飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

【富士登山】友人達と六甲山登山に挑戦、そしてまさかの登頂断念【予行演習其の三】

2017年7月16日

 富士登山に向けての登山練習もこれで3回目。本日は富士登山挑戦の発案者でもある友人のロバートさんのホーム、兵庫県は六甲山に登山演習を行うことに。

 天候は何とか晴れ、装備類も富士登山を控え各々ほぼ万全の状態で、しかも今回は春先に行った比叡山登山以来のフルメンバーが集合。
 六甲山は標高 1,000m に満たない低山で、今回挑戦するコースも初心者向けの阪急芦屋川駅から風吹岩を経由して山頂を目指すコースということで、どちらかと言うと登山練習というよりは装備品の最終確認的な意味合いが強い登山……のはずだった。

 ……が、結論から言うと、今回の登山はまさかの登頂断念に終わるという結末を迎える羽目に。その原因は下山後に皆であれこれ考えたが、失敗原因を集約して要約するとその理由は単純明快、

 真夏の山を舐め過ぎていた。

 もうこのひと言に尽きる。これ以外言い様がないというくらい炎天下での登山を舐めに舐め切っていたという素人丸出しの思考が今回の登頂失敗の要因だった……
 一応山頂一歩手前の一軒茶屋までは到達できたので、本当に登頂成功まであと一歩だったのだが、その一歩がどうしても及ばず力尽きる前に心が折れてしまった。

 今回はそんな登頂に失敗した六甲山登山の記録を、自戒と反省の意味も込めてまとめてみようかと。

今回は阪急芦屋川駅の登山口からアクセス

 六甲山は極めて多種多様なコースがあるが、今回はその中でも最もオーソドックスかつ初心者向けと言われる阪急芦屋川駅を起点とし、ロックガーデンを経て風吹岩に至り、そこから六甲山山頂を目指すコースを設定した。
 登頂後の下山は来た道を戻るのではなく有馬温泉側に向かい、そのまま有馬温泉を堪能して電車で帰路に着くという、下山コースもまた定番のものをチョイス。

  1. 【JR西日本】法隆寺 → 大阪(関西本線)
  2. 【JR西日本】大阪 → 【阪急電鉄】梅田(徒歩にて移動)
  3. 【阪急電鉄】梅田 →【阪急電鉄】芦屋川駅(神戸線)

 阪急芦屋川駅から六甲山登山道へは住宅街を徒歩で抜けてアクセスする。駅前からは案内板が多数あるし、多数の登山客がほぼ同じコースに向かうので迷う心配はあまりないかと。

 芦屋川駅前から川沿いを進む。

 案内明記は「六甲山」ではなく、その中継点となる「高座の滝・ロックガーデン」になっている。そして今日もブレずにザックの雨蓋がずり落ちているふろぱんさん。

 余談だが前回の登山ではごく普通のデイパックで来ていたロバートさんと倉田さんが、今回はしっかりとした一流どころの登山用ザックを装備して現れた。
 特に倉田さんはザックがオスプレイのケストレルの上にマムートの登山用パンツ装備とか、ちょっと見ないうちにどんだけ金つぎ込んでんですかね羨ましい……

 登山口へはこの全体から高級感溢れ出る金持ちオーラに覆われた高級住宅街の中を抜けていく。どこを見ても銃弾防御上等な鋼鉄製の門扉にガン付けしてるかのようなゴツい監視カメラ、そしてベンツにポルシェに BMW 等々高級車のオンパレードな住宅ばっかり……一体どういう人種が住んでいるのか気になる……

 そんな非日常な住宅街を抜けると、いよいよ登山口。ここから苦痛と挫折の登山が始まることに……

ロックガーデンを経て風吹岩へ。そして運命の分岐点

 いよいよ始まった六甲山山頂を目指す旅、まずはロックガーデンへの入口となる高座の滝を目指す。

 住宅街を抜けて高座の滝までは緩やかな坂が続くだけで、森林の中日差しも弱く風も涼しい非常に快適なアスファルトで整地された登山道が続く。

 高座の滝入口にある「滝の茶屋」にあっという間に到着。本当にあっという間。

 高座の滝までの通路を覆うように建てられた茶屋は中々に良い雰囲気。こういうの好きですね個人的に。

 入口ではにゃんこがお出迎え。ただ手を出すとめっちゃ威嚇される模様www

 高座の滝へは茶屋を抜けた奥の石段から向かう。ここから先は各種補給が可能な場所が3~4時間は存在しないので、食料、特に飲料水は可能な限り買い込んでおくことを超・推奨。

