飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

【3月から】TREK 7.5FX を通勤仕様へカスタマイズ【ツーキニスト】

2019年2月14日

 唐突ですが、この度転職しましたでございます。まぁそれは良いとして、転職先が地元の奈良、それも結構な田舎になった関係上、晴れて念願の自転車通勤ができる環境に。

 祝・ツーキニストデビュー!

 ……というわけで通勤用自転車として白羽の矢が立ったのが、ロードバイクの KUOTA KRYON を購入した関係上どうしても使用頻度が激減してしまっていたクロスバイクの TREK 7.5FX。
 出社は来月からなので、今月中に TREK 7.5FX を通勤仕様にカスタマイズし、新生 TREK 7.5FX 通勤 Ver.として超進化させようというのが今回の趣旨。結論から言うと、

 金がめっちゃかかりました。

 おおーい!こちとら無職中だっつーのに軽く諭吉様数人が同時に昇天とかwww

 まぁ背に腹は替えられん……装備品不足や整備不備で遅刻はあってはならないことだし、何より事故は金では取り返しがつかない事態になりかねないしね……

今回用意した通勤仕様へのアップグレードアイテム類

 自転車通勤に備えて、今回用意したアイテム類はこちら。

 今回は大奮発し、絶対必要とされるものはもちろん、勤務先への長距離走行を少しでも快適にするための贅沢アイテムにも手を出してみた。

夜間走行の必需品であるライト「CATEYE VOLT800」

 自転車通勤の帰りはどうしても夜間の暗い道を走行することになるため、ライトは絶対の必需品。夏場は帰社時間によっては明るい内に帰宅できる可能性はあるが、冬場は 17 時を過ぎればほぼ陽は沈んでいる。
 しかも勤務先への走行ルートには主にサイクリングロード、それもド田舎一歩手前のような道を使用するため、行きは良いが帰りはろくに街灯もない漆黒の闇の中を走行することになる。

 ライトは既に VOLT400 を所持しているが、街灯も満足に無いサイクリングロードを走行することを考慮し、今回はより強力な VOLT800 を追加で購入し、VOLT400VOLT800 の 2 本体制で臨むことに。
 こうすれば明るさ倍増で夜間走行の視界の悪さはほぼ解消され、万が一どちらかが電池切れを起こしても、VOLT400 も VOLT800 も 1 灯でも十分な光量を持つ CATEYE の人気ライトなので、どちらか片方残っていれば走行に不安は無い。しかも容量の大小はあれど電池は双方共有できるという隙の無さ。

 しかも今回は万全を期し、VOLT800 用の予備バッテリー及び新型の急速充電器も購入。予備バッテリーは VOLT400 用も 1 本所有しているが、VOLT800 用のバッテリーは容量が 3,400mAH と VOLT400 の 2,200mAH よりも大容量で、しかも新型となる急速充電クレードル CRA-002 はより高速な充電だけでなくスマホに充電できるモバイルバッテリーとしても使用可能という素敵仕様。

 そんなほぼ完璧に近い VOLT800 勢の唯一とも言える欠点、それはお値段 1 万 5 千円越え(実売)という無職には堪える超高価格。でも買いました。

 見よ、金銭感覚を自ら捨てていくスタイル。無職に怖いものはない(笑)

ロックとベルは無難に Panasonic の U 型ロックと CATEYE の真鍮ベルをチョイス

 通勤に使うためそれなりに安心感のある駐輪所は確保できるものの、やはり愛車を守るためのロックは必要。そしてついでにベルも新調することに。

 ロックには Amazon でも人気で売れ筋のパナソニック製 U 型ロック「SAJ080」をチョイス。最後の最後までこちらも人気の定番製品であるパルミースポーツのシャックルロックと迷ったものの、結局全面シリコンコーティングで傷が付きにくそうなこちらに軍配が上がることに。

 ベルはこれまで使用していた東京ベルのミニコンパスベルから、CATEYE の真鍮製ピッコロベル「OH-2400」に変更。KUOTA KRYON にも同じベルを搭載しており、正直ベルとしての機能をあんまり果たしてなさそうな音量とは把握していたものの、このゴールドカラーに惹かれて購入。

