【飽食の】CYCLE MODE RIDE OSAKA 2019 へ【祭典】
今年もまたやって来た、関西版サイクルモード「サイクルモードライド OSAKA 2019」。まだ転職して間もない不安定な環境にも関わらず、そんなの一切気にすること無く当然の如く今年も参加。
と言うか新たな職場は結構ロードバイクやってる人や理解ある人が多いので、そういう意味ではやりやすそうではあるかも……
今年は開催 30 分前と若干早く到着。会場前でこんな演説やってるの初めて知った……これは今年だけか、それとも例年の行事か……
毎年万博記念公園の入場ゲート前の受付から混み合うのが常だったが、今年はゲート通過が驚くほどスムーズで何事かと思い来や、サイクルモードライド会場前で行列ができていた。これが一気にこの狭いスペースに押し込むのか……
基本的に人混みは嫌いなためコミケなどにも一切参加しない主義だが、サイクルモードだけは例外中の例外として毎年参加している。が、それでも全く慣れない……あと数十パーセント人口密度増えたらもう行くのやめそう……
今年度サイクルモードライド OSAKA では参加企業の顔触れに若干の変化が
人混みに流されるようにサイクルモードライド OSAKA 2019 会場へ入場。
入場してまず驚いたのは、いつも会場入口付近の定位置に陣取っていた GIANT の姿が無く、代わりにキャノンデールが陣取っていたこと。
自転車メーカーとしては世界最大規模の GIANT が不参加って結構な大事件のような気がするんだが……単に今年だけ不参加なのか、今後も参加しないのか、少し気になるところ。
気を取り直し、キャノンデールのロードバイクをチェック。最近のロードバイクの流行に合わせてか、キャノンデールのロードバイクも昔と比べて随分とエアロ色が濃い車種が多くなってきていると同時に、カラーリングデザインにも変化が見られる。
しかしその人気は相変わらずで、展示してあったお値段 100 万超えの SystemSix Hi-MOD は事前予約無しでは試乗できないとのこと。
20 インチ車でありながら市販スーツケースに収まる世界最小の折り畳み自転車を販売する CARACLE(カラクル)。
お値段は完成車で 20 数万円からと決してお安くはないが、8 kg を切る重量と追加料金無しで海外旅行にも持ち出せるというこの携帯性は確かに魅力。
ハンドルはストレートだけでなくドロップハンドルも用意されており、コンポーネントには 105 あるいはアルテグラを選択可能など、走行性能もしっかり維持されている。
性能だけ見れば自転車通勤にも十分に活用できそうだが、残念ながらこいつにリアキャリアを搭載するのは難しそうなので、もし通勤に使うなら鞄はリュックにして背負うしかなくなるのがネックか。
同ブースにてなぜかチタンボルト類も販売。高いか安いかは評価基準がないためよく分からん……
ジテンシャ×旅エリア。旅と言うか要はご当地のサイクルコースや見所紹介エリア。
北ははるばる北海道からのご出展。行きたいけど行くには少々距離が……
新潟県は久比岐自転車道の PR キャラクター「久比岐凜」を全面に押し出して出展。最近こういうの増えてきたため、もうひと捻りないとなかなか目を惹き辛いかと。
今欲しいサイコン候補 No.1 のガーミンのブースへ。
まぁ欲しいと言ってもすぐにというわけではなく、狙っているのは現行の Edge820J が次バージョンの 830 になってから購入する予定。
どの程度の割合で発生しているのかはさておいて、やはり不具合問題とかの報告が多い 820J は現状では避けた方が無難と判断。まぁ 830 で修正されている根拠もないんだけどね……
Edge シリーズも欲しいが、日々のライフログ兼 Edge 連動用心拍モニターとして vivosmart 4 も欲しい。何か最近欲しいものだらけだ……
グリコブースではパワープロダクションシリーズが特値販売。サイクリングで有用なのはクエン酸や BCAA あたりだが……
知っている人は知っている、実のところ Amazon とかのネット通販の方が安価なことが多いという事実……まぁ微々たる差ではあるけれど。
クエン酸 & BCAA はクエン酸と BCAA を同時に採れるので合理的かつ便利だが、これは水に溶かす必要があるため、直飲み OK な顆粒スティックとして持ち歩けるタイプよりも利便性に劣るという欠点も。
ブース前を通りかかったら猛烈な勢いでプッシュされた AirFly。悪くは無いと思うが、その場で即断即決できるほど穏やかな金額でもないのでまぁ様子見で。
昨年に続き今年もまた主目的のひとつとしていたエーゼットのブース。目的はもちろん価格破壊上等で販売されているケミカル類。
そうでなくてもお安いエーゼットのケミカル類だが、サイクルモードではどう考えてもトチ狂っているとしか思えない特値で販売されている。これだともう通販では売り辛いレベルと心配してしまうぐらい……
ただ今年は販売品目を大きく削っており、販売していたのは特値提示のケミカル類だけで、昨年ネット通販と同額で販売されていたアクアシャインコートなどは今年は姿を消していた。
今年は愛用しているパワーゾルと CKM-001 を 1 本ずつ、速乾性パーツクリーナーを 3 本、そしてお試しに洗いま専科ハンドクリーナーを購入。
