飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

最近はZwiftやって生きてます

2020年10月13日

 超久々のブログ更新。2月に会社辞めてから5月ぐらいに転職したんで今まで色々慌ただしかったけど、一応元気に生きてます。

 自転車ネタとして最近主にやってるのは、タイトル通りZwift。ローラー台に各種センサーを搭載し、インターネットに接続してやる例のアレです。まぁ購入したのは結構前で6月ぐらいだが。
 Zwift自体は結構昔からあったけど、一部の自転車ガチ勢以外からもその存在に注目が集まり人気に火が付いたのは、やはり今年2~3月頃からのコロナ禍の影響が大きいかと。要は「外出せずに楽しめる手段」のひとつとして一気に需要が高まった。

 そんな私もコロナ禍の影響に流され流行に乗ったニワカではあるが(笑)

 Zwiftは既に所有しているアイテム類にもよるが、初期投資は決してお安くない。と言うか高い。安く済まそうとしても最低限必要なアイテムを揃えるのに5万円前後、それなりの環境を構築しようと思えば軽く10万円を超える、一般人には手の届かないセレブなお遊び……そう、本来なら。

 しかしながら皆さんご存じの給付金様のおかげで、私のような一般庶民(しかも5月まで家でゲームしてただけの無職)でも魅惑のバーチャルワールドの住民になることができました。全く給付金様々……と言いたいとこだけど、実のところ給付金の大半は母親の給付金と合わせて母親の足の手術費用に溶けたので、残った金で何とかやりくりした次第で……

Zwift環境構築のために用意したのはスマートローラー台「Wahoo KICKR(2018)」

 Zwiftをプレイするために必要なものは、言わずもがな自転車とローラー台。自転車はロードでもクロスでもマウンテンでも良いが、ローラー台は何を用意するかでオプションとして必要なものがガラリと変わる。つまり追加投資費用が発生するかどうかが大きく変わってくる。

 一応購入前に色々と考えたが、最終的には、

Wahoo KICKR(22018)

 スピード・ケイデンス・パワーメーターなど各種センサーを内蔵した、いわゆる「スマートローラー」と呼ばれるタイプのものから、Zwift用としても非常に人気の高いWahooのスマートローラー最上位機種「KICKR」をチョイス。
 スマートローラーを使用するなら、ANT+接続のためのUSBドングル(数千円程度)を用意するだけでPCを介してZwiftに接続可能なので、余計なことを考えず非常に快適なZwiftライフを送れると画策し、実際に快適なバーチャルライド生活を満喫している。

KUOTA KRYON+Wahoo KICKR

 Zwfitによるバーチャルライドライフ仕様にアップグレードされたマイルーム。映像はPCからHDMIケーブルをAVアンプまで伸ばして55型液晶TVに映し出し、音声は6.0chサラウンド(バーチャルだけど)で出力。
 ホームシアター環境は既に10年前から構築していた既存のものなので、追加費用はHDMIケーブルのみ。まぁ5mのケーブルなんでそこそこお値段しましたが……

 Wahoo KICKR(というかスマートローラー)なら、あれこれ余計なセンサー類をひとつずつペアリングせずとも一発で全センサーを認識してくれるので、Zwiftへの接続がめちゃくちゃ快適。
 スマートローラーで特筆すべきはパワーメーターが内蔵されているという点。ローディの大半ならスピードやケイデンスセンサーは常備しているだろうが、心拍センサーとなると持っていない人も現れ始め、パワーメーターに至ってはその他のセンサ0類より群を抜いて高価なため、それなりのガチ勢でないと所有していないことがほとんどのはず。

 しかしながらスマートローラーはそんな高価なパワーメーターを内蔵しているため、ある意味夢だったパワーメーターによるワット管理ロードライフがバーチャル上とはいえ実現できてしまう。素晴らしい。

 ちなみにZwiftは基本的にパワーメーター前提のシステムになっていて、万が一パワーメーター無しで接続した場合、スピードやケイデンス、心拍数から擬似的に現在のワット数を計測するようになっている。
 しかしその場合正式なパワーメーターを必須とするZwift上のレースなどには出場不可能、あるいは出場できても公式記録としてカウントされない場合もあるとのこと。

 Zwiftで推奨されている人気スマートローラーは基本的にどれもがパワーメーター内蔵だが、購入前にパワーメーターの有無はよく確認するようにしないと、Zwiftの面白さは半減以下になってしまうため要注意。

普通に走るも良し、トレーニングに勤しむも良し。自由気ままにライド可能なZwiftの魅力

 Zwiftを購入した一番の目的は「雨の日でも自転車に乗れれば」という思いから。だから梅雨真っ只中の6月に思い立って購入したわけだが(笑)

 だが、最初は「雨の日でも室内で自転車に乗ってまったりロングライドしたい」だったが、実際にWahoo KICKRを購入してZwiftに接続してみれば、その楽しみ方の多彩さにちょっとびっくり。

 事前情報として、Zwift独自の仮想世界「WATOPIA」、そしてロンドンやニューヨークなどの現実世界(を参考にした)コースを走行可能とは知っていたが、そのコースも走り方も非常に多種多様。最初に考えていた単なるゆるゆるロングライドはもちろん、

 こんな狂人仕様のコースに挑んで室内で廃人になるもよし、

 予め用意されているワークアウトからお好みのものを選択し、ストイックにトレーニングに打ち込むロードガチ勢スタイルも可能。
 こうしたワークアウトはパワーメータが必須な上、公道ではなかなか実践しづらい(実践できても信号などのストップ&ゴーで適切なワット数を維持しづらい)ので、Zwiftのワークアウト機能は最初はあんまり興味なかったものの、実際にやってみると非常に効率的なトレーニングが可能かつやり甲斐のある機能であることに気付き、今ではすっかりハマってしまっている。

 ライド後のレポート画面では、様々なライド情報を確認可能。これもまたモチベーションを上げる重要な機能のひとつで、Garmin ConnectやStravaと同期して適切なデータ管理も可能という多機能ぶり。

Zwift最高!素人なんちゃってローディからガチ勢への第一歩

 結論を言うと、Zwiftは非常に高価な買い物だったが、正直最高ですねコレ。

 何が最高かって、単に「雨の日でも室内で自転車に乗れる」という購入初期のヌルい素人丸出しの甘え思考を、ワット数管理の重要性を身に染みこませて日々のトレーニングに目覚めさせるという「ガチ勢への意識改革」に無理なく成功してんだから(笑)

 Zwiftは単にバーチャルライドを走るだけではなく、走行距離などによって「ドロップ」というZwift内で使用可能な仮想通貨を取得でき、こいつを使用してフレームやホイール、ウェアなどを新調できるというシステムになっている。つまり、

 リアルでは購入不可能なお値段のフレームなどmo仮想空間では所有可能

という、貧しい庶民の脳内ドーパミンをドバドバ溢れさせる素敵機能があるわけですよこれが。いずれはTREKのMadoneや、SPECIALIZEDのS-WORKS VENGEとか、リアルじゃ宝くじ頼みな至高のフレーム達のオーナーになれると思えば、そりゃあ気合いも入るってモンですよ……ふふふ……

 ……ま、これらはバーチャルでも相当高価なブツなんで、今のところ仮想空間でも夢のまた夢なんですが。

 本日はあくまでも最近ご無沙汰だったので近況報告と言うことで、Zwiftに関するあれこれなどはまた近々紹介したいかと。

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