 TREK 7.5FX は前々からカラーアクセントとしてゴールド色を配色したいと考えており、このベルはその第一歩として採用することに。後はコラムスペーサーとかシートクランプをゴールドにしたいなぁ……と。

 ちなみにイメージコンセプトはスト○イクフリー○ムね(笑)

自転車通勤の快適さはまず尻から。「VELO V-foam シリーズ [Swan O] VL-4290」

 価格的には(相対的に)安価だが、ある意味今回一番の贅沢。それは新サドルの導入。

 購入したのはとにかく快適性抜群と名高いベロの V-foam シリーズコンフォートサドル「Voam(ボアム)」から、シティライドに最適とされる「Swan O」。
 ベロの他シリーズのサドルから見ると位置付け的には「女性向け」サドルであり、座面幅が他の Voam シリーズよりも幅広になっているのが特徴。

 V-Foam シリーズにはレーシング仕様の「OSPERY O」やクロスバイク向けの「Eagle O」など、外観的にスマートでデザインが好みなタイプもあったが、今回は敢えて Swan O を選択。

 今回は徹底的に尻を労り甘やかす方向で。

 自転車で出社したはいいが尻激痛でお仕事できませんじゃお話にならないので……

 ちなみに TREK 7.5FX 純正のサドルもまた「Bontrager Flex Form System」という衝撃を緩和する機能を搭載した尻に優しいサドルで特に大きな不満はなかったものの、今後のことを考えて少しでも尻に優しいサドルをということで、今回ベロの Swan O と交換することに。

 とは言ってもこのベロのサドルもどれだけ尻に優しいかはある程度乗ってみないと分からないので、その効果のほどはまだ未知数ではある。
 しかし万が一尻に合わなかったとしてもベロのサドルはどれも比較的安価な部類ではあるので、Selle SMP やら ISM やらのサドルが合わなかった時ほどのダメージを受けずに済むのもベロのサドルの利点。

 尻への労りの究極を目指すなら、ベロの V-Foam シリーズには見た目ママチャリのサドルそっくりで、尻に最適化するメモリーフォームパッドや衝撃吸収に優れたエラストマーバンパーを搭載した快適性最強の「Cloud O」なるモデルもあるので、もし Swan O が駄目ならそちらを試して見るのもいいかも。

 ……ああ、そうか。こういうのってサドル沼って言うんだっけか。

背中の蒸れからの解放への最適解「TOPEAK Super Tourist DX Tubular Rack」

 愛用の通勤鞄がエースジーンの 3way 仕様だったため、当初は鞄はリュック形態にして背負って自転車通勤することを想定。
 しかし冬場は背中が程良く温かく快適なものの、夏場一転これが地獄の暑さと蒸れに変わる……さてどうしたものかと思案していたところ、ふと TREK 7.5FX を見てみると、

 おいおい、コイツのフレームそこら中にダボ穴空いてんじゃん!

 ……というわけで即断即決で導入したのはリアキャリアの定番品、トピークの「スーパーツーリスト DX チューブラーラック」。
 対抗馬としては Ibera(イベラ)のリアキャリアなどがあったが、最終的には価格的には多少高価になれど使い慣れたトピーク製の製品の方が信用も信頼もできると判断し、僅差だったがこちらを選択。

 スーパーツーリスト DX は「QUICK MTX TRACK」というシステムを搭載しており、同システムに適合するトピーク製のリアバッグをワンタッチで着脱可能かつ、同時にサイドバッグ(パニアバッグ)を搭載可能という多機能リアキャリア。
 しかし今回の用途としては専用バッグ類で固めるのではなく、あくまでもこのキャリアの上に通勤鞄を載せてロープやバンドなどで縛り付けて運用するスタイルでいく予定。

 リアキャリアの導入は、例えば写真撮影のための機材一式の運搬や、大荷物を積載しての自転車旅行など、通勤以外にも大いに活用することができるため、価格もギリ 3,000 円代で購入できることからコスパも悪くなく、非常に有意義な選択肢だったと言える。

