飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

新車「ダイハツ ムーヴカスタム X Hyper SAⅡ」納車

2016年2月6日

 約2週間前に突如降りかかった愛車「ムーヴカスタム X Limited」廃車という悲劇。その後色々と葛藤した末に最終的に新たなる愛車として選んだのは、前愛車と同様のムーヴカスタムとなった。
 グレードも X Limited と同グレードの位置づけとなる「X Hyper」のスマートアシストⅡ搭載モデル「X Hyper SAⅡ」を選択。もちろん単に「前と同じグレード」という理由ではなく、価格と機能、装備などのバランスを考慮して、複数車種比較の結果出した結論が、この「ムーヴカスタム X Hyper SAⅡ」だった。

 ちなみに廃車となった先代ムーヴカスタムが第4世代に当たる L175S で、現ムーヴカスタムは第6世代に当たる LA150S 系。
 現行の第6世代モデルは2014年12月に第5世代からフルモデルチェンジしたもので、さらに2015年4月のマイナーチェンジで搭載しているスマートアシストを進化型の「Ⅱ」に変更したものが、2016年2月現在販売されているものとなる。

最後まで悩んだ車種とその理由

 今回購入したのは、前車同様ダイハツの同じディーラーにて。事故から廃車の流れで延々と延長した代車手配のお願いやら何やらで散々迷惑掛けまくった手前、「別の店で買います」とか不義理すぎて言い出せるわけないし(笑)

 それに次回欲しいと思っていた車種もダイハツだったので、今回の廃車騒動は正直非常に不満かつ未だに納得いかないものの、ある意味では増税前のこの時期だったので良い機会だったとも言えなくもない。

 ……と自分に言い聞かせる日々を送り続けてきたわけで(笑)

第一候補はハイト系軽自動車の究極系「ウェイク」

 今回の廃車騒動で新車購入を考えた時、まず脳裏に浮かんだのがいわゆる「スーパーハイトワゴン」に分類される軽自動車の中でも究極に近い車高を誇る「ウェイク」。

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 これをまず最初に視野に入れていた理由、それはズバリ「自転車の運搬」が容易であること。ロード乗りなどで軽自動車購入を考えている人なら、まず第一に視野に入る軽自動車。
 実際公式でもサイクリング用途として非常に大きな利便性があることを謳っており、その他アウトドア用途でもその運搬性能をウリにしていて、そうした系統のオプション類も多数備えている、大きさだけで言うなら他社メーカー含めて現時点ではまさにハイト系の頂点ともいうべき存在。

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 軽自動車の規格制限である車幅と全長はタントやムーブと同様だが、車高があるだけで異様に広く感じる車内。シートの質感も問題なく、荷室の広さも日常使いでは無駄と思えるほどに広く、これが「軽」であることを一切感じさせない。
 自分自身サイクリングが趣味のひとつであるため、次回購入時にはウェイクを選ぶ気満々だったため、当然今回もまず視野に入っており、ディーラー側もそれを知っていたためか最初に代車手配時にはこのウェイクを貸してくれた(笑)

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 そのウェイクが結果として最終的に候補から外れた理由、それは「インパネのデザイン」と「機能のグレード」の2点。

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 インパネは非常に開放感のある造りで、ステアリングも待望だったステアリングスイッチを備えて必要十分な装備は整えているが、

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 最初に見た時や代車のウェイク運転時にはほとんど気にならなかったが、ムーヴカスタムの洗練され尽くしたあのインパネデザインを見た後だと、メーター類のデザインがどうにも安っぽく思えてしまった。

 そしてもうひとつの理由である「機能のグレード」の不満が、搭載されているスマートアシスト機能が、ムーヴカスタムだと「Ⅱ」だが、ウェイクは旧型のままであること。

 荷室の広さは「自転車を分解せずにそのまま搭載可能」という希望を完全に叶え、しかも純正オプションで自転車ホルダーも装着可能という欲しい機能を完璧に備えているにも関わらず、操縦系統回りのデザインが劣ること、そしてスマートアシストが旧型のままというこの2点がどうしても引っかかり、最終的には候補から外れてしまうことに。

 正直ムーヴカスタムさえ見ていなければ、スマアシが旧式というだけでは候補から落とさなかったと思う。それほど魅力的な車種ではあった。もちろん他にもムーヴカスタムを選んだ理由があるが、それはまた後述することに。

第2候補のタントカスタムは、最後の最後までムーヴカスタムと争った

 第2候補は、ウェイクが発表されるまでに次回購入候補 No.1 だったタントカスタム。

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 ちなみに上記は普通のタント。ムーヴもそうだが、カスタム車種は外観も内装も別次元と感じるほどに異なるものとなっている。

