飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

【登山装備】悩んだ末に人生初の登山靴を購入【第3弾】

2016年11月25日

 ヘッドライト、レインウェアと続き来年の富士登山用装備として今回購入したのは、登山3種の神器のひとつである登山靴。実はコレが一番買うかどうか悩んだ登山用品だったりする。

 登山用装備において「最も金を惜しむな」と言われている三種の神器に数えられてるんだから購入するのは当然だろ!というのはごもっともな意見ではあるが、目的が富士山で、しかもその後使用するかどうかは不明という付加条件が付けばちょっと話が違ってくる。

 というのも登山初心者でも比較的難易度が低いとされる富士山でも基本装備として登山靴は確かに推奨されているが、実際のところ普通の運動靴でも登ってる人は多く居るとのことで、これで事足りるなら費用節約にもなるし……とも考えていた。

 ……が、色々と悩んだ末に最終的には「登山において脚は生命そのもの」と判断して購入を決意。

 ちなみに登山靴は厳密なサイズ合わせの必要があり、また前回の一件での負い目もあったため、今回は最寄りの好日山荘の実店舗で購入することに。ちょうどセール中で 10% 割引もあったし。

選んだ登山靴は登山初心者御用達、定番中の定番 Caravan C1_02S

 登山靴を購入するのは初めてなのでどれをどう選んだら良いか基準を知らず、しかし店員さんに聞いてお薦めをそのまま鵜呑みにするのも避けたいと考え、取りあえず情報収集。
 本来ならできる限り多くのメーカーの登山靴を履き比べるのが常道だろうが、さすがにそれだけの労力を費やせる自信はなく、またそれだけの品揃えを持つ店もなかなかないだろうから、取りあえず予算を基準に「登山初心者」「入門」「無難」「メジャー」などをキーワードに絞り込んで目星を付けたのが、

 ユーザー・メーカー共に「登山入門者向け」を謳う、登山靴メーカーの定番であるキャラバンを代表するシューズ「Caravan C1_02S」。カラーはセール対象は店頭在庫のみということで、丁度合うサイズで唯一残っていたグレーを選択。

 まさに定番中の定番、無難中の無難で何の面白みもヒネりもない選択だが、初の登山靴使用で目的は富士登山、そしてその後の使用は不明瞭と来れば、多分これがベストチョイスと言っても良いかもしれない。

 他にも一応候補としてシリオmont-bell の同価格帯の登山靴も物色したが、履き比べやデザイン比較などの結果キャラバンの登山靴が最も合うと判断した。

 登山靴の特徴のひとつ、フック。普通の運動靴や革靴とは違い脚への締め付け強度を調節しやすく、また靴紐を解きやすいようにこのような構造になっている……とのこと。

「Caravan」の文字上に鈍く輝く「GORE-TEX」のプレート。購入価格は 10% 引きで約13,000円程度だったが、この価格帯でもゴアテックス素材使用。

 ……が、登山靴も初めての上ゴアテックスも初めてなので、何がどう凄いのか 文字情報以上には理解不能というこの現実。まさに宝の持ち腐れ(笑)

 ゴアテックスは高い透湿性と高い撥水性を併せ持つ素材で、雨に打たれても中まで濡れにくく、また脚は蒸れにくいという。確かに夏場の登山では有用そうな感じ。

 普段履いている靴のサイズは 24.5cm と成人男性にしては小さい自分だが、登山靴は厚手の靴下を履くことを考慮してサイズは 25.0 をチョイス。靴下を借りて試し履きした感じでは結構フィット感はピッタリと感じた。
 25.0 の後に続く「EEE」は日本人の足甲の幅に合わせた幅広サイズを示している。これも Caravan を選択した理由のひとつ。

 人生初の登山靴に、人生初のゴアテックス。そして 25.0 の靴を選ぶのも人生初と人生初だらけだ(笑)

 ラベル表示には「MADE IN VIETNAM」とあるが、まぁ最近の日本製は大抵はこんな感じなので特に気にはならない。実際使用した後で感想変わるかもしれないけど。

 登山靴の特徴である、通常の運動靴などとは明らかに異なる分厚く堅い強度のあるソール。ただ C1_02S は本格的な登山靴よりも若干柔らかめで、登山初心者にも使い心地が良いように設計されているとか。
 またソールは消耗品かつ経年劣化もあって5年程で剥がれたり磨り減ったりしてしまうが、C1_02S はソールの張り替えにも対応しているとのこと。

 だが C1-02S は登山靴の中でも安価な部類なので、ソール張り替えの修理金額によっては靴ごと買い換えてしまう方がコスパ良いかもしれない……

登山靴は本番登山までに何度か登山して履き慣れておく必要あり

 まぁこれは登山靴に限った話でもないかと。いきなり本番登山で初使用 → 靴擦れで登山断念とか悲しすぎるしね……

 ただ試し履きの登山をどこでしようかというのも結構悩む話で、本番登山ならともかく、いわゆる試験登山で遠出や装備にがっつりコストや時間かけるのも少々躊躇われる……

 生活圏内の奈良県・大阪府・京都府で探すなら、やはりまずは奈良の葛城山や大阪金剛山、京都なら比叡山などが気軽に行ける圏内になりそう。
 一番近場には信貴山や生駒山、若草山なんかがあるけど、これってどれも登山靴履いてのトレッキングというよりもハイキングな山だからなぁ……

 取りあえず履き慣れるためのお試し登山も春が近くなってからなので、実際の使用感レビュー等もそれが済んでから改めてしてみたいかと。

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