PWT の自転車用メンテツールを買い揃えてみた
実はここ最近自転車のチェーンが伸びに伸びてちょっとしたことで簡単に外れるようになってしまった。ちなみにKUOTA KRYON ではなく、TREK 7.5FX でもなく、通勤用のシティサイクルの話。
何と言っても購入してから今現在に至るまで少なくとも地球1週分以上の距離は軽く走破しているにも関わらず、ただの一度たりともチェーン交換をしたことがないという酷使極まる実にブラックな使い方をし続けていたので、この結果は当然と言えば当然の帰結。そもそも前兆は既に以前のメンテ時にも現れていた。
そこで必要に迫られてチェーン交換をしようかと思い立ったが、ここでひとつ問題が発生。これまでチェーン交換なんてしたことないので、当然交換に必要ツールなぞ持っていない。
……というわけで今回チェーン交換に必要なツール+運賃無料金額への調整のため、他にも前から欲しかったツール類を購入してみた。
ちなみに今回購入したのは、全て PWT 製のツール類。他にも同様のツールは自転車用品の雄である Simano をはじめてとして多くのメーカーが販売しているが、PWT のものが一番デザイン的に好みで安価だったので。
まずはチェーン交換に必要なツール、チェーンカッターとチェーンフック
チェーン交換に必須なのは、チェーンのピンを抜いて物理的にチェーンを切断するためのチェーンカッター。
PWT のチェーンカッターは複数種類あり、最初は CT-03R が一番欲しかったが、「可動式チェーンガイドにより全てのチェーンに対応」という謳い文句に惹かれ、プロふフェッショナル用の「PWT オールスピード プロフェッショナル チェーンカッター CRE80」を購入。対応チェーンは1 ~ 11速までの既存の全チェーン。
この赤いボタンをプッシュすることで、バネが仕込まれたチェーンガイドが稼動してあらゆるサイズのチェーンに対応する。
造りは頑丈で、ハンドルも大きめで使いやすい。そのため携帯には不向きという面も。
万が一の破損時に備えて、予備のピンも2本付属。しかしこの本体自体そう高価なものではないので、破損したら気軽に買い直せる価格帯なのも嬉しい。Simano のとか普通に数千円するしね……
こちらはチェーンフック CF207。チェーンカッター CRE80 にはチェーンフックが付属していないために別途購入(CT-03R は内蔵されていた)。
役立つかどうかはこれから実際に使用してみないと分からないが、レビューでは便利と評判で安価だったのでついでに購入。
金額調整のために購入したスプロケット周りのメンテナンスツール類
今回購入したのは楽天の PWT ショップで、購入価格合計5千円以上から元払いとのことだったので、金額調整のために一緒に購入したスプロケット周りのツール類。
実はクロスバイク時代から数えてスポーツバイクに約6年も乗っているのに、スプロケットリムーバーなど一切持ってなかったというこの事実。
……というわけで人生初のスプロケット周りのツールとして購入したのが、この PWT のフリーホイールリムーバー/フリーホイールチューナーセット。
機能的にはもっと優れた PWT-FP-L-FR10-ISH12SET というセットもあるが、初心者がゆえにまずは安価なこのセットから使っていこうかと。
こちらはメンテナンス時にも輪行時にも使用できる フロントホルダー&チェーンキーパーツール。ちなみにフロントホルダーとチェーンキーパーツールそれぞれの単品販売もあり。
PWT フロントホルダーFH22。対応エンド幅は 100mm なので、クロスバイクにもロードバイクにも使用可能。これはどちらかというとメンテ時よりも輪行などの輸送時に主に使用するツール。
PWT チェーンキーパーツール CKT22。こちらはメンテ時にリアホイールを外した際に代わりに装備しておくと、チ変速しながらのメンテが可能になる。チェーンを持て余すことがないので輪行時にも便利。
こうした構造のツールは他にも様々なメーカーから出ているが、どれも結構お高い…… PWT のものが一番落ち着いた価格帯の上、造りが写真で見ても実物を確認してもしっかりしていてかなり良いのでお薦め。
しかもレバー部分のスペーサーをずらして調節するだけで、エンド幅 130mm と 135mm の両方に対応するため、これひとつでロードにもクロスにも MTB にもオールマイティに使用できる。複数台自転車を所有しているならイチオシのツール。
PWT 製品の購入は楽天の PWT ショップがお薦め
PWT 製品を普通に購入するなら Amazon でも販売しているが、楽天の PWT ショップの方が価格が若干だが安価で、在庫の割合や運賃条件も含めて考えてもお得な傾向にある。
もし Amazon ギフト券が貯まっている場合は Amazon で購入した方がお得な場合もあるが、それ以外なら楽天での購入をお薦めしたい。
本当は他にも欲しいツールがいくつかあったが、最近は登山用品の購入で既に金欠状態でどうにもマズくなっているので、それらはまた今後の機会に見送りということで……
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