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 インパネ回りはやはりムーヴと比較にならないほど開放されており、天井の圧迫感もないためウェイクほどではないにしろ、ハイト系軽自動車 No.1 の売上実績を誇るだけはあるという説得力に溢れている室内空間。
 カスタムは内装のカラーリングやデザインが異なっており、特にメーター類は一眼メーターから3眼メーター+マルチディスプレイに変更されていて標準のタントのチープなメーター類とは一線を画している。

 ……が、やはりムーヴカスタムのインパネデザインが素晴らしすぎるため比較してしまうとどうしても見劣りしてしまったという、最後の最後で候補から外した理由もウェイクとほぼ同じ理由。ちなみにタントカスタムに搭載のスマアシはムーヴカスタム同様「Ⅱ」のため、機能面ではウェイクより優れていた。

 またタントカスタムはカラーにツートン仕様を選択できず、比重は大きくないもののそこら辺もムーヴカスタムに軍配が挙がった一因になっている。

第3候補のダイハツの新顔「キャスト」は、日常使用での維持コストなどを考慮して除外

 以前の車検時に試乗したことのあったキャストも、そのスポーティな面と居住性を見事に両立したデザインから、優先度は低かったものの一応候補に挙がっていた。

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 巷で「4人乗りのコペン」と称されるだけはある非常にスポーティな走りを実現する機能や装備類は、年一回程度とはいえ長距離移動も必要とする身としては大きな魅力であり、またムーヴをベースとしていることから日常使いとして十分な居住性も確保されていた。

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 インパネ回りもムーヴカスタムに近く、メーター類も TFT 液晶こそ非搭載なものの、メーターは2眼仕様でデザイン製は非常に高品質。
 装備・機能に関してもスマアシⅡに加えて D assist 機能に代表される Force Control を搭載し、タイヤサイズもムーヴカスタムではRSグレードのみの15インチを装着しているなど、デザインも機能も文句なくトップレベル。

 全グレードにターボエンジンを備える「キャストスポーツ」に至っては16インチ専用ホイールに、パドルシフト付 MOMO 製本革ステアリングまで装備しているという充実っぷりを見せる。

 ただムーヴカスタムとの比較ではやはり日常使いでのコストパフォーマンスが気に掛かり、燃費面でごく僅かに劣ること、そしてタイヤサイズがひと回り大きく交換費用などが嵩む可能性があることなどから、最終的には車体全体のデザインなども考慮に入れた上で候補から落とすことに。

最終的にムーヴカスタムを選んだ理由

 他の車種それぞれにある魅力を切り捨ててでも最終的にムーヴカスタムを選んだ理由を挙げてみると、

  • これまで乗り親しんだ操作性のフィーリングがそのまま受け継がれている
  • 日常使いを主目的とする場合、広く快適な室内よりも 31km/L という燃費性能の方が魅力
  • 外装、特にフロントグリル回りのデザインとツートンのカラーリングが最高に気に入った
  • インパネ類のデザインが全車種中トップレベルの高品質
  • 長距離移動を考えた場合、居住性優先で車高がある車よりも安定性を求めた車高の方が安心
  • 普段使うのは自分よりも60代の母親のため、下手に操作性が変わるのは心配

 上記あたりが主な理由に挙げられる。

操作性や乗り心地が前ムーヴカスタムのフィーリングを継承

 世代が第4世代から第6世代へ飛んでいる分、当然操作性能や車体制御系は格段に向上しているが、それでも全体的な操作系のフィーリングは、納車の間代車として借りていたウェイクやタントと比較すると体感として明らかに感じられるほど、前ムーヴカスタムとほぼ同様のフィーリングを得られた。

 座席に座った際のアイレベルや全体重量がムーヴ系とタント系、そしてウェイクではそもそも大きく違うのだから当然の結果と言えるが、この操作性の継承は自分はともかく母親が運転する場合には相当重要な優先項目になってくる。納車したての新車で事故おこされちゃ敵わんし(笑)

日常用途で必要なのは、燃費 > 居住性

 サイクリング用途として自転車を分解せずに詰め込めるタントやウェイクは確かに魅力的な車種だが、実際にサイクリング用途で自動車を出すことは滅多になく、主な用途はあくまでも平日は母親の仕事場への移動や買い物。
 そうするとまず第一の魅力となるのは居住性ではなく、ハイブリッドではない普通のガソリン車としては驚異的な 31km/L という燃費性能。