 特に夏場のロックガーデン越えは想像以上に水分を消耗するので、例え2リットル持っていても足りなくなる可能性大のため、さらに1リットル追加で買い込んでも全く問題ない。恐らくあっという間に消費するので重量もさして気にならない。

 本当、ここで買い込んでおけば良かったと後で激しく後悔した……一応完全凍結済みの冷えっ冷えの水を1.5リットル、クエン酸&BCAAドリンクを600ミリリットル持っていたが、これでも全然足りなかった。

 高座の滝到着。今日は登山客が本当に多かった。

 どうやらここら辺では猪の被害が深刻な模様。そこら中にこのような猪注意の看板があった。

 高座の滝。滝壺当たりには小魚がたくさん泳いでいた。調べてみるとどうやらウグイとのこと。

 高座の滝を少し先に進んだ上部から見下ろす。凄く清涼感溢れる風景。

 高座の滝を越えると岩場登りが始まる。ここから徐々にロックガーデンの本領発揮というところか。

 岩場をゆっくりと登っていく。ルート自体はキチンと整備されているので油断さえしなければ危険は少ないかと。油断したらかなりマズい高さだがwww

 ふと後ろを見ると山の間に見える街並み。まだそんなに登っている訳ではないものの、見える景色はやはり山の高さを感じさせる。

 ロックガーデンの岩場が続く。部分的ではあるが、ルートの中には鎖場や垂直登坂が必要な場所も。

 ロックガーデンを越えて風吹岩に至るルートには3つの鉄塔があるが、これがまずひとつ目の鉄塔。

 この時点で時間は12時。予定では正午には風吹岩到着だったので予定が大幅に遅れている。しかし焦っても仕方が無いので、ここで軽食を取ることに。

 30分程休憩した後、登山再開。

 ロックガーデンの過酷な岩場はひとつ目の鉄塔までで、ここからはごく普通の登山道なので歩きやすく、何より気が楽に。

 第二の鉄塔に到着。最初の鉄塔までに比べて時間も疲労感も比べものにならないくらい簡単かつ楽に到着。

 そして何故か撮ってしまう真下からの鉄塔写真。こういう如何にもマテリアルなのいいね。

 第二の鉄塔を過ぎて少ししたら、視界が開ける展望スポットに。

 先ほどよりもしっかりと見える街並み。ここで標高 400m 前後程度だが、やはり高所感は抜群。

 第二の鉄塔からさらに数十分進み巨大な岩塊が見えてくると、ようやく目的地である風吹岩に到着。

 風吹岩は標高 447m。PROTREK の高度計は 445m を指しており、誤差ほぼ無し。そして相変わらずの猪注意の表示が……

 風吹岩には登ることが可能。途中までは階段だが、最後は剥き出しの岩肌を登る必要があるため要注意。

 風吹岩からの風景は達成感も相まって抜群に良い。開けた場所なので日差しはキツイが風が気持ちよく、素晴らしく気分が良い。

……思えばここで六甲山山頂を目指さずに下山していれば、最高の気分のまま一日を終えられたのかもしれない……

 第三の鉄塔は風吹岩と共に。登山客も多く、子どもの姿も目立つ。それだけここは登りやすいということなのかも知れないが、正直我々にとってはここまでの道程でもかなりのダメージを受けた、かなりキツめの登山という印象。真夏の登山が初めてということもあるだろうが……

 ……で、これからどうするかを皆で一度話し合うことに。と言うのも実はここまでの間に所有していた飲料水はほぼ底を尽き、私自身も残りは後500ミリリットル程度という事態だったからだ。
 これまでに数度登山を練習で経験したが、ここまでの水分消費は全くの想定外。現在は真夏日と言うことも考慮して水は多めに持参していたが、それでも足りないというのは全く誤算だった。

 六甲山山頂までの残る道程はロバートさん持参の案内書によれば約3時間ということだが、それまでに補給が可能な場所はなく、しかもここまでのルートでも案内所の予定時間を大幅に超過していることから残りが約3時間というのも全く当てにならない。

 本当なら登山のセオリーとしては予測不能の事態に陥った場合や所有する補給物資、あるいは用具を紛失・破損した場合、直ちに引き返すのが正道の判断となる。実際ここで登頂は断念し、下山道の方へ向かおうという案も一度は出た。

 しかしながら距離としてはこのまま山頂を目指した方が若干だが短いこと、そして途中にゴルフ場の間を抜けるコースを取るために全くの山奥ではないのでどこかで補給できるだろうというひたすらに甘い判断がここでの全員の決断を誤らせてしまった。

