飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

【登山用装備】ちょっと高価なレインウェアをちょっとお得に購入してみた【第2弾】

2016年11月22日

 先日のヘッドライトに続き、富士登山用グッズ第2弾として購入したのがレインウェア。要は雨具。

 ヘッドライトもアウトドアメーカーのものは結構お値段がすると紹介したが、そんなものは レインウェアに比べれば消費税の誤差程度のもの。マジで。

 アウトドアメーカーの本格的な登山用レインウェアは、正直どれもこれも お値段異常。上下別売でしかも片方 3万 ~ 5万とか訳分からん価格帯がデフォ。
 ならば安価かつ高性能で人気な mont-bell のレインウェアはどうだ!と思ったら、mont-bell のレインウェアですら超お高い……というか mont-bell のレインウェア(ストームクルーザーなど)は他社製品と比較する際のベンチマーク代わりにさえなっていることもしばしば見かけるほどに人気がある定番レインウェアだと知って愕然とした……

 登山においてレインウェアとは、ヘッドライト以上に必須とされる装備。究極的に言ってしまうとヘッドライトはいざ無かったとしても何とかなる場合も多いが、万が一レインウェア未所持で高山で悪天候に見舞われた場合、リアルで生命に関わる事態に陥る可能性がかなり高いという代物。

 よって登山では「ザック、登山靴、レインウェアだけには金を掛けろ。死ぬから」と言われて「登山装備三種の神器」にすら数えられているほど。だけどそのために レインウェアのみで5万の出費は別の意味で生命の危機。

 そんなこんなで近所の好日山荘がセール中だったのを機になるべく安いのがさらにセール価格になってないかと物色していたところ、店員さんに「他に比べて上下セットで1万円台と安価かつ性能も評判も良いレインウェア」として紹介されたのがこちら。

 日本が誇る総合スポーツメーカーミズノ製レインウェア「ベルグテックEX ストームセイバーⅤ」。

 登山用レインウェア素材として定番のゴアテックスでこそないものの、ミズノ独自の高透湿性・撥水性素材が採用されており、ベンチレーションによる通気性確保、登山靴着用中でも容易な着脱製、フード内に小さく折り畳んで収納可能な収納性など、さすがは「日本のミズノ」と思わせる高性能・高機能を搭載しながらその価格は上下セットで1万5千円前後と、上下別で 3 ~ 5万円前後が標準なレインウェア業界においては超低価格と言って良いほどにコスパに優れまくっている。

 登山にレインウェアは必須。だけど登山続けるかどうか分からないし高価なのはちょっと……

 そんな人にはもうこれほぼ一択

 そう言って良い程にこの価格は凄かった。登山用品店でレインウェア見てると本気でそう思えてくる(笑)

果たして登山用途に耐える性能があるか否か、ストームセイバーⅤ

 名前はカッコイイ「ストームセイバーⅤ」。何かエクスカリバーとか振り回しそう。しかし問題は果たして「登山」という日常使いと比較すれば過酷な用途に耐える性能を有しているかどうか。

 ……まぁ偉そうに言ってるけど、正直 上下セパレートのレインウェア自体着るの初めて何で一切比較できませんが。

 取りあえずレインウェア初心者なりのレビューでもしてみようか……

 ストームセイバーⅤは専用のポーチ付属。サイズは試着してみたところ L でちょうど良かったが、服の上から着込むことを考慮して夏の薄着でも冬の厚着でも対応可能なように XL を選択。

 フロントはボタンとベルクロ、さらに防水ジッパーで締める構造。雨返しやフラップが付いており衣服内への雨の侵入が抑えられている。
 素材はミズノ独自の3層構造・無孔質ラミネート素材で、高い透湿性と撥水性を確保。傘の約60倍の水圧に耐え、撥水性は100回洗濯後も持続するとのこと。

 まぁ そんな強烈な風雨の中外に飛び出したいとは思わないけどwww

 ポケット部。収納部というよりも内部の通気性を調整するベンチレーションとなっており、夏場の蒸れを抑えることが可能。

 裏側はこんな感じ。効果の程は不明だが、あるとないとでは多分違いはあるかと。

 ストームセイバーⅤはカラーラインナップが豊富だが、ズボンは上部のカラーが何色でも黒色で統一。

 裾部分は登山靴を脱がなくても着脱できるようファスナーで大きく開くようになっており、また裾を締めることができるようにドローコードも装備。

 当然フードも付属。フードは雨が目に入りにくいように前部に少し出っ張るような形状をしているだけでなく、ウェアをズボンごと折り畳んでフード内に収納できるようになっている。

