飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

ヘブンリーブルー移植大作戦

2012年7月14日

 先週まで何の問題もなかった2階ベランダのヘブンリーブルーが、下葉が全部枯れ落ちたり細く弱々しいつるしか生えてこないなど、突如元気をなくしてしまった……

 特に問題なのが、最初に植えた2株(写真手前左のプランター)。下の方の葉だけでなくつるまでもが次々に枯れ落ち、丸裸状態に。

120714_02

 ある程度生長してくると下の方が枯れてくるのは仕方ないことだが、どうにもこの枯れ方は普通じゃない……ということで少し調べてみると、こうした症状の場合考えられるのは、

  • 土が合わなかった
  • 根詰まりや根腐れなど、根の問題
  • 害虫の影響

 あたり。正直どれも思い当たるが、その中でも最も可能性がありそうなのがどうにも根詰まりっぽいと判断……というのも後から調べて分かったが、ヘブンリーブルーは非常に生長力旺盛のため、プランター栽培の場合は 10 号鉢など深さのある鉢に 1 株程度が限界、というのを発見したから。

 このまま放っておくと既に元気のない株はもちろん、後で追加した 2 株も同サイズのプランターを使っている以上そのうち同様の目に遭う可能性が非常に高いため、かなりの手間になるものの、根本からの解決策を今のうち……というか今日中にとってしまおうと朝からホームセンターに駆け込んだ。

 根詰まりを根本から解決する方法はただひとつ、今よりも大きい、必要十分なサイズの鉢(もしくは地面に直植え)に植え替えるのみ。
 ただ今のプランターよりも大きいサイズのものをふたつも室外機(正確にはその上に設置したラティスの底板)に置くのは重量的に不安が残る。よって今回考えたのは、

  • 元気のない2株を庭に直植えして、2階までネットを新規設置して新カーテンを増設
  • 残った2株は新しい大きなサイズのプランターに移植して、現場所に引き続き設置

 というもの。そうすれば重量の問題もクリア可能だし、植え替え作業を経ることで根詰まりだけでなく土の問題にも害虫の問題にも対処できる。

 ……というわけで早速午前中にホームセンターで必要な材料一式を購入し、午後から作業開始。

120714_03

 まずはこの元気のない 2 株を植えているプランターを1階へ。庭への設置作業はまた後で。

120714_04

 まだ一応元気な 2 株は、新たに購入した大型プランターに移植する。

120714_05

 購入したのは深さ 30cm 以上、土容量 20リットルレベルのもの。本当は菜園用の深型でもっと大容量の方がいいのだろうが、設置場所の関係上これが限界と判断し妥協することに。

120714_06

 早速移植。土は元のプランターのものに加えて、新しく腐葉土+園芸用の土+油かすを適度にミックスした柔らかいものを使用。

120714_07

 まだ元気な方……とはいえ、元々つるがどれも細く弱々しい株だったので、うまく生長していってくれるかは分からないが。

 さて、次は 1 階に降ろして庭に直植えにする元気の無かった 2 株ですが、一番困ったのは植える場所ではなくネットをどうするか。
 2 階まで届かせようと思ったら 3m ~ 5m 級のネットが必要だが、それを一体どうやってベランダから庭まで張り巡らせるか。

 色々紆余曲折した結果、取りあえず上部は 2 階ベランダの手すり部分に括り付け、1 階部分は支柱を通した上で複数のレンガで固定することに。

120714_08

 完成したのがこちら。ヘブンリーブルーを植えた花壇スペースよりもネット幅が大きいためはみ出してしまっているが、レンガなどで段差をなくして何とか設置&固定。

120714_09

 地植えにするにあたり、植え込み部分には腐葉土と園芸用の土、そして油かすをふんだんに盛り込み、その上からは乾燥防止用のもみ殻を散布。

120714_10

 移植が完了し取りあえずネットに絡ませてみたものの、この植え替えでさらにダメージが及んだのか植え替え前よりもさらに弱々しくなってしまった……。

120714_11

 つるも葉も、そしてつぼみまでがしおれてしまっているが、何とかこれで持ち直してくれれば……と期待しつつしばらく様子見することに。

 ひと株 500 円近くしたヘブンリーブルー、このまま駄目になるなんてことになりませんように……。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

コメント更新情報