 ……結果、飲料水をほとんど持たず炎天下の中六甲山の山頂を目指す という結論を出してしまう。ここで引き返しておけば、あれほど苦しむことはなかったはずなのに……

六甲山山頂を目指し、約束された敗北の地獄の行軍開始

 結論から言うと 既に失敗している山頂への道程 だが、この時点では「まぁ行ける行けるwww」という楽観的な考えで脳内ハッピー状態だったので、自分たちを甘やかしたまま山頂へ進行開始。

 まずは雨ヶ峠を目指し、その後本庄橋跡そして七曲りを経て山頂へと至るスタンダードルート。案内は定期的に出ているので迷うことはない。

 ゴルフ場内を横切るためその区切りのゲートが途中に幾つかある。

 ……で、この時点でふろぱんさんが軽く熱中症状態に。所有飲料水はもちろん既になく、やむを得ずロバートさんと倉田さんがゴルフ場に飲料水を分けてもらいに行くことに。
 基本会員制のゴルフ場では部外者は嫌われる傾向にあるため、頭を下げることで何とか飲料水をゲットしてもらったとのこと。方々に大変ご迷惑をおかけしてしまった……

 ふろぱんさんの症状が落ち着くまで休憩を挟み、その後ゆっくりと歩を進めて雨ヶ峠へ。ここまで来たら既に山頂を目指した方が早く落ち着く場所に出ることができる距離にあったため、もはや引き返すという選択肢はなかった。

 本当ならこうなる前に何らかの対処を取るか、下山せねばならなかったのに……

 途中いくつか沢を渡る。一件綺麗に見える水だが、沢のほとりには「汚染のため飲用不可」の看板が。にも関わらずペットボトルに水を汲んでいた倉田さんは正に剛の者www

 この沢の水は飲めないものの非常に冷たいため、タオルなどを濡らして首に掛けておけば炎天下の中では大きな涼を与えてくれる。

 本庄橋跡方面か七曲り方面かへの分岐点。どちらを選んでも途中で合流して山頂へ到達できるが、選んだのはロバートさんが事前に下調べして予定していた七曲り方面コース。

 ふと空を見上げると、蒼穹に横一文字に走る飛行機雲。青いキャンバスに見事な水平線を描く雄大な風景に感動していると、バッチリ皆に 見捨てて 置いて行かれた。

 この石段を登れば本庄堰堤がある広場へ。

 本庄堰堤がある広場へ到達。ここは各ルートへの合流・分岐点のため、多数の登山客がいた。

 本庄堰堤。

 ここに至るまでにゴルフ場にて入手した飲料水もほぼ枯渇状態だったため、一刻も早く山頂付近にある一軒茶屋を目指すために休憩を取らずに即出発。案内には一軒茶屋まで 1.6km とあり期待と希望が脳裏をよぎるが、その後割と早く絶望の底に沈むことに……

 沢を渡り、いよいよ最後の難関である七曲りの急勾配な登りへと至る……が、ここで意識消失。

 正確にはここから一軒茶屋までのことはほぼ何も覚えてない。水分は完全に枯渇して体力もゼロ。ただひたすら心を殺して無心に歩を進めることだけが生存への唯一の道と本能が判断し、写真を撮る余裕は一切無し。

 唯一の救いは木陰のルートのため日差しは無く、風も涼しく心地良かったこと。ただそれだけ……

 こんな我々の惨状を見かねてか、倉田さんが単独で先行して一軒茶屋を目指して飲料水を確保する案を出す。というのも実は時間も既に16時に差し掛かろうとしており、一軒茶屋が閉店する恐れがあったため。
 この瀕死の状態ではかろうじて一軒茶屋に到達 → 閉店しましたのコンボは心だけでなく物理的に肉体の死に直結する恐れが今回ばかりはリアルにあったため、倉田さんには大変申し訳ないが先行してもらうことに。

 というか倉田さん自身も水分ゼロ状態だったのに、何なんですかねこの無限の体力は……

 その後、残り十数分のところをその倍以上の時間を掛けてようやく一軒茶屋に到達。その目前に既に一軒茶屋に到達して先にかき氷を吟味後入手したペットボトルを持って戻ってきた倉田さんと合流。

 ホント鬼の体力だな倉田さん!

