TOKYO Wheels 心斎橋店へサドルバッグ漁りに行ってみた
とは言っても実際行ったのはゴールデンウィーク前ぐらいなので結構経ってしまってるが……
TOKYO Wheels(トウキョウウィールズ)は TOKYO life のひとつのチャネルコンテンツとして始まった、「大人のサイクリストの為のセレクトショップ」とのことで、そのコンセプト通りサイクリング用グッズ類の販売がメインのショップ。
TKUOTA KRYON 用サドルバッグを探す中で FAIRWEATHER を知り、その販売店舗を探しているうちに TOKYO Wheels の存在を知ることに。
実はこういう類の店とは今までの人生でほぼ無縁で足を運ぶことなど滅多になかったので、何か色々と珍しかったので店の人の許可を得て写真撮影させてもらった(笑)
会社帰りに立ち寄れるという立地条件の TOKYO Wheels 心斎橋店
今回立ち寄ったのは TOKYO Wheels の心斎橋店。2012年にオープンした2号店で、1号店は東京の東日本橋とのこと。立地的に会社帰りに歩いて立ち寄れるという素晴らしい場所にあるものの、慣れないとちょっと見つけにくかった。
中は右も左もサイクリング用グッズ。フツーのサイクリングショップとは異なり、バッグにせよウェアにせよかなりお洒落度高めのものが所狭しと並べられている。
イ○ンとかでワゴンセールしてる服を目隠しで手に取って選んでそれを一切の不満無く着続けているような人生を送っている身にとって、こうしたショップはかなり人外魔境というか異次元レベル。
正直最初訪れた時はホントにここ入っても追い出されないかどうかすっげえ不安だった……「服を買いに行く服がない」っつーネタを実感したような気分だった(笑)
まぁ何の目的もなく足を踏み入れたなら確実に自分を見失って意識昏倒でもしてたかもだが、今回は幸いにも目的があった。「サドルバッグフェア」で展示されているサドルバッグ類の吟味である。
目的のサドルバッグフェアで得た目的以上のサドルバッグ類
今回の目的はネットで見つけ出した FAIRWEATHER SeatBag の実物を確認し、その性能機能を手にとって確かめること。だが……
この見事過ぎるサドルバッグの山の前に、軽く目が霞んでしまう始末。目的の FAIRWEATHER はもちろん、バイクパッキング用大容量サドルバッグとしてはメジャーどころの APIDURA(アピデュラ)や REVELATE DESIGNS(レベレイトデザイン)、しかもサドルバッグだけではなくフレームバッグや小物類まで、普通のサイクリングショップの店頭ではなかなかお目にかかれないようなシロモノが勢揃いしていたのは圧巻のひと言。
店員さん曰く「これだけのサドルバッグが一斉に集まるのはそうそうない」とのことなので、サドルバッグフェアの気合いの入り方が窺い知れる。
SeatBag 以外にも用途別に豊富な種類を揃える本命の FAIRWEATHER
まず目に入ったのは、当初の目的の FAIRWEATHER SeatBag と SeatBag Mini。最終的には SeatBag を購入したわけだが、この時はまだ迷っている段階だったので、色々と目移りしていた。
この時に迷わず購入しておけば、限定色のネイビーカラーが売り切れになることもなかったろうに……
サドルへ取り付けした状態でも展示されていた。この自転車自体アンティークっぽくて、オリーブ色と凄く良い具合にマッチしていた。
トップチューブ下にはフレームバッグが装着されていた。大きさからどうしてもボトルケージとはトレードオフになってしまうが、ロングライドである一定以上の距離を走行するなら、こちらの方が収納力的にアリかも。
AirWEATHER にはフレームバッグより小型のコーナーバッグも用意されており、目的に応じて使い分けることで重量増加を最小限にできる。が、その分コストが嵩み過ぎる(笑)
一度はしてみたいけどね、そういう使い方……
軽量でありながら大容量を実現する米国ブランド REVELATE DESIGNS
バイクパッキングと言えばまず名前が浮かぶ「REVELATE DESIGNS」。アメリカブランドで元々は MTB 向けの大容量バッグとして誕生したとのことだが、当然ロードでの使用にも何ら問題なし。
REVELATE DESIGNS には最大容量 14L の「Viscacha(ビスカチャ)」や、一回り小さく軽量の「Pika(ピカ)」などがあるが、一番を惹かれたのがこのベース部とバッグ部が分離して容易に取り外しできるという「Terrapin(テラピン)」。
確かに中身だけでなくサドルバッグごとの盗難も十分考えられるので、こうした構造のバッグなら安心かつ利便性も高い。側面のギアのデザインもなかなか良い感じ。
展示 MTB には REVELATE DESIGNS のフィードバッグ。これは suew の ShariPocket(シャリポケット)と同種で、中に補給食を入れていけば走行中でも容易に取り出せるというのもの。
ただこれは下部ストラップをフォーククラウンに固定する必要があるとのことから MTB 用の色が濃く、ロードでは少し使いにくいかも……
ハニカムデザインに惹かれた APIDURA
実はバイクパッキング用大容量サドルバッグというジャンルで最初に知ったのがこの 英国ブランドの APIDURA。REVELATE DESIGNS と双璧を成すバイクパッキング用大容量サドルバッグの雄。
手に持った感触はかなり薄ぺったいが実際には高耐久・低伸縮性に優れて防水性能にも優れた素材が採用されており、元々 MTB 用としてデザインされた REVELATE DESIGNS よりもスマートなデザインのためか頼りなさげに見えるものの、その信頼性は非常に高く評判も良い。
実は最初はこの APIDURA が KUOTA KRYON 用新サドルバッグの最有力候補だったが、結局は適切な容量、使い勝手、手触りなどの好みも含めた素材などから、最終的には APIDURA、そしてREVELATE DESIGNS を退け、FAIRWEATHER を選択することとなった。
店内を色々撮影させて貰う
取り合えず当初の目的である実物を見てのサドルバッグ選定にひと段落ついたので、色々と店内を他にも見て回ることに。
自転車用のシューズや小物類。展示の仕方からしてお洒落ですな……
レザー製メッセンジャーバッグの Uni(ユニ)。ネットで検索してるとよくお目にかかるのをまさか実物を拝見する日がこようとは……
シンプルