飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

OM-D E-M1 MarkⅡ を求めて OLYMPUS Photo Festa 2016 へ

2016年11月26日

 オリンパスのミラーレス一眼新フラッグシップとなる「OM-D E-M1 MarkⅡ」が体感出来ると聞き、早速 OLYMPUS Photo Festa 2016 へ。
 大阪会場はグランフロント大阪のうめきた SHIP 2F ホールにて、11月26日及び27日の2日間開催。OM-D EM-1 の発表があったのも確かグランフロント大阪だったはず……会社の近くなので定期使って交通費ノーコストで行ける良い会場チョイスだ(笑)

約3年ぶりとなるフラッグシップ機モデルチェンジの初体験

 今回も前回同様会場がグランフロント大阪だが、場所は前回とは異なり今回はグランフロント大阪南館前 1F のうめきた広場内にあるうめきた SHIP の 2F ホール。
 前回の会場はグランフロント大阪の北館内地下だったが、今回そこは循環器学会の発表会か何かに占領された模様……おかげで場所探すのにちょっと苦労した。

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 ようやく発見した OLYMPUS Photo Festa 2016 の看板。入場無料とのことだが、入口受付で OM-D E-M1 所有しているかしていないかで記念品がもらえるか否かが分かれるという、ちょっとした選別の儀に見舞われることに。

 こちとら E-510 止まりの旧時代ユーザーなんで当然選別されました。

 まぁ最初から分かってたんで別にいいけどね(笑)

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 会場に入ると、まず並ぶのが数々のライトアップされたディスプレイ群。

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 早速目に入るのが、今回のメインである OM-D E-M1 MarkⅡ。実機のみならずこうしたモックアップや分解図などは、これだけでメカ好きには堪らない。

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 歴代の OM-D シリーズや PEN シリーズ、そしてレンズ類。

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 OM-D E-M1 MarkⅡ や新レンズのカットモデル。

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 実際に操作可能な実機類。装着されているレンズやアクセサリー類も多種多様。

 案内のお姉さんに「よろしければお持ちの SD カード入れて撮影してみて下さいね」と言われたが、

 すんません。E-510 はコンパクトフラッシュなのよね。

 もうひとつのメディア、xD ピクチャーカードに至っては既にロストテクノロジー扱い。企画も製造もオリンパス製なのに(笑)

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 他の OM-D シリーズや PEN シリーズも実機が置いてあった。PEN-F も OM-D とは方向性が違うものミラーレス一眼としては相当良いレベルの仕上りで、サブとしてではなくメインとして欲しいと思える1台。

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 とは言えやはり大本命はオリンパスのミラーレス一眼のフラッグシップたる OM-D E-M1 MarkⅡ。装着レンズはこちらも新発表となる M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
 35mm 換算 50mm という焦点距離は風景撮影から小物撮りまで多用するので、慣れないと扱いは難しいが使いこなせれば非常に強力。しかも F 値 1.2 という綺麗なボケを表現出来る明るさも大きな魅力。

 正直超欲しい。単焦点使いこなせる自身全く無いけど。

 でも E-510 で使用している標準ズームレンズでも、やっぱり使っている焦点距離は 25mm が一番多いのは間違いないんだよなぁ……コレ本体とレンズセットで出たらちょっと考えるかも。

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 トークステージスケジュール。こうしたイベントには付きものの、プロや開発陣の話を聞ける貴重な機会。聞いて素人に理解できるかどうかは別として(笑)

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 前回よりも小さい会場だったが、席は満席で立ち見も多く、如何に多くの人が OM-D E-M1 MarkⅡに期待しているかが分かる。
 ちなみにプロジェクター映像は、ちょうど 50M ハイレゾショット を説明しているところ。何でも8回撮影した画像を基にハイレゾ相当の高解像度を実現するとか。

 写真画像のハイレゾ化は巨大な引き延ばし写真などでは非常に有用だが、正直 TV の 4K すらコケつつある素人界隈での使用では無用の長物っぽくもある……まぁ OM-D E-M1 MarkⅡ はプロ使用前提のフラッグシップ機なんで決して無駄ではないんだけれど。