 肉体強度も精神性も同年代とは思えん……それにロバートさんも既に瀕死状態のふろぱんさんのザックを担いでここまで来たので、こっちもいい加減凄い体力と根性。

 今回私、何の役にも立ってねぇな……

 一軒茶屋内。閉店が16時30分とのことなので、本当に滑り込みセーフ。ゆっくり食事してる時間もないので、かき氷だけかき込んで飲み物は表の自動販売機で購入。

 ……ということは一軒茶屋が閉まっても何とか飲料水だけは確保できたか。ふぅ……

 で、六甲山山頂はもう目の前だがこのまま山頂に行くか否かの決を取ったところ、当然の如く全員が「No!」という満場一致の意見のため めでたく登頂失敗決定。

 しかし山頂への到達は断念したとはいえ、ここから下山するにはやはり自らの足で登山道を下るより他はないため、下山は当初の予定通り有馬温泉側へと下っていくことに。

そして有馬温泉へ……

 一軒茶屋の自販機で十分な飲料水を確保後、魚屋道を通り有馬温泉方面への下山を目指す。

 この時点で少し雨が降り始めたが、小降りなことと空は十分に晴れていることからレインウェアの必要はないと判断。一度試して見たかったけどねレインウェア。

 有馬温泉まで約4km という距離は、登りなら絶望だが下りなら気も楽になる距離。とは言え真横が崖になっており気を抜くと危ないコースではある。

 しかもここで一軒茶屋で回復して元気というかハイになったふろぱんさんが、せっかく入手した飲料水を崖下に落としてしまうと言う自然にも自身にもよろしくない事故を起こしてしまう。あんだけ水は貴重って学んだんじゃなかったのかアンタ。

 一軒茶屋で頭痛がするからと渡したロキソニンがよろしくなかったのか、その後もハイテンションは落ち着くこと無く下山道を駆け下りていくふろぱんさん。さすがに大学時代から暖めていた年代物のロキソニンはちょっとマズかったか……?

 途中どうやら崩落があったようで、迂回路が作られていた。

 結構ガッツリ崩落している……

 途中にある休憩所では、これでもかというくらいにスズメバチ注意の張り紙が。

 横が崖になっている細い登山道が続くが、景色は中々なもの。

 広場に到達したが、登りではバテまくっていたふろぱんさんが下りではハイだったので、特に休憩はせずこのまま有馬温泉に向けて直行。

 有馬温泉まで残り 1km。やはり下りは思った以上に早い。

 途中ロバートさんが木の上にある妙なキノコを発見。よく見つけたな……

 舗装道に出たらゴールはもうすぐ。

 下山、無事に完了。下山については特に問題なく、予定通りの行程となった。というか登りの時が調子に乗り過ぎていただけだったか……

登頂失敗の挫折の屈辱を癒やすべく、有馬温泉は金の湯へ

 下山時刻は17時前後のため、当初の目的では有馬温泉で湯に浸かり昼食のはずが食事をしている暇がなくなったため、取りあえずは温泉だけでも堪能するため、有名な「金の湯」へと向かうことに。

 有馬温泉内を下っていくと、途中に炭酸泉源広場を発見。

 手を付けてみるが別にシュワシュワしていなかった(笑)

 金の湯までのルートを把握しているのはロバートさんなので、ロバートさんの先導に続く……と思ってたらふろぱんさんが私の貸したトレッキングポールを手にさらにその先を進む(笑)

 この周辺では魔除けのために、かつて寺院で使用された鬼瓦が飾られているとのこと。

 モンベル有馬店。モンベルの存在が示す通り、周囲には自分達と同様に登山客の姿も多い。

 老舗店舗に挟まれた細道を行く。こういう雰囲気は心地良い。

 足湯発見。ここが金の湯の裏側になる。

 金の湯に到着。これでようやくひと息つける……

 有馬温泉の有名日帰り温泉にはこの金の湯の他に銀の湯があり、金の湯の泉質は金泉、銀の湯の泉質は炭酸泉・ラジム泉とのこと。ただ金の湯の色は、金ではなくどちらかと言うと銅。

 温泉を堪能後、売店で有馬サイダーなるものを購入。非常に炭酸が強く、甘みは控えめの通好みな味。多分お子様にはあんまり向かない感じ。

 足マッサージ中のふろぱんさんとロバートさん。本日はお疲れ様でした……

 帰りは神戸電鉄有馬温泉駅から。この後夕食をどうしようかと話したが、さすがに今日は予定時間を超過し過ぎており、特にふろぱんさんがこのままでは静岡行きの新幹線がなくなってしまう恐れがあったため、やむを得ず夕食は取りやめにして各々帰宅することに。