 唯一の難点は TREK 7.5FX のスマートな外観が多少悪くなってしまったことだが、通勤仕様を考えるなら十分許容範囲内かと。

通勤仕様アイテム類を TREK 7.5FX へインストール

 それでは大枚はたいて買い揃えた通勤仕様へのバージョンアップアイテム類を、早速 TREK 7.5FX へインストール。
 ちなみにアイテム類は何日かに分けて届いたので、TREK 7.5FX へのインストールも何日かに分けて行っている。最終的に全アイテムが揃うまでに一週間ほどかかった……

ライト 2 本装備は見た目の安心感も抜群。サイコンは現状このままで……

 VOLT400 と VOLT800 をサイコンを挟んで左右に揃えて装着。

 見よ、この頼もしさ抜群のコクピット感を!何かついでにレーザービームでも出そうwww

 ハンドル周りにはライトの他に、KUOTA KRYON にも装着しているアウトドア用のリストコンパス、購入時からの初期装備のフロントリフレクター、そして今は既に廃番となっている CATYEYE の古きサイコン CC-MC100W などを装着。

 サイコンは通勤用なので速度と走行距離が測れるだけでいいので、このままでも十分と言えば十分。しかし視認性を考えるなら、できればバドローネクラスの大きさが欲しいな~などの良からぬ考えも……
 現在 KUOTA KRYON にパドローネスマートを装着しているが、将来的に GARMIN のEdge シリーズでも導入したら、その時にパドローネスマートを TREK 7.5FX に移植しましょうそうしましょう。

 ……これで GARMIN の Edge シリーズに手を出す理由ができた。ふふふ……

 リストコンパスは結構便利で、大まかな進行方向の方角を示すことでそれなりのナビ機能を果たしてくれる非常に優秀な小物。ちなみに CATEYE の真鍮ベル用バンドの余りで固定している。

真鍮ベルはコラム部分に装着して、ワンポイント感を出してみた

 CATEYE の真鍮ベルは、せっかくのゴールド色をアクセントとして目立たせるべく、定番のハンドル部分ではなくコラム部分に装着することに。
 CATEYE のベルは同社のライトを装着している場合、バンドを共有して一緒に取り付けることができるメリットがあり、実際 KUOTA KRYON の方ではそうしているが、TREK 7.5FX ではこの方が見栄えがすると判断したので……

 あと、以前は限界まで下げていたステムを、より快適な通勤仕様とするためにアップライド姿勢となるように高さを調節した。具体的にはスペーサー 2 枚分ステムを上げてみた。
 このポジションにするのは本当に久々だな……TREK 7.5FX を購入して早々に「サドルとハンドルの高低差がないとダサいぜ!」などという妄想に取り憑かれ、脚の長さの都合上もう上げることのできないシートポストの代わりに限界までステムを下げて以来だ……んん、黒歴史ここに有り。

 何の用途に使うかはまだ未定だが、最近はめっきり使う機会がなくなっていたトピークのトップチューブ用バッグ、トライバッグ・オールウェザー(レインカバー付)を久々に装着。
 用途としては通勤時の燃料補給のための小物入れとか……?まぁ取り外しは容易なので、使用するかどうかは実際に通勤を始めてか考えようかと。

尻への愛と優しさの最大表現「VELO Swan O」導入に伴い、ポジションも再調整

 ママチャリ並とはいかずとも、それに近い快適性を与えてくれることを信じて導入した VELO のコンフォートサドル Swan O。

 幅広で多少重たい感じのする外観かつ実際の重量も 375g とそこそこあったりするが、通勤仕様としての快適性を保ちつつクロスバイクとしてのスポーティさも何とか保つギリギリのラインではあるかと。

 ただ、これまで使用していた TREK 7.5FX 純正サドルと比べて座面の厚みがあり、また長さも若干短めになっているため、シートポストの高低とサドルの前後、そして水平確保などいくつかの再調整が必須となった。

 最終的なベストポジションはまだ確定していないが、現時点では厚み分だけシートポストを若干下げ、サドルは限界まで前方にずらして運用することに。
 40km ほど試走した感じだともう少し前方の方がより快適な走行ができるのではと感じたが、サドルレールは既に「MAX」を示しているためこれ以上のポジション調整は難しい。

