飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

玄関の扉を約2年ぶりに再度修理することに

2014年8月2日

 約 2 年前に玄関の扉が閉まりにくくなったために扉を削って緊急修理したが、今回再度同様の現象が再発してしまったため、やむを得ず再度扉を削って調整を試みることに。

 症状は上記の通り扉が自然には閉まらず、途中で上部のどこかが引っかかるどころか、開ける際には全身全力で体当たりする必要がある場合もあるほどにクリアランスがなくなっていた。
 原因は特定できないままだが、単なる木材の膨張などではここまで悪化することは考えにくいので、恐らくは蝶番などの金具か、あるいは玄関口の扉枠そのものの歪みから来ているのかもしれないと推測。

 もし根治を考えるのなら恐らく素人の手には余るので専門家に頼る必要があるが、前回同様今回も急務かつ、ここ最近色々とあって完全な資金不足のため、再度素人の手による DIY 治療を施すことに。

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 今回使用する道具類。基本的には

  1. 糸のこや片刃のこぎりによる切断
  2. かんなによる微調整
  3. 粗目ヤスリによる微調整
  4. 細目ヤスリによる仕上げ

 という流れで行うため、ほとんどは既存の道具で対応。今回唯一追加で購入したのが、

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 電動ドライバーに接続して使用可能な万能ホイル類。これらは電動ドライバーに接続可能な六角の専用ホルダーに専用のホイル型ヤスリを接続して使用するというもの。
 専用の電動ヤスリやディスクグラインダーの類の方が作業効率は良いのだろうけど、前述の通り資金難なこともあり、そんな中でちょうど良くこれらの道具を見つけたために購入。

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 今回主に使用する予定なのは金属・木工用のホイルの方だが、他にも使い勝手がありそうなので、ガラス・タイル用のホイルも一緒に購入。

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 まずは作業前に、どこら辺がこすれてしまっているのかを枠の削れ具合から見て大まかに確認。

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 見る限り、主に扉の両端辺りが当たっているような感じなので、そこら辺を中心に作業することに。

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 扉の両端は中央部とは材質が異なっており非常に堅い木材になっているため、まともにやっていてはかんなでは歯が立たないのは前回で学習済みのため、今回は少々強引に端から片刃鋸と糸鋸を使って大まかに削り落としてから、電動ドライバーに取り付けたやすりで微調整していくことに。

 中央部分は前回同様かんなとやすりで十分削り取れるので、作業部分は広いものの疲労度の面では圧倒的に楽だった。

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 調整終了後のクリアランスはこんな感じ。

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 大体 5mm ほどのクリアランスを取ることに成功し、扉の引っかかりはものの見事に解消できた。

 ……が、

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 最後の最後にアクシデント発生。何と扉を閉めようとしたら何が原因なのかラッチとラッチ受けのかみ合わせが大きくずれ込んでしまい、鍵がかからないどころかラッチ自体がうまく働かないようになっていた。

 考えられるのは扉上部に作業で重圧をかけたことにより扉が下方に沈み込んだ可能性だが、蝶番金具には特に異常なく、またずれが生じた方向が下側ではなく上側(扉のラッチがラッチ受けに対して下にずれるのではなく上に上がるようにずれてしまっていた)のため、原因は本当に全く不明。

 しかしこのまま放っておくことはできないため、やむを得ずラッチ受けの位置を上側に強引にずらして調整を図ることで、最終的には何とか事なきを得た。このトラブルで1時間ほど無駄にしてしまった……

 今回もまた何とか素人作業で何とかなった扉の問題ですが、このまま異常が続くようならセキュリティ面での問題のあるため、最終的にはプロの手に委ねることも考える必要があるかも。

 できればこれでもう問題が起こりませんように……

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