洗いま専科ハンドクリーナーは、要は油汚れをスピーディーに落とすためのモノで、ある意味完全な贅沢品のため正直不要っちゃ不要だが、帰宅後に早速試して見てその抜群の効果を実感。
普通のハンドソープではなかなか落ちない油汚れがほぼ一発で落ちる。スクラブ配合で多少ザラついた独特の感覚だが、そのスクラブが肌の皺や爪の間に入り込んだ汚れもしっかりと落としてくれた。これまでは台所用洗剤まで駆使して落としていた汚れがコレ一本でほぼ落とせるようになったのにはちょっと感動。
贅沢品と言っても 300g で一本税抜き 580 円(今回のサイクルモードでは特価 300 円)で、量もそうそう使うものではないと考えればコスパも良い方だと思う。これでまたエーゼットのリピート品目が増えてしまったか……
サイクリングの聖地、その有名どころのひとつであるしまなみ海道からはサイクリスト用補給食「minagiru(ミナギル)」が発売されるとのこと。
味は何種類かあるが、それぞれ「ライド前」「ライド中」「ライド後」用に分類されている。
試供品としてライド後用のベリーチョコレート味を 1 本もらう。本来は SNS やってないともらえないが「ぼく……やってない……」と泣き落として頂きましてございますwww
食後はアンケートに回答。現在はネット通販のみでの展開だが、アンケートなどで集めた意見を煮詰めて一般店舗での販売を目指すとのこと。
ただ、味も食感も悪くないのだが、いかんせんお値段が少々お高いのが唯一にして最大の難点。1 本 300 円台後半じゃあよほどのお金持ち様以外日常補給食として購入しないと思いますぜ……
皆大好き(かどうかは未確認w)パナレーサーからは、何とまさかの RACE EVO 4 が発表。ついこの間までうちの TREK 7.5FX は EVO 2 履いてたってのに……
RACE EVO 4 の説明をちょっと受けたが、EVO 4 ではこれまでの RACE シリーズの特徴であったタイヤ接地部分が山成りになっていたのが多少平たくなったとのこと。
一般発売は少し先で、まだカタログにもホームページにも掲載されていないらしい。ちなみに自転車通勤に最適なタイヤはどれ?って聞いてみたら、RACE D じゃなく普通にグラベルキングかツーキニスト推されたwww
自転車用ライトとサイコンの我らがキャットアイ。ブース内は相変わらずの人だかり。
自転車通勤を始めてから一気に重要度 MAX のフロント&リアライト。現在は旧型のオムニ 5 を使用しているが、そのうち新型のテールライトに交換したい……
サイコンに関しては正直最近のキャットアイは失速気味で、あんまり欲しいと思えるサイコンがない……
……と思いきや、まさかの新型サイコン「アベントゥーラ」の姿が!
聞いてみるとまだ参考出品の段階で正式な発売は恐らく GW 前後とのことらしいが、従来の速度センサー連動型ではなく GPS 連動タイプ(設定はスマホから)で稼働時間は約 80 時間という、機能を絞ることでロングライド・ブルペ用として割り切ったサイコンであるとのこと。
展示されているのは英語表記だったがもちろん日本語にも対応し、別途センサーを用意すればケイデンス、心拍数、パワーの計測も可能。
約 80 時間という持続時間は明らかに一般の週末サイクリストにはオーバースペックだが、ブルペなどを行っている人にはまさに最適なサイコンに仕上がっている。
凄く気になるは気になる。が、正直これまで 1 日の最大走行時間が 10 時間ちょいの身としては不要なのも確か。こう、もう少し控えめでお値段もお安い近似機種があれば……ねぇ。
自転車通勤を始めて気になりだしたもうひとつの要素、それは新ヘルメット。というわけでキャットアイのすぐ対面にある Kabuto のブースへ。
Kabuto が誇るフラッグシップヘルメット、ZENARD-EX。いや、これ
キャットアイの新型サイコンより高額ですやんwww
それどころかガーミンの Edge 820J とすらタメ張る金額……まぁ ZENARD-EX は軽量性と冷感性能をウリにしたモデルなので決して万人向けではないからこそのお値段なんだろうけど……
自転車コンポーネント界の支配階級の一角たるシマノのブース。近年は E-BIKE 用コンポに注力しており、それが自転車業界全体の E-BIKE への移行に拍車を掛けているのは間違いない。
このとってもマテリアルなメカ感が素敵。
E-BIKE には賛否両論がまだまだ混在しているが、新技術としては確かに面白くて注目しがいもある。今後さらにバッテリーが長寿命化して総重量も抑えられるとなれば、もはや E-BIKE がスタンダードの座を獲得するやもしれぬ勢いが感じられるのは確か。
まぁそうなると、オートバイ関係との線引きの問題やらが出てくるのも間違いないだろうが……
主流と言えば、最近はめっきりディスクブレーキが主流になり、V ブレーキの姿はめっきり見なくなってしまった……せめて旧フレームでも使用できるディスクブレーキを開発して欲しかったところだが、まぁフレーム強度の問題もあるから難しいか……
バイクパッキング用バッグ類と Di2 の新型。Di2 はそのうち KUOTA KRYON に搭載したい。で、取り外した 105 コンポは新たにクロモリフレームでも購入してそちらに移植するという計画を現実のものに……っ!