OM-D E-M1 MarkⅡ 実機試用レビューと個人的な撮影目的に対する評価

 OLYMPUS Photo Festa 2016 に来ていた人は多かったものの実機に触れる機会は割とゆっくり取れたので、思っていた以上に OM-D E-M1 MarkⅡに触れる機会が得られたの僥倖だった。

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 取りあえず色々とパシャパシャ撮りつつ触ってみたので、簡単にレビューしていこうかと。ちなみに上記画像の装着レンズはこれも新発表レンズの M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO。12-100 の画角で F 値 4.0 維持とか凄まじい性能。多分お値段も凄まじい。

 ちなみにこれ以外にも展示してあったレンズ類、パワーバッテリーホルダー装備のものなどもひと通り使用してみた。

基本的な撮影に関する機能・能力に対する不満点は探す方が難しいレベル

 これは先代 OM-D E-M1 の時には既にそうだったが、基本的な機能・能力については 素人レベルの使用で困ることなど一切無いレベル。

 先代と比較しての基本的な撮影機能や能力の向上は当然として、やはりこれも先代より継承されている Fn レバーによるダイヤル機能の切り替え機能が凄まじく便利で、撮影に関する各種設定が非常に容易なのが素晴らしい。もうこれだけで OM-D シリーズを購入する動機になり得るほど。

 また今回は AF 速度も素人目で分かるほどに向上していた。121点 という測距点というのが果たしてどの程度のものかはさておき、位相差 AF だろうがコントラスト AF だろうが単純に使用しただけで AF 速度が「早っ!」と実感できるのは、カメラの造詣に明るくない素人にも性能の進化・向上を分かりやすく示すことができるし、プロの写真家にとっても大きな評価点となるはず。

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via : https://www.olympus.co.uk

 私のように風景・静物撮影がほとんどな人間にとっては膨大な数の測距点や AF 速度の劇的な向上ははそれほど大きなメリットにはならず、ある一定のレベルさえあれば事足りることになる。
 しかし動体撮影や最近のカメラでは標準仕様となってきた動画撮影には大きなメリットとなるこれらの進化は、やはり「新世代のカメラ」と思わせるには大変意味のある進化点だと思う。

 画質についても同様で、先に述べたハイレゾ画像同様プロでも無い限りある一定上の画素はあまり意味が無いどころか、逆にバッテリーの消耗や SD カードの容量圧迫に繋がってしまうのでは……と危惧する面もあるので、やはりここも素人目で見ればある一定以上の画素からはあまり大きな魅力を感じなくなるのは仕方がないところ。
 具体的に言えば、あくまでも現時点ではフル HD 以上の画素は素人使用では大きな意味は無いと感じる。それらを写真として引き延ばし印刷するならまだしも、ディスプレイ上に表示するだけならまだまだ主流は フル HD。というかホント 4K って何それという感じ。

 ブログなどで公開するのが目的の場合も同様で、よほど特別な理由が無い限り Web 上での使用はもっと小さい解像度でも全然事足りることがほとんどのはず。

 ただ、E-M1 MarkⅡ に限らず最近のカメラのほとんどでは最終的な解像度はある程度任意に選択できるし、RAW 撮影からの現像が主という人もいるので、そこはそんなに問題ではないかもしれない。

 カメラに詳しい、あるいは趣味の人の多くが気にするのはいわゆる「オリンパスブルー」(最近あんまり聞かなくなった感はあるけど)などに代表される、そのカメラなりの「絵作り」のはず。
 正直これに関しては「一眼レフ」と呼ばれるものを E-510 しか使用経験が無い身としては語るだけの知識も経験も資格もない……というか最新のフラッグシップ機を 往年の名機とは言え旧世代の E-510 と比べるとか鬼畜の所行だろ(笑)