 残る手段は……新たなるシートポストの導入、か……ぬうぅ……

ペダル&ボトルケージは現状維持で

 ペダルの PD-A530 とトピークのボトルケージは、特に交換せずにこのまま運用。理由は特に不満も無く十分な性能を持っているため。

 ペダルに関しては現時点では普通の革靴で通勤する予定のため、片面フラットではなく両面フラットに交換した方がストレスは若干少ないかもと思うが、それだと OFF 時に SPD で快走できないのがネック。
 通勤も SPD シューズでできれば一番ではあるが、さすがにまだ初出勤もしていない職場なのでどうするかの判断は難しいところ。

 ボトルケージに関してはツールボトルさえ入ればいいので、特に可も無く不可も無くこのままで。

通勤仕様の要・リアキャリアは装着するだけでなく、念入りに各所を整備

 快適な通勤仕様の要とも言えるトピークのリアキャリア「スーパーツーリスト DX」には様々なバリエーションがあるが、今回選んだのはディスクブレーキ未対応でバインダー無しのごく普通のタイプ。

 専用のトップ用トランクバッグとサイドバッグを同時装備できる多機能タイプではあるが、今回はあくまでこのキャリアの上に通勤鞄を直載せしてバンドなどで縛って運用する予定。

 スーパーツーリスト DX にはテールライト用の台座があり、付属のブラケットを使用すればトピーク製のテールライトを装着可能。
 しかしながら CATEYE にもキャリア用テールライトブラケットが用意されているため、リアキャリア用ブラケットを別途購入すれば CATEYE のテールライト類も装着可能になる。

 今回はこれまで最寄り駅までの通勤用シティサイクルに使用していた CATEYE の OMNI 5 TL-LD155-R を移植して運用することに。
 CATEYE のリアキャリアブラケットの素晴らしい点は複数パターンの取付穴に対応できることと、ライト脱落防止……ではなく盗難防止用のビス止めができること。

 このリアキャリアブラケットは同社のセーフティライト用クリップとは違い、普通のブラケット同様固定爪部分がしっかりとしているので脱落の危険は少ないと思うが、この盗難防止用ビスは盗難防止用以上に脱落防止用として機能してくれるので、より安心して走行することができる。

 また、このスーパーツーリスト DX はフレームの各ダボ穴にボルトや金具で固定するが、これらはごく普通のスチール製なので通勤という過酷な使用環境ではすぐに錆びる危険が考えられる。

 そのため不完全ではあるが予防策として、ボルトや金具全体に潤滑能力以上に防錆能力が気味悪いぐらいに最強なメンテルーブを塗布して表面に被膜を作っておく。
 実際の効果の程は不明だが、何もしないよりは長持ちしてくれるだろうと期待。もし駄目になった場合は一応補修部品も公式に販売されているらしいが、ホームセンターでも代用品は探せそうではある。

通勤用タイヤは Panaracer Tourkinist に決定

 これまで TREK 7.5FX に履かせていたタイヤは、パナレーサーの RACE A EVO 2。既に現行が RACE A EVO 3 に移行していることからも、一体どれだけ長い間放置していたかが良く分かるwww
 EVO 2 での実際の走行距離は(多分)2,000km ぐらいだが、タイヤ表面を見ると至る所がひび割れているなど、明らかに経年劣化により使用不能状態になっているため、当然ながらタイヤ及びチューブも新品に交換する必要がある。

 通勤に求められるタイヤ性能は、兎にも角にも「パンクしないこと」。もちろん軽量なことや、転がり抵抗が少ないことも重要だが、通勤ではそんなものは二の次三の次の話。
 耐パンク性能最強を求めるなら KUOTA KRYON で試用経験のあるコンチネンタルのグランプリS4000Ⅱ(現行は S5000)があるが、

 今回はこれまで同様パナレーサーから、「通勤専用」と銘打つ耐パンク性能特化タイヤ「ツーキニスト」をチョイス。サイズは 28c で、サイドカラーはこれまで履いていた RACE A EVO 2 同様のレッド。

 ツーキニストは「Hyper Tex Casing」を採用し、リム打ちやサイドカットなどに対する耐パンク性能の向上、摩擦によるチューブの劣化などを最小限に抑えており、まさに自転車での通勤・通学に特化したタイヤ。
 しかしながら頑丈であることを最優先としスチールビードや肉厚のトレッドゴムで構成されている関係上、軽量?転がり抵抗?何それ美味しいの?状態に。