 まずレインウェア上下をそれぞれ折り畳み、

 ズボンが上になるよう重ねる。

 それをクルクルと巻いていって、

 フードの中に押し込んでいき、

 最後はベルクロでしっかり巻いて固定することで、簡易的に収納可能。上手に収納するには多少コツが必要になるが、これは持ち運びには本当に便利な機能。

総評:登山初心者には最適、日常使いなら最高なコスパに優れたレインウェア

 現時点ではまだ室内で着用しただけで雨の中では未使用なので、その性能に関してはまだまだ正確な評価はできないものの、単純にコスパに関しては確かに優れているというか随一と言って良いほど。登山用品店で並ぶレインウェアの中ではコスパに限れば一・二を争うのは間違いない。

 ただ登山用として問題なく使えるのは確かそうだが、それはあくまでも日帰り登山や1回限りの登山経験など、初心者的な「軽い」用途に限られているとは思う部分はあった。
 というのも一応その他の「お高い」レインウェア類もいくつか試着してみたが、室内では確かめようのない透湿性や撥水性とは別の部分、ジッパーやボタン、収納部や着脱性、そして素材の強度などの部分で、やはりそうした高級な部類のレインウェア類とは確かに「差」はあるかなと感じたからだ。若干だけど。

 とは言えそうした高級レインウェアは「本格的な登山」で「繰り返し使用する」ことを前提とした造りなので、正直ストームセイバーⅤとはそもそものコンセプトやターゲットとする客層が異なると言ってしまえばそれまで。
 ネット上などでネガティブな評価も見かけるが、そうした評価の中でも「軽い登山や日常使いなら問題なし」と言っていることが多いように、モノは決して悪くない。というかかなり良い部類に入るかと。

  • 日帰り登山など初心者の軽めの登山での使用
  • 通勤通学などの日常使い
  • 本格的装備必須の登山でも、数回限りの使用

 という用途でなら、何の文句もないコスパ抜群のレインウェアとして問題なくお薦めできる。

 ただ冒頭でも紹介したように登山でレインウェアは必須なので、登る山のレベルに合わせたグレードのレインウェアの選択はかなり重要。
 今回の場合目的はあくまでも来年の「富士山」への登山用、それも次の登山があるかどうかは不明で、それ以外で使うとしたら通勤用程度でしかないので、この程度の用途ならストームセイバーⅤは十分満足な性能を持つと判断して購入を決定した。

 しかしこれから「登山を趣味にする」「1回限りだが超過酷な山に登る」というなら、高価だがさらに高性能なレインウェアを視野に入れても良いかと。

ベルグテックEX ストームセイバーⅤの購入を決めた本当の理由

 まぁ本当の理由というか、理由はあくまでも「価格」だけど(笑)

 ストームセイバーⅤは前述の通り、上下セットで 1万5千円前後と非常にコスパに優れているが、それはあくまでもアウトドアショップ店頭での話。
 ストームセイバーⅤの購入を決めた真の理由、それはストームセイバーⅤは Amazon だと信じられないような価格で販売されているから(2016年11月時点)だったりする。

 こちらが今回購入したストームセイバーⅤイエローの XL サイズ。

 !?

 参考価格から 1,660(11%)引きで 14,000円の時点でアウトドアショップの店頭価格よりお安いのに、その上 Amazon ポイントが 26% 分の 3,642p 付くとかどうなってんの。

 しかもこのポイントは選択するサイズやカラーによって変わるようで、これがカラー:ピスタチオの Lサイズになると……

 ポイントが 36% 分 5,040p とか商売になるのかコレwww

 まぁ多分売れ辛いサイズやカラーを処分するためなんだろうけど、それにしてもサイズが適応して色の好みにさえ目を瞑れば 実質 1万円以下で入手可能 とか本当にコスパ最強のレインウェアだなコレ……

 ……というわけで今回ストームセイバーⅤは Amazon で購入しました。好日山荘さん、散々試着しておきながらすいません。

 だってコレはいくら何でも買うでしょ……浮いてきた Amazon ポイント分でちょっとした登山グッズ揃えられるレベルだし。

 ……次は必ず好日山荘さんで何か買いますので(笑)

ブログランキング・にほんブログ村へ
ランキング参加中 クリック毎に調子に乗って更新頻度が加速しますw
スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コメント更新情報