 ただ今回色々試写したのを液晶越しに見る限り、非常に繊細かつ「思い通りの絵」を的確に撮ってくれる、という感じはした。
 多分これには使用しているレンズなどの要因もあるだろうが、合わせたいところに的確かつ高速に AF 決まるし、ぼかしたいところが綺麗にぼけてくれるし、しかも暗所でもほぼブレずに鮮明に写してくれるとか、使ってて感動したよ……

 さすがに E-510 以来、E-3 を諦め、E-30 を見送り、E-5 を最後にフォーサーズの終焉に涙してマイクロフォーサーズに馴染めないまま E-M1 を眺めていた日々は長すぎたか、進化度合いが桁違いだった。しかもあんなデカいレンズ付けといて軽さも 標準レンズ装備の E-510 より軽いとか何なの一体……

 画質、機能、快適さ、重量……まぁ分かっていたことだけど、E-510 じゃ勝負にならん。というかそもそも比べられるとこさえなかった。全てにおいて文句なし。少なくとも自分の用途上完全無欠と言って良いんじゃないでしょうかねコレ。

液晶がついに念願の2軸可動式液晶モニターになったのが最大のポイント

 なぜかつて E-M1 が登場した際、それに手を伸ばさなかったのか……それ以前に、なぜフォーサーズの終焉と共に価格が一気に下落した E-5 や E-30 などに手を出さなかったのか、その理由がこの「液晶モニター」だったりする。

 E-5 当時の液晶モニターは E-M1 MarkⅡ同様の2軸可動式ではあったが、解像度が若干低く(確か E-5 で 92万ドット)、しかも個体差か何かか液晶が若干ちらつくというか、見にくく感じたので購入を見送った経緯があった。

 その後マイクロフォーサーズが登場し、「ミラーレス」という従来の一眼レフ構造から根本的に変化したいわば「液晶モニターこそメイン」のカメラが登場したわけだが、にも関わらず従来のファインダーに代わりメインを張るはずだった液晶モニターが相変わらず貧弱なままだった。というかミラーレス登場当初の機種は可動式ですらなかった。

 もちろん液晶モニターは「可動式だから良い」訳ではなく、可動式は故障しやすいなどのデメリットもあり、それぞれ一長一短ではある。
 しかし当時のオリンパスのミラーレスの利点、謳い文句を聞く限り、「ならばなぜ液晶解像度をもっと上げなかった。なぜ可動式にしなかった」と感じる部分が多々あった。

 その後いくらかの機種に搭載された可動式液晶も先代の E-M1 同様のタイプのものが多く、2軸可動式よりも自由度に制限があった。

 それだけではないけれど、それでもミラーレス登場当初から「ミラーレス=メインは液晶モニター、ならばなぜ液晶モニターに力を入れないのか」と疑問していたためか、これまでミラーレス一眼はその利便性を認めつつも敬遠とは言わないまでも購入には至らなかった。が、

 2016年、ついに時代はやって来た。

 文句のない十分な解像度と視認性、圧倒的なアングルの自由度を約束する2軸可動式液晶を持ったミラーレス一眼のフラッグシップ、それがOM-D E-M1 MarkⅡ。もうこれだけでめっちゃ買いたくて仕方がない(笑)

 何度も言うが、稼動する液晶や高い解像度が良いカメラの条件かと言えばそうではない。それはあくまでも付加価値であって、あれば便利だがなくてもカメラ本体の性能にさして影響はない程度のもの。
 だが、それでもミラーレス登場当初からずっと考え残っていたわだかまりの全てを完全に払拭するカメラの登場は、個人的には非常に大きな購入意欲向上ポイントになったのは疑いない。

 それが例え、自分の用途上さして意味が無いものであったとしても。

 だって用途が風景・静物撮影じゃ2軸可動液晶とはほとんど使わないし。というかそもそも非可動液晶の E-510 で事足りてる時点でどれだけ高望みしてほざいてるんだっていう(笑)