 またチューブは当然ながらパナレーサーの大人気チューブの R’AIR ではなく、普通のブチルゴムチューブを入れているため、タイヤ周りの重量については恐らく TREK 7.5FX 購入時の純正状態と同等かそれ以上にヤバいことになっているかも……

 代わりと言うわけではないがホイールについては、リアはその昔交通事故でお釈迦になった初期装備の鉄下駄ホイールではなく、事故後に導入した若干軽量のエアロスポーク仕様の「Bontrager RaceRoad」を装備し、フロントには KUOTA KRYON に初期装備されていた Shimano WH-RS010 を移植しており、若干ではあるが軽量化を図っている。

 ツーキニスト導入についてはリムテープ交換などで紆余曲折があったので、また別途紹介しようかと。本当に、色々あったんだよ……

通勤仕様・番外:平成も最後を迎える直前の今更に、人生初のスマートフォンを導入

 いや、別に自転車通勤のためだからって訳じゃないけど。

 購入したのは Sony Xperia XZ3。曲面有機 EL 液晶のアレ。まぁ通勤だけじゃなく、サイクリング時に地図確認やサイコンとの連携ができればと思い、色々と思案した結果導入することに。

 おかげでこれまでの携帯電話(ガラケー)費用月額 1,700 円から一気に数千円アップする羽目に……一応家族間で容量シェアするパックに入っているのでまだマシだが、実際これから料金がどう嵩んでくるかはまだ未知数。何せ人生初のスマホ生活なので……

通勤仕様 TREK 7.5FX で勤務先まで何度か試走。そして見えたさらなる課題

 取りあえずこれだけの装備を備えた通勤仕様 TREK 7.5FX で、次月からの勤務先まで何度か実際の通勤時間及び帰宅時間に合わせて試走してみた。

 結果としてはそれなりに快適かつ思った以上の速度で走行できたのだが、同時に幾つかの懸念点や問題点も見えてきた。

通勤鞄をリアキャリアに縛り付けただけでは不安定

 これはある程度予測していたが、やはりリアキャリアにそのまま通勤鞄を結びつけただけでは振動などで鞄がズレたり、最悪キャリアから転落してしまった。
 幸いにも通勤鞄はリュック形態にもなる 3way 仕様のため、途中から背負って走行することで事無きを得たが、これは少しばかり対策を考える必要がある。このままだとリアキャリアを導入した意味が……

 しかしこの問題については、リアキャリアを探していた際に少し気になった製品があり、それを導入すれば完璧に解決できる可能性が高いため、対策は容易と判断。ただ追加コストがかかるのが難点か。

チェーンとプーリーの劣化を見落としていた

 これについては完全に自分のミス。整備時にスプロケットやディレイラー自体は念入りに清掃・メンテしたにも関わらず、ドライブトレインの要であるチェーン及び、証文品であるリアディレイラーのプーリーの劣化については完全に見落としていた。

 チェーンはシマノの 9 速用。実はミッシングリンク仕様だったことに今になって初めて気付く。一体どれだけチェーンに無頓着に乗り回していたかの良い証拠www

 プーリーというかリアディレイラー自体汚れきっている……清掃自体は何度かしたことがはあったが、分解清掃したことはない。

 現時点で走行やシフトチェンジに明確な違和感が感じられる訳ではないが、何せチェーンもプーリーも TREK 7.5FX 購入から今までの間ただの一度も交換したことがないという超・酷使状態。
 チェーンチェッカーでチェックしてみれば案の定チェーンは伸びており(0.75 がすっぽり入り、1.0 にも手が届きそうなレベル)、プーリーも歯の形状から回転方向が定められているはずのテンションプーリーの歯形がどっちが前か分からないぐらいに磨り減っていた。

 通勤に使用する以上「駄目になってから交換すればいいじゃん」は通用しない。よっていくらコストがかかろうとも最優先に対処すべき問題……ということで、チェーンの方は是非とも欲しいと思っていたものを Amazon でポチッとな。
 プーリーに関しては今から 10 年近く前の 9 速 DeoreLX のプーリーと互換性があるものがイマイチ不明だったため、キタサイクルに指示を仰いでから購入することに。