 ……と見せかけて私とロバートさんは三宮まで一緒だったので、三宮で一緒に夕食を摂ることに。訪れたのは「RedRock」という肉料理、特にローストビーフ丼やステーキ丼などの肉丼をメインとする店。

 当初はローストビーフ丼を選ぶつもりが、写真のボリュームに圧倒されてロバートさんと共にステーキ丼をチョイス。そのボリュームは写真に違わぬ見事なもの。

 RedRock では別途頼まない限り基本肉類は全てレアで提供されるとのことだったが、恐らく低温でじっくりと焼き上げているのか、肉は非常に柔らかく特製のタレも見事に肉とご飯にマッチ。登山で死に絶えかけていたエネルギー枯渇寸前の肉体に肉の旨味とたんぱく質が染み渡る……

猛烈な反省点ばかりの六甲山登山、しかし学ぶべきことが確実に心身に刻まれた良い経験だった

 正直今回の登山は登頂失敗もさることながら、それ以前の問題として「真夏の登山」そのものを甘く見過ぎていた大失敗に大失態の登山だった。
 しかしながら登山初心者の身に実体験として刻み込まれた今回の失敗は、富士山への登山を計画している我々には得るものの多い非常に実のある大成功な登山だったという一面もあったのが救いになっている。

 今回の六甲山登山では可能な限り富士登山時の装備と同様の装備で挑んだが、富士登山まで残り3週間を控えて再度装備品・携行補給物資類を熟慮し直す良い機会となった。

 富士山は1時間も歩けば山小屋に辿り着くと言われているので、さすがに六甲山ほど水に困る可能性は少ないだろうが、そうした「甘え」が何を引き起こすのか身に染みた今回の登山の経験は決して無駄にはすまいと心に誓う。もうあんな目に遭うのは御免だしね……

おまけ:今回の登山で役立ったお役立ち道具類

 今回はなんと言ってもこれ。

 ナルゲンボトルとその専用ケース。サイズは0.5リットル広口と1リットル細口を携行。両方共に水を前日に冷凍庫で凍結させて携行したが、1リットルボトルの方は完全に水を消費し切った午後15時ぐらいまで氷が残り、キンキンに冷えた状態が保たれていたという驚異の保冷性能を発揮してくれた。最後は水を飲むのでは無く、氷の欠片を舐めて終わったほど。

 ナルゲンボトルはそのまま凍結させても問題無い構造(フタは0度まで対応なので外しておく)なので、真夏は専用ケースを合わせて使用するとこの上なく幸せになれる。実際なった(笑)
 ただ携行するならペットボトルやプラパティスのソフトボトルの方が軽量だが、ナルゲンボトルはこうした使用方法が可能なのでやはりお薦め。

 今回は0.5リットルの方をザックに取り付けていつでも飲めるようにしておき、中身がなくなればザックから1リットルの方を取り出して中身を移して補給するという使い方をしてみた。
 こうすれば1リットルの方は外気に触れにくいため氷が溶けにくく、また凍結したボトルの周囲に軽食を入れておけば暑さで傷む心配も少なくなると利点が多い。

 富士登山ではナルゲンボトルをもう1本増やして持っていくか、それとも1泊予定なので凍結には拘らず、重量優先でペットボトルにするか思案中……

コメント

  • Dカンフックの活用法を検索していて、こちらにお邪魔致しました。
    富士登山の予行演習の記事に引き込まれ、当初の目的を忘れて楽しく読ませていただきました。時系列に沿った写真付きの記録が、そこに居合わせたようなリアルな感触をもたらしてくれました。
    いいお仲間をお持ちのご様子、本命の富士登山では大成功を収められる事でしょう。

    2017年9月17日 01:45 | 中川 育代

    • 中川育代さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      記事をアップするのが遅れてしまいましたが、実は8月頭に富士山へ挑戦しており、ものの見事に登頂失敗・玉砕を果たすという悲しい結末を迎えてしまった次第でありまして……ご声援頂いたにも関わらず大変お恥ずかしいことに……
      ただ失敗は成功の母というように、今回の富士登山失敗がこれからも登山を続けていく理由になったのは不幸中の幸いというところなので、ボチボチではありますがまた登山に関する記事も上げていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。

      2017年9月18日 11:39 | 伊織

  • 伊織様、お返事ありがとうございます。

    >ボチボチではありますがまた登山に関する記事も上げていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。

    了解です、今後も全力で応援続けさせていただきます!

    2017年9月19日 15:13 | 中川 育代

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