飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

台風21号で被害を被った自宅の保険金申請と修繕を行ってみた

2017年12月30日

 日本各地に被害を及ぼした10月の台風21号。地元の奈良においても通勤に使用しているJR関西本線の一部長期不通やら何やらで個人的にも結構デカい影響を受けてしまったが、特に大きかったのが自宅の台風被害。
 10月末に被害を被ってから12月になるまでに被害確認、保険請求、そして地元工務店への修繕依頼等々を面倒と感じつつも淡々と続け、ようやく10月から始まった一連の台風被害が解決した。その間およそ2ヶ月ちょい。長かった……

 自宅が受けた被害自体はさほど生活に大きな影響を及ぼすものではなかったが、それでも元が築40年近くのボロい中古家のため、一部分とはいえ破損を放っておけばそこからどんな二次被害が広がるか分かったものじゃないため、この機会に綺麗にできたのはある意味では幸運だった。

 もっと言えば住宅ローン締結時に掛けた火災保険内に台風による被害も含まれていたのをふと思い出せたのはもっと幸運だった。
 これまでは保険のことなんてすっかり頭から抜け落ちていて、この数年小さな被害が出るごとに自分でチマチマ修復していたからなぁ……やっぱり保険って大事ね(笑)

10月に被った台風被害は大別して計三箇所

 10月の台風21号により被った被害は大きく分けて全部で三箇所あり、

 まずは2階の天井板に取り付けられていた通風口の脱落。恐らくは強風により剥がれたものと推測。上記写真のものはベランダ部分の天井板通風口で、数年前の台風時に剥がれた際には自分で金具を付けて修復したからその跡が残っている。やはり素人施工じゃ限界も早いか……

 通風口脱落はもう一箇所あり、ここは足場の無いほぼ屋根に近い場所で、しかも通風口のフタは完全に脱落して庭に落ちていた。
 ここに到達するには2階のどこかの窓から回り込んできて、その上1階屋根部分に脚立を立てねば届かない程高所にあるため、もはや素人では手出しができないと判断。

 台風による通風口脱落被害はこの二箇所をワンセットとして計算。

 被害にその二は、駐車場の段差を埋めるスロープの紛失。台風21号が上陸した夜 JR 王寺駅付近では大和川の氾濫による増水でえらいことになっていたが、実はここら辺もそこそこの増水被害を受けており、ご近所の軽いプラスチック製スロープは根こそぎ流されていた。

 翌朝近所が総出で周囲を探索したところいくつかは見つけ、そのうち自分の家のものと確信できるものをまず持ち帰り、持ち主不明のまま余ったものは数が足りない家に分配するという方法を取ったが、当然全部見つかったわけではないので数が足りず、我が家のスロープは結局ひとつが失われることとなった。

 流された跡に置いてみると、明らかにひとつ足りないのが分かる。

 今回の台風で我が家が被った最大の被害がここ、勝手口の波板屋根。そうでなくてもボロい上にこれまでの台風被害でめくり上がったり割れたりしたものを何とか自分で修復しつつやってきたのが、ここに来てついにもうどうしようもないほど限界に来てしまった……

 フックボルトで固定してもその箇所の波板が割れて剥がれてくる始末なので、やむを得ず結束バンドやらパテやらシリコンシーラントやらで強制的にフレームに固定するという禁断の荒技施工で今回の台風もやり過ごそうとしたものの、今回の台風はちょっとばかし半端なくものの見事にめくれ上がってしまった。

 一件ちゃんと止まってそうな部分でも、ちょっと持ち上げるとこの通り。もはやこれまでの度重なる台風被害に加えて波板自体の経年劣化もあって、素人目で見ても波板の全交換以外に解決方法がない事態に。

地元工務店へ見積、保険請求、そして修復施工へ……

 被害を確認してから約1ヶ月、その間に被害額の見積を出し、それを保険会社に請求して審査申請、そしてその後見積を出した地元の工務店に修復施工を依頼し、最終的に施工が終了したのは12月中頃。

 残念ながら保険請求は全額通ることは無かったが、それでもまぁ大半は保険金で賄えることになった。施工自体も年末の忙しい時期にかなりスピーディーにしてもらえたので、今年中に全部完了できたのは有り難かった。

 通風口補修。金具で固定しただけのやっつけ施工な感じだが、もはや天井板自体の劣化が激しく元の箇所にまともにネジ止めできないのは以前自分で修復しようとした時に分かっていたため、まぁ許容範囲。

 素人では手が届かなかった高所の通風口も補修。フタは取れたものを再利用してもらった。もしこれを完全に新品にしようと思ったら天井板ごとの張り替えになるが、その場合一体いくらかかるか不明だし、さすがに天井板の張り替えまで保険金は下りないだろうしね……

 駐車場スロープは紛失分のひとつを追加。さすがに同じ種類のものはなかったため、サイズと色が近いものをチョイスしてもらった。

 実は保険金が下りなかったのはこの部分で、床上浸水 45cm 以上の場合でないと浸水により流されたものは被害とはみなされないらしい。床上浸水 45cm 以上って結構キツい基準だと思うんだけど……

 まぁこれからは浸水被害がありそうな場合、スロープは事前に庭に上げておくとかして対応しないと……

 今回最大の被害であった勝手口の波板屋根も、ご覧の通り見事に修復。単に新品の波板に変えただけでなく、波板自体も遮熱製のものにしてもらったので真夏時の耐熱性・遮熱製もアップ。

 カラーは以前の半透明クリアから半透明のスモークブルーにしたので若干暗くなるかなと思ったが、日中は特に気になる程でもなかった。

 しかし長年の懸念だった波板屋根が保険金で修復できたのは本当に幸運だった……何せ雨が降る度に雨漏りで洗濯物が濡れたり、風が吹く度に凄い音を立てて暴れていつ飛んでいくか警戒していたので、それらがまとめて解消されたのは精神安定上凄い大きい。

台風被害による保険はやはり台風大国の日本においては非常に重要だった

 これまで申請することが無く、保険金を支払う一方でメリットを感じることの無かった台風保険(正確には火災保険付随した特約だが)。
 しかしこうした被害を受けた場合にこれほど心強いものも他に早々ないわけで、保険の重要性が改めて分かった良い機会でもあった。

 保険申請の流れとしては、

  1. 保険会社に資料請求及び手続き手順確認
  2. 工務店等に被害総額の見積依頼
  3. 被害箇所を写真撮影
  4. 保険会社から送付された資料に必要事項を記入し、被害見積と被害箇所の写真を添付して返送
  5. 保険会社による査定を待つ
  6. 保険金が下りたら、見積依頼した工務店に施工依頼
  7. 施工・修繕

 といった感じで、資料や写真の返送から保険金支払完了までは今回の場合は大体 1 ~ 2 週間程度だった。まぁここら辺は医療保険請求と大差ないので、こんなところかと。

 今回は申請した被害額を全額認められなかったものの、保険査定自体は基本的に送付した資料を元に行い別途実地調査などはないため、かなりスピーディーかつ割と緩めに行われた印象がある。
 もちろんいい加減な見積や詐欺行為は NG だが、保険金請求は「下りないかもしれないから……」と躊躇うのではなく、難しいと感じても一度申請してみた方が結果として色々プラスになることが多いと思った。

 普段安くない額の保険金を支払っているのだから、こういう機会にしっかり取り戻さないとねー……

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