 それに日常用途を主として考えるなら、ムーヴ系でも必要十分な居住性を備えている。ホームセンターで本棚を購入した時だってフロントサイドフラットモードにすれば十分に詰め込めたので、日常でこの広さがあれば困る場面はほぼ皆無。
 たまのサイクリング時でも前輪を外すだけで搭載することは可能なので、前輪のクイックレバーを回す1分の手間さえ惜しまなければ、サイクリング用途にだって(少々窮屈ではあるが)使えないことはない。

外装のデザインとカラーリングが信じられないぐらいに進化している

 この第6世代目からは第5世代目までの丸みを帯びたデザインを大きく変更しており、もはやフロントデザインだけ見るならもはや軽の領域を遥かに超えた重厚感溢れるデザインのグリルや照明となっている。
 特にムーヴカスタムはフロントグリルとフォグランプ周辺にLEDイルミネーションを搭載しており、夜間の照明点灯時にはこれらが光り輝いて真正面のフォルムがえらいことになる(笑)

 何でも第5世代まではまず最初にムーヴをデザインしてからカスタムという流れだったが、第6世代からはまず最初にムーヴカスタムをデザインするという流れとなったらしく、そのためかムーヴカスタムと普通のムーヴとでは外装も内装も別次元にデザインと質感が異なる車種となっている……というより「ムーヴを少し弄った」感が払拭されているというべきか。

 またムーヴカスタムは室内居住性を追求したタントやウェイクなどとの区別というか進化の方向性として「高級感」を追求する方向へと向かっており、その方向性は外装・内装両面にひと目で分かるレベルで現れている。

 カラーリングについても単色だけ見ても軽自動車とは思えない高級感のあるメタリックなカラーが揃えられている上に、ブラックとのツートンカラーも選択できるというオプションが用意されている。
 ツートンカラーのためには別途5万円という結構なコストがかかるものの、それでも価格に納得するだけの見事なカラーリングを施せるのは大きな魅力。

 今回はブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリックのツートンカラーを選択したが、単色では代車で借りていたムーヴカスタムのカラーだったメテオライトグレーイリュージョナルパールも、別途2万円の費用が掛かるオプションカラーではあったが、それでも第2候補に挙がるぐらいに気に入ったカラーだった。

インパネ類のデザインと品質がダイハツ全車種中トップレベル

 他車種との棲み分けとして追求した「高級感」が最も顕著に感じられるのが、インパネ回りを中心とする内装のデザインと機能。
 スポーティな造りで高級感溢れる二眼メーターの間に搭載されるTFT カラーマルチインフォメーションディスプレイは2016年2月現時点ではムーヴカスタムだけの装備だし、スマアシⅡや Force Control などの搭載車種が少ないこれらの機能もしっかりとフル搭載している。

 シートは本革とファブリックの組み合わせで、グレードが Hyper のものはそれぞれ専用のアルミホイールも装着しているなど、とにかく隅から隅まで手抜きのない高品質な造りとなっている。

 普通乗用車も含めればもちろんこれ以上のグレードのものなどいくらでもあるだろうが、軽自動車というカテゴリーの中では相当気合いが入った外装と内装だと感じずにはいられない。少なくとも前車の第4世代ムーヴカスタムとはもはや比較することもできないほどの進化を遂げていた。

長距離移動に必要となるのは車体の快適性よりも安定・安心性

 年に1回程度ではあるが法事などで奈良から鳥取へ片道約 300km の道程を走ることがあり、こうした長距離走行を考える場合やはり最も重要視されるのが高速走行時の車体の安定性と燃費。

 タントやウェイクなどのスーパーハイト系は居住性確保のために車高を上げており、もちろん開発時に十分な安定性などのチェックをクリアしているだろうが、それでもやはりムーヴ系のそこそこの車高と流線型に近いデザインがもたらす安定性は得難いだろうと考えている。
 年に1回の長距離走行とはいえ生命を乗せて運転している以上、やはり安定性とそれがもたらす安心性としてはムーヴカスタムが一番バランスが取れた車種ではないかと思った。

 もし候補にキャストやコペンなどの「走行性能最重要視」な車種が入っていたら、また違った考えになっていたのだろうが……

 ただアイレベル高さから来る視界の広さと安心感は、やはりタントやウェイクが No.1 かと。特に大型トラックなどの横に並んだ時などはそれを凄まじく実感する(笑)

普段使うのは自分よりも母親=乗り慣れた車種の方が絶対良い

 最終的にムーヴカスタムを選んだ決定打がこれ。実際いくら操作フィーリングが変わろうとも自分ならいくらでも慣れることができる。が、60代の母親はそうはいかない。
 まぁ当の本人は大丈夫と思っているかもしれないが、やはり歳を取ってからでは操作への慣れを体に再び染みこませるのは色々負担だろうと心の中で判断し、前車との操作フィーリングをほぼそのまま継承するムーヴカスタムを今回も選ぶことになった。