 多分現行のロード 11 速用でいけるとは思うんだけどね……

おニューの U 型ロックが……入らない……

 何てこった。

 内径の長さが微妙に足りねぇwww

 ちゃんとサイズ測ってから購入すれば避けれた代表例だなこりゃ……しかしまぁ KUOTA KRYON には何の問題も無く使用できるので無駄にはならないのが不幸中の幸いか……

 パルミー(無印じゃなくスポーツの方)ならあるいは入ったかもしれないが、今さら買い足すのも何なので、TREK 7.5FX にはチェーンロックの方でも使おうかと。ふぅ……

 ……というわけで、通勤仕様に完全に生まれ変わるために残る課題はあとふたつ。それは「通勤鞄の積載方法」と「チェーン&プーリーの交換」。これさえ終われば、今度こそ通勤仕様に生まれ変わる……はず。

 もっと余裕持たせたかったけど、テストも兼ねてたら通勤仕様へのカスタマイズが完了するのは結構ギリギリになっちゃいそうだなー……。

おまけ:通勤仕様のためのアイテム達の簡単レビュー

 明るい。超明るい。CATEYE には VOLT6000 とかいう自動車のハイビームの約 2 倍の超高輝度を誇る化物ライトもあるが、あれは街中で使うと照明と言うより 単なる嫌がらせ になるので、このぐらいが本当にちょうど良い。
 VOLT400 とダブルで使えば最高で 800 + 400 = 1200 ルーメンの輝度を確保できるし、それぞれ一段ずつ輝度を抑えても夜間のサイクリングロード走行には十分な視界を得ることができる。

 VOLT800 用バッテリー用の急速充電クレードル。VOLT400 とセットだった旧クレードルでは VOLT800 用の大容量バッテリ-に(説明書上は)非対応だったので購入したが、何と単なる充電器ではなく、ケーブルを別途用意すればスマホなどへ充電可能なモバイルバッテリーに早変わりする素敵充電器。
 VOLT800 などの大容量バッテリーを使用するなら必需品。当然下位互換はあるので VOLT400 用のバッテリーにも使用可能。

 今回は事前のサイズ確認を怠ったため TREK7.5FX には微妙に使えず仕舞いになったが、この U 字ロック自体は全体シリコンでカバーされているためフレームに傷が付くにくい、使いやすく便利な良い U 字ロック。KUOTA KRYON 用として活用予定。

 小さくお洒落な CATEYE の真鍮製ベル。ゴールド色がワンポイントとして TREK 7.5FX のブラックフレームに映えるが、ベルとしての機能(音量)に期待してはいけない。ちなみに音自体は真鍮製のためとても澄んだ良い音なんだけどね……

 尻の救世主として期待大。実際乗り心地はかなり良く、明確な痛みや股擦れによる違和感は小さくなった。あと副次効果として、サドルバッグが付けやすくなった(笑)

 背中の蒸れから解放されたいがために導入したトピークの定番リアキャリア。多少重量は加算されるが自転車通勤の快適性と可搬性能は格段に向上する。ただ欠点としてこれを導入したら最後いずれはパニアバッグとか必ず欲しくなる(笑)

 リアキャリアに CATEYE 製テールライトを到着するための必須アイテム。もしトピーク製テールライトを使用するならスーパーツーリスト DX に付属していたブラケットで事足りる。
 テールライトを装着するためだけのアイテムだが、盗難防止用のビス止め機能が走行中の衝撃によるライト脱落防止にも地味に効果を発揮する。

 後継としてオートライト機能を備えた オムニ 3 オート があるが、余計な機能が一切無い昔ながらのこいつがシンプルかつ信頼性も高く一番使い勝手が良い。単にまだ使えるのに勿体ないから使い続けるという説も有力だが(笑)

 リアキャリア用ブラケットのついでに購入。万が一リアキャリアのテールライト部分が使用不能になった際、通勤鞄に取り付けて臨時のテールランプ装着先にすることを想定しているが、それなら CATEYE のウェアラブル X を購入した方が良いんじゃ……と後になって気付く。まぁ超安価な緊急アイテム扱いなので……

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