自転車用ワイドバスケット「デカいんです!デカーゴ D-54PC」購入&レビュー
先日新しい通勤用バッグとして ACEGENE の EVL-2.5 3way ビジネスバッグ モデル 45806 を購入したが、それはこれまで使用していたバッグよりもひと回りほど大きく、通勤に使用しているシティサイクルの前カゴには若干ながら大きすぎて入らなくなってしまった。
EVL-2.5 のモデル 45806 は 3way 仕様のためリュック形態にすれば特に自転車での通勤には問題ないが、前カゴは自転車購入時に付属していたものをそのまま交換せずに既に12年以上は使い込んでいてすっかりボロボロになってしまっていたため、これも良い機会と思い新品の前カゴに換装することに。
新品の前カゴ……フロント用バスケットに求めるものは、
- 新しいビジネスバッグがそのまま横置きで入るワイドタイプ(幅 42cm 以上)
- 重量は特に気にしないが、できれば 2kg 以下で
- 価格はどんなに高くても5千円まで
上記の条件を満たすワイドタイプのバスケットはいくつかあったが、見た目のデザイン、カゴの形状とデザインなどから最終的に選んだのが、センタン工業「デカいんです!デカーゴ D-54PC」。名前からしてデカそうなバスケットだ(笑)
ちなみに購入したのは Amazon ではなく、今回は貯まったポイントの消費の都合から MonotaRO にて。MonotaRO には仕事で色々と商品を卸しているが、ここから購入するのは公私含めて初めてだったり。
MonotaRO の梱包が個性的で面白かった
注文入れて早速届いたワイドバスケット。だが何か形が変……
梱包用段ボールは MonotaRO オリジナル。まぁ Amazon だってそうだし、特に珍しいモノでもない。が、こんなカタチで送られくるとは全くの予想外。一体どんなハコ使ってんだ……
開封してみると、内部にはビニールに包まれたワイドバスケットが。段ボールの形状を見るに、どうやら普通の長方形段ボールにいくらか切れ目を入れて、この形状に折り曲げて発送している模様。
確かにこのワイドバスケットは横幅はあるが奥行きはさほどでもないので、こうした折り曲げ方をすれば無駄に大きなサイズの段ボールを使わなくて済む。なるほど、エコ発想。
デカいんです!デカーゴ D-54PC 本体。主なスペックは以下の通り。
- 上部内寸(約) : 横幅 500mm × 奥行 250mm
- 底部内寸(約) : 横幅 465mm × 奥行 210mm
- 高さ(約) : 前部 220mm / 後部 205mm
- 重量(約) : 約1,800g(実測 1,760g)
- 材質 : 鉄
- カラー : ガンメタリック
新しいバッグの寸法が横幅 42cm (420mm) × 奥行 13cm / 19cm なので、十分余裕のあるサイズ。
バスケット内には金具類と説明書が付属。一緒に転がっている発泡スチロールの直方体は用途不明。何でこんなの同梱されてんの……?
バスケット前方には「TOUCH & VISUAL FASHIONABLE」のネームプレート。意味不明。
変なネーミング付けるより、フツーに所有者の名前を書くネームプレートにしたり反射板でも付けた方が実用性高いと思いますがいかがでしょうか。
でも、何かこういうのついてるのも何となくだけど理解できる気がしないでもない……雰囲気としては昭和の 1970 年代~ 1980 年代っぽいデザイン的なアレで。
バスケット底部。周囲よりもメッシュの目が細かくなっているため、小物でも落ちにくくなっているのが良い造り。
金具類と説明書。バスケットがワイドな分、金具類も普通サイズのものよりも大型で、横に広がって固定できるようになっている。
正直接続自体は非常に単純明快なため、説明書が無くてもまず迷うことがない。でも部品類の不足がないかどうかだけは一番最初にキチンとチェック。
まぁなかったらなかったでこんな金具はホームセンターでいくらでも安価に入手可能なので、たとえ破損したりなくしてしまっても特に困ることはない。
デカいんです!デカーゴ D-54PC 総評
モノ自体は非常にしっかりとしており、とても剛性が高く耐久性もありそう。ガンメタリックの塗装も渋く落ち着いた印象を与えるので、個人的には非常に満足。
ただ素材が鉄製で頑丈な造りということは、つまり重量があるということ。実際これまで使用していた前カゴの重量が 991gだったので、重量は約1.8倍になってしまっている。
取り付けるのはロードバイクやクロスバイクではなく、安定性&耐久性重視のシティサイクルなので重量はさほど問題ないと思いきや、これは横幅のあるワイドタイプのため、この左右に長いバランスと重量はハンドリングにかなりの変化をもたらしてしまった。
具体的にはハンドルを左右に切る際、遠心力が妙にかかるようになってしまい、その制御のための力をある程度意識的にかける必要が出てきた。
また直進時においてはさして影響はないが、下り坂だと前方に重量が集中しているため僅かな傾斜でも微妙に速度が乗ってしまう傾向にあり、上り坂だとその逆。
とは言っても所詮は慣れの問題でもあるし、毎日の自宅-最寄り駅間片道約 2.5km を乗るだけなので、特に不満に思うレベルではない。
それよりもバッグを縦に入れることなく、そのまま横置きでスポッとカゴに入れることができるという快適性の方が何よりも重要だったりする。
D-54PC のシティサイクルへの取り付けはこちらで紹介しているので、特に難しい取り付けでもないけれど取り付け方法が気になる方はそちらもどうぞ。
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