比較的新しい折り畳み自転車の新興ブランド、Tern(ターン)。新興とは言っても DAHON の創業者の息子が DAHON から独立して興したブランドとのこと。
展示されている上記写真の車種は「Vektron S10」。Bosch製 e Bike System を搭載した日本国内向けにデザイン・製作された折り畳み自転車。
最長 100 時間の大型バッテリーを搭載し、リアキャリアも装備可能。電動のため重量は約 20kg とどうしても重くなるが、輪行など短距離での持ち運びならまぁ許容範囲内。
特筆すべきはこの折り畳み時のひと塊のマテリアル感半端ない携帯性能。ここまで電動自転車でありながらコンパクトに収まるのは素晴らしい。
時速 24km まで電動アシストで快適に走行でき、多少重量があるものの携帯性能は良いとなれば、確かに自転車通勤用として選択肢のひとつに十分入る。価格も税抜きでギリ 30 万以内なので、言うほど無茶な価格でもない……と思う。多分。
折り畳み以外にも多数のバイクを取り揃えているのも魅力。これまで未注目のブランドだったが、自転車通勤している今となっては一転注目のブランドに。
こちらは現在色々な意味で騒動の渦中にあるルノーの折り畳み自転車。
折り畳み自転車としての性能は未知だが、カラーリングはちょっと素敵。
ミノウラの三点ローラー台。どうやら振動軽減性能をウリにしたタイプらしい。でも今欲しいのってグロータックの四点ローラーなのよね……
今年の KUOTA。KUOTA って何か年々カラーバリエーションが色々攻めていってる感じ。
もし次にカーボンロード購入するならやはり KUOTA にしようと思っているが、問題はどの車種が一番良いのか……個人的には次はシートポストがエアロじゃないのが良いかも……
イタリアンバイクの雄・ピナレロは今年も王者の風よ……
お値段 150 万とか一体どこの自動車だよ……これが公道走ってたらちょっとどころじゃなくビビるレベル。というかコレ明らかに公道走行想定してないよね……
公道走るならやっぱりプリンスとかだよね……とか思いきやこちらもお値段異常。何だよ 90 万円台ってwww
ヤンキー王国アメリカの覇者・TREK は今年も変わらぬビックリカラーリング。もう TREK はずっとこの路線で行くつもりだろうか……
マドンとかに多少マシっぽいのもあった。けどやはりあんまり購入意欲は刺激しないな……頼むからかつてのデザインセンスに目覚め直してくれ TREK……割とマジで。
色々とネットで話題になっていたおたふく手袋、満を持してサイクルモードへ出店。
おたふくのロゴはさておいて、ウェア自体のデザインは悪くない。というか良い。
おたふく手袋の製品には初めて触れるが、価格・デザイン共になかなか良さげなものが多いのにはちょっとびっくり。
ネットでもよくレビューを目にする「BODY TOUGHNESS」シリーズ。現在コンプレッションウェアはスポーツアルペンの TIGORA をメインに愛用しているが、一度こちらも使ってみようか……
今年のサイクルキッチンでは財布の紐が緩みまくり食べまくり状態に
ひと通り見終わって時間はちょうど 12 時前と言うことで、恒例のサイクルキッチンで昼食を摂ることに。今年は行列による時間のロスを懸念して途中のコンビニで食料を買い込んできたが、幸いにもそれほど並ぶことなく昼食をゲットできた。
まず目に付いたのは SPICE6 のカマージ。どれも美味しそうだがさすがに全部は食べきれない……の前に財布の中身が持たないので、
今回はスパイシーサワーソースのチキンカマージをチョイス。美味しかったが、個人的には少々スパイシーさが足りなかった感じ。まぁ万人向けにしないと駄目だしこんなものか。次も出店してたらひよこ豆のチャパティロールなんかもぜひ食べてみたい。
この特注の鉄板で約一週間下拵えしておいた数キロの肉を一気に調理していく様子は壮観。
鶏肉大好物の身としては見逃せない、食べ比べ対決。しかも横にはフィッシュ&チップス……だと……?
