京都八幡木津自転車道にて人生二度目の蜂被害……
タイトルが全てを物語る、人生二度目の(推定)蜂被害。なぜ推定かというと、時速 35km 付近での走行中に刺されたため、その姿は確認できなかったので……
猛烈な痛みとアナフィラキシーショックの懸念に耐えつつ、残り 30km を走破
刺されたのは山城大橋を越えて南下した辺り。ちょうど近くのホームセンター(ダイキ)で休憩して再出発した直後の出来事だった。
刺されたのは事もあろうに頭部。左後頭部をヘルメットのこの細い隙間を狙撃するかの如くブスリとやられた……
刺された瞬間に、とにかく凄まじい激痛。ただ高速走行中だったので下手に倒れるわけにもいかず、何とか激痛に耐えつつそのまま安全に停車できる箇所まで移動して、土手横の草むらに転がり落ちるように停車。
この時はそんなこと考えてる余裕はなかったが、被害現場から高速かつ大きく離れるのは蜂被害に遭った場合のセオリーのため、ある意味正しい対処法ではあった。
急いでヘルメットを取ろうとするものの、頭部にわずかに触れただけでも激痛が響く。何とかヘルメットを取って水をぶっかけて頭部を冷やす。
ここでまず考えたのが、アナフィラキシーショック。というのも実は高校時代、一度蜂に右手を革手袋の上から刺されていた経験があったので、ショック症状の発生は十分考えられた。
ただ、その時も今回のように自転車走行中での出来事だったので蜂の姿や種類は未確認で、一体どの種類の蜂に刺されたのかがまるで分からず、それが一層対処を困らせた。
日本で主に遭うとされる蜂被害は、スズメバチ、アシナガバチ、そしてミツバチ。そして今回は姿こそ確認できなかったものの、頭部で響く重低音抜群の羽音と、明らかにヘルメットに何か異物が乗っていると感じた重量感から、被害は恐らくスズメバチあるいはアシナガバチの可能性が浮上。
意を決し傷口を手で探ってみたところ毒針は刺さっていなかったようなので、この時点で少なくともミツバチの可能性は消えた(ミツバチは刺した針は抜けてすぐに死に至るため)。となると犯行に及んだのはスズメバチかアシナガバチか……しかしどちらにせよ毒性抜群の厄介な連中。
取りあえず日陰はなかったもののできるだけ安全な場所で30分ほど安静にしていたが、幸いにもショック症状と思われる症状は激痛以外何も起こらなかったので、取りあえずはショックはないものと判断し、取り急ぎ自宅へ戻ることに。
結論からいうと刺された患部は1日を置いて広範囲に腫れ上がったものの、痛み自体は1日で消え、懸念していたショック症状などもその後起こらず。蜂毒は下手をすると蛇以上に強力で即効性のあるもののため、1日経って何もないなら、まずはひと安心。
スズメバチの場合、個人差もあるが痛みや腫れなどの症状が数日続く場合もあるらしいので、それを考えると今回の被害はアシナガバチだったのかもしれないが、真相はもはや分からず仕舞い。
しかしどちらにせよ、これで人生二度目の蜂被害。次に刺された場合は考えたくはないが万が一は十分考えられるため、一度病院で診察を受けようかと。
今日が土曜日で、午後14時を回っておらず、しかも被害現場が自転車道の真っ直中でなければ、迷うことなく速攻で行きつけの医院へ駆け込んだんだけどね……
一応今日の走行記録
夏に予定しているロングライドの下見かつトレーニングを兼ねた今回のサイクリング、何か散々な目に遭ってしまったが、それでも走行自体は天気もよく風もない、非常に爽やかで気持ちの良いものだったのが唯一の救い。ホント、蜂さえなければ……
- Tm【走行時間】: 3:38,41
- Dst【走行距離】: 74.23 km
- Avs【平均時速】: 20.3 km/h
- Avc【平均ケイデンス】: 70 rpm
- Mxs【最高速度】: 47.3 km/h
- Mxc【最高ケイデンス】: 123 rpm
- Odo【積算距離】: 555.2 km
今回はロード初の長距離かつ初走行ルートということでローペースで流すつもりだったが、蜂の被害がなくともかなりの遅いペースになってしまった……正直 TREK 7.5FX の時の方がタイム良かったぞ(笑)
しかし今日は梅雨期間内での快晴ということもあってか、自転車道にローディな人の姿が多い多い……蜂被害直前に休んでいたダイキのベンチなんて、レーパン姿のローディで埋まってたしwww(自分含む)
まぁまだ乗ったばかりのロードバイクなんでこんなもんかと思いつつ、せめてもう少し気合い入れて走るようにしようかと……今後の蜂対策を考えるのが最優先だけど。
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