 実際代車のウェイクやタントを運転していた時にブレーキが重いやらカーブに違和感やらとぶつぶつ文句言っていたので、そんな文句が出る以上危なっかしくてタントやウェイクは選び辛かった。

 正直なところ前ムーヴカスタムはあと10年、少なくとも総走行距離 20万km 程度までは乗り続けるつもりでいて、買い換える時は母も仕事を辞めて自分が主な運転者になってからのつもりだった。
 その時ならばウェイクはもちろんコペンもなかなか良いのではと思っていた矢先に起きた今回の廃車騒動だったので、確かに第6世代ムーヴカスタムは高級感溢れる非常に良い車種とは思うが、それでもやはりじっくりと自分の趣味オンリーで選び抜くことができなかった残念感はどこかに残り続けている……

第6世代ムーヴカスタム X Hyper SAⅡ 総評

 色々と不満というか絶望の廃車から始まった今回の新車選びだが、最終的に選んだ第6世代ムーヴカスタム自体には一切の不満はない。というか満足しかない(笑)
 一世代飛ばしているので当然と言えば当然だが、内装、外装、走行性能、快適性、その他各種機能面など、ありとあらゆる点においてこれまで愛用してきた第4世代ムーヴカスタムを凌駕しているので、これで不満を持つ方がどうかしていると断言できるぐらいに優れた車だと体感できる。

 実際の走行性能や日常使いで果たしてどれだけの平均燃費を叩き出せるかはまだこれから検証していく必要があるが、少なくとも代車として借りていた同型・同グレードのムーヴカスタムでは平均 15km/L を出していたので、燃費の方は結構期待できそうではある。

 このように性能や機能、内装・外装のデザインとあらゆる点において軽自動車とは思えないレベルに進化を遂げているムーヴカスタムだが、敷いて難点を挙げるならやはり価格面が購入時最大のネックかと。
 ムーヴカスタムの X Hyper SAⅡ グレードは税込で約154万円、これにナビなどの装備やオプション、整備パックセットにその他諸費用を合わせると軽く200万円を越えてくるという、お値段の方ももはや軽自動車とは思えない領域に突入してくる。

 ムーヴカスタムに限らず最近の軽はどれも車体価格だけでかなりの費用になってきており、ここに増税などの影響も考えると、もはや普通自動車に対する軽自動車のメリットはその後の車税や維持費程度になってきている。
 もちろん狭い道路などで小回りが利くなどの利点もあるが、いくら進化を遂げようとも規格で制限がある以上自動車としての相対的な性能は普通自動車には敵わないため、車体価格が同程度となれば残るメリットの価値をどう捉えるかが軽自動車を選択する上でウェイトを占める要因であり、またここら辺をユーザーにどう捉えさせていくかがメーカー側が重視すべき点であると思われる。

 高級路線に方向性を定めたムーヴカスタムだが、お値段の方もこれ以上高級になってくるとこれまで保っていた価格と性能面などのバランスが崩壊する可能性があるため、これから消費税もさらにひどいことになってくることも踏まえてもう少し価格設定を何とかしてくれればとは思う……まぁ今回は緊急ということもあってもう購入したけど(笑)

 しかし今回は……というか今回もディーラーの担当営業の方には代車の件といい事故の件といい散々お世話になってしまった。前ムーヴカスタムを購入してからこれまでの間、事故やら何やらでことある毎に電話で呼び出しを掛けるなどひたすらまとわりついてきた最悪レベルの客なのに、嫌な顔せず最後まで面倒見てくれて本当に感謝している。
 まぁ向こうもそれが仕事と言えば仕事なんだろうが、今回も納車の際「営業時間終了後に行くわwww」という無茶言ったにも関わらず快く対応してくれてありがたいことこの上ない……私だったら「てめぇなんか客じゃねぇ!二度と面見せんな!!」とまず間違いなく蹴り返してた(笑)

 色々と不本意な自体から始まった今回の新車購入だが、まぁこれもある意味良い機会だったと思い、せっかく購入した第6世代ムーヴカスタム X Hyper SAⅡ、今度こそ完全に乗り潰して満足するまで大事にしていこうと思う……とは言っても重ね重ね言うが、私は事故ったことも保険使ったことも唯の一度もないんだけど(笑)

 新たな愛車ムーヴカスタム X Hyper SAⅡ の詳細な紹介についてはこちらで行っているので、こちらも合わせてどうぞ。

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