カロリーなんて都市伝説です。偉い人にはそれが分からんのですよ!
だから世の中にはデブが増産されるのだよ……でも美味しかった。超美味しかった。
この他にも A5 ランク牛肉のカレーパンやら何やらに加え、事前に用意していたサンドイッチなんかも全部まとめて平らげ、プラス無償提供されていたサントリーの新生茶やら午後の紅茶やらを 5 本ばかり飲み干して、もう腹の中がどエラいことに。
このお陰で 午後から予定していた試乗オールキャンセルですよwww
まぁキャンセルったって別に事前予約してたわけじゃないけどね……
食休みがてらアウトドアフェスをまったり回る
さすがにアクティブに動くとレインボーブレスしそうだったので、しばらくアウトドアフェスをゆっくりと見物することに。
これは絶対に展示されていると読んでいた、スズキの新型ジムニーちゃん。
スクエアを基本デザインした質剛健な内装には惚れる……剛性を最優先とした代償として乗り心地や燃費など犠牲にしている面も多々ある、決して万人向けでは無い「割り切れる」人用の軽自動車だが、それでもやはり惹かれる部分は大きい。
お前ホントに軽自動車かよwwwと疑わざるを得ない足回りにスタッフの人に聞いてみたら「いえ、それ社外品です」とまぁ予想通りのお答え。
相変わらずアウトドア製品満載で心躍る。が、使う機会が……
OK ワゴンの展示ブース。ここはキャンピングカーの販売ではなく、ベースとなる自動車は自分で用意し、それをキャンピング仕様にカスタムすることに特化した企業とのこと。
超充実の内装。電源類やフルフラットベッドはアウトドアだけでなく災害時にも有用なので、確かに魅力溢れる内容に仕上がっている。ただお話では台所周りのオプションはあまり人気ないとのこと……
木製食器類。アウトドアっぽいが、正直アウトドアにはあまり向かないかと。どちらかと言うと屋内で雰囲気出したい時用の食器類かと。
今年も来ていたモーラナイフ。
柄はカラフルだが刃身は無骨で実用重視。
恐らく使用する機会は生涯に何度も無いと分かっていても惹かれて止まないファイヤスターターでの着火作業。フェザースティックの作成から着火まで全部これ一本でできるとか浪漫の塊だな!
カシオのブース。カシオと言えばアウトドアウォッチのプロトレック。そしてプロトレックと言えばスマホと連動するスマートウォッチ、プロトレックスマート。
プロトレックスマートの新型、WSD-F30。現在欲しいものリストベスト 3 にランキング中。
プロトレックスマートは発売当初からずっと欲しかったが、何分スマホを持ってなかったので……しかしスマホを所有している現在ではついにこれを購入する意味が……っ!
ま、後はお財布とのご相談ですかね……
サイクルモード会場とアウトドアフェス会場の出入り口付近に、なぜか不二家のブースが。
アウトドア枠での出店と言うことは行動食としてのアピールだろうか、「ホームパイ 大人のリッチチョコ」の試供品を配布していた。
今年は食い過ぎが仇となったが、来年こそは E-BIKE の試乗を誓う……
今年は残念ながら腹が一杯で午後からの試乗を断念せざるを得なかったが、来年予定されているサイクルモードライド OSAKA 2020 ではぜひとも E-BIKE 関連に試乗したいところ。あとクロモリロード。
目的はやはりどちらも自転車通勤用として。もちろん週末サイクリングの用のロードバイクもそのうち新車を狙うつもりだけど、まずは日常使いの方から固めていこうかと。
今年も太陽の塔をワンショット。そういやコレまだ内部見学できたっけか……しとけば良かった……
おまけ:今回購入した目玉アイテム
自転車の整備作業で付いた油汚れが想像以上にスピーディーに落ちる。油汚れ自体は時間さえ掛ければ普通のハンドソープでも綺麗に落とせるが、スピーディーにとなれば話は別。時間を掛けずに綺麗にしたいならば非常にお薦め。
ここだけの話エーゼットの公式通販よりも、こうしたイベントでの購入や楽天の他店舗の方が安価な場合が……
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