EVF からの視認性がさらに向上して、EVF メインでも全然問題ない

 EM-1 MarkⅡの EVF はドット数こそEM-1 同様の約236万ドットだが、表示までのタイムラグやフレームレートなどが向上しているとのことで、EVF を通した被写体の視認性はもはや光学ファインダーに何ら劣らぬレベル。
 このサイズで視野率 100% 、視野倍率最大 1.48倍を実現している時点でもかなり凄いことだったのに、そこからさらに性能の向上を図るのは見事としか言い様がない。

 ガチな方からはこれでもまだ不満(EPSON の約441万ドット最新EVFが良いなど)があるようだが、素人レベルでその領域まで求める必要性は全く無い。

 WB やアートフィルター、露出補正などは非反映なのは相変わらずなので、EVF が液晶モニターのライブビューに取って代わるわけではないけれど、それでもシチュエーションによってはライブビュー表示よりも便利かつ主力として使っていけるかと。

相も変わらず強力な手ぶれ補正機能がさらに進化

 オリンパスカメラの売りのひとつである手ぶれ補正機能がまたさらなる進化を遂げ、E-M1 では 4.0 段分だった補正効果がE-M1 MarkⅡでは 5.5 段に進化。

 これが本当に強力で、手持ちかつ望遠ズームで暗所を撮影しても 怖いくらいにブレない。

 これは風景撮影のみならず、光量が不足しがちな自宅での小物撮影においても極めて大きい進化ポイントのひとつ。
 これまではどうしても三脚は必要だったシチュエーションを三脚不要で撮影できるのはフットワークの軽さにも直結するため、撮影スタイルのがさらに広がっていくことにも繋がるのは素晴らしいこと。

 特に私のようにケチって大した三脚持ってない人間には非常にありがたい(笑)

バッテリーが新仕様になったのはメリットかデメリットか

 E-M1 やE-M5、PEN-F などで使用されていたリチウムイオン充電池は BLN-1 だったが、E-M1 MarkⅡでは新たに開発された BLH-1 が採用され、現時点ではこれに対応するのは E-M1 MarkⅡのみ。

 これについては評価が分かれ、これまでに E-M1 などを使用してきたユーザーからすれば過去の資産を流用できないことに不満を得る人もいれば、例え過去資産が無駄になろうとも撮影継続時間の向上などが図られた BLH-1 を歓迎する声もある。

 これについては、個人的には 本気で割とどうでもいい話。

 だってどう足掻こうが E-510 のバッテリーとは共通点皆無だし(笑)

 新開発の機体に合わせて多少なりともバッテリー規格が変わるのは通過儀礼というか伝統というかいつものことなので、フラッグシップ機の世代交代に合わせての規格変更はまぁ妥当なところかと。

 E-M1 との 2台体制を考えていた人には多少厳しい判断だったかもしれないけど……

総評:とても買いたい OM-D E-M1 MarkⅡ

 欲しい。買いたい。もうこれしか言うことない(笑)

 やはり個人的には液晶モニターに関する従来からの気になる点が全て解決されているというのが最大のポイント。画質云々については現在使用中の E-510 と比べたが最後全ての点において勝っているのは言うまでもないので特に何も意見はない。というかできない(笑)

 ただ、気になるのはやはりお値段。まぁ発表されたばかりなので仕方がないが、現在発表されているのはボディのみで約23万円という結構な価格帯。ちなみにレンズセットは現時点ではまだ未発表。
 正直手が出ないわけではないが、そのためにはかねてより計画していたロードバイクのホイールやら我が家のリフォームやらのいくらかを諦めなくてはならない羽目に。

 その上来年は友人達と富士登山を計画しているためそのための準備も必要になっており、すぐにでも手を伸ばしたいもののやはりここはしばらくは様子見するしかないかな……

 個人的には E-M1 MarkⅡ本体+先代でも定番だった M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO のレンズセットで16万円前後 あるいは M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO セットで20万円前後ぐらいになったら即決したい。まぁ E-M1 の初期価格が約 14万円 だったことを考えると、かなり難しいとは思うが……

 あるいは冬のジャンボに最後の望みを掛けるか……毎年言ってる気がするなコレ(笑)

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