ご当地かどうかは知らんけど(笑)

 今年も色々美味しそうなものが並んでいるが、昨年から並ぶ同じものも多かった。昨年と同じものというのも面白みがないので、今年は昨年食べなかったものからチョイスすることに。

 普段はそんなに好きではないラーメンも、こういう所で見ればとてつもなく美味しそうに見える不思議マジック。

 しかも結構有名らしい。辛いのが好きなのもあって魅力倍増。

 ……というわけで今年のチョイスは「包み揚げ焼き餃子」と「豚串」、

 そして味仙の「台湾ラーメン」の3つ。

 焼き餃子は結構独特の歯応えで、かなり衣が堅めで噛み切るのに手間取るほど。これ子どもにはキツいかも……でもその分中身は熱々で冷めにくく、味はしっかり餃子だった。

 台湾ラーメンの方は、何というか 想像以上に辛かった。辛いの好きでないと辛いレベルの辛さだが、辛いだけでなく旨味もしっかりと乗っていたので、辛い物好きにはお薦め。でも快適に食するためには冷たい飲み物必須なので事前に買い込む必要あり。

 今思い出しても辛い……

 食後、併設されていたアウトドアフェスを見回ってみる。

 何かコレ見たことあるな…… 火の鳥 とかで。

 非常にシンプルかつ統一感のあるセット。ある意味大自然の中ではこれぐらいシンプルな方が逆に映えるのかもしれない。

 こちらはアウトドアと言いつつもガッツリ文明の利器で大自然に切り込んでいくスタイルの代表格、キャンピングカー。

 とは言っても欧米でのキャンプはこうしたキャンピングカーを利用したオートキャンプの方が主流なのだとか。

 サイクルモードとの併設を意識してか、自転車搭載能力をアピールしたものも。

 車内キッチン搭載型。憧れるけど、これ絶対使いにくい(笑)

 安価ながら極めて高い実用性から強い人気を誇るモーラナイフのブース。

 モーラナイフの実物に触れるのは初めてだが、刃渡り、刃厚など豊富な種類がある模様。

 モーラナイフを使用してのフェザースティックの作成と、ファイアスターターでの着火の実演も行われていた。こう言うの見てると俄然欲しくなってくる……

 こちらはアウトドアというか、災害時などに活躍しそうなモノを取り扱っていた。

 水との化学反応で加熱するタイプのランチボックス。コスパは悪そうだが、万が一の災害時には確かに心強いアイテムかと。特に冬場に暖かいものは生命に直結するほど重要だしね……

サイクルモード後半戦はまったり見物モードで

 既に前半戦で当初の目的は達してしまったし、今年は特に試乗予定もないので、食後の後半戦はゆったりまったりと残りのブースを見回ることに。

 エーゼットの近くに構えていた同じくケミカル類のメーカー、Vipros(ヴィプロス)のブース。

 Vipros のチェーンオイルは知ってはいたけど実物を見るのは初めて。高性能っぽくはあるが、お値段は結構張る……安かろう悪かろうでは困るが、高性能でも高価なものにはなかなか手が出ないのが一般庶民の現実なんですよ……

 こちらは毎度お馴染みの CAT EYE(キャットアイ)のブース。

 今回の注目製品はこの「WEARABLE X」。自転車のみならずサドルバッグやリュック、普通のカバン類にも取り付けることが可能なオールマイティ仕様のライト。
 バッグ類への取り付けは専用のクリップがバンドを選択することが可能で、特にこのクリップは専用品のため走行時にライトが振動などで脱落しにくくなっているのは特に高評価。

 昔サドルバッグにクリップで付けていたライトが振動で脱落して破損した経験を持つ身としては、こういう製品を待ち望んでいたわけで……

 こちらはヘルメット専用のライト「VOLT400 DUPLEX」。見ての通りテールライト付きの VOLT400 だが、VOLT シリーズの利点である共通カートリッジバッテリーの使い回しが制限されるという点でちょっとマイナス評価。夜間ライドの機会が多い人には良いかもしれない。

 こちらはドロップハンドルの端末にも装着可能なライト「LOOP2」。一度使ってみたくはあるが、これ使うとバーエンドに付けてるミラーが使えなくなるというジレンマが……

 しかし CAT EYE のライト類はいつ見ても種類豊富でしかもコスパも高いと優秀極まりない。できればサイコンの方にももう少し力を入れて頂けると大変嬉しいのだが……

 SPECIALIZED の S-WORKS。最近はカラーリングが何か独特になってきてるような……

 こちらは「QiCYCLE」という、また珍しいメーカーのブース。どうやら中華系企業の投資で開発した自転車らしい。

 最近は本当に色々なメーカーが電動自転車に着手している模様。それが良いことかどうかはまだ分からないが、これから電動自転車のシェアが拡大していくのは確実そうではある。

 でもそれだと最終的にはもう電動オートバイでいいじゃんって話になりそうだけど……

 何はともあれ今年も十分に堪能できた CYCLE MODE RIDE OSAKA。来年もまた開催予定とのことなので、是非訪れたい……予定さえ合えば。

 今年は見送ったけど、来年はまた試乗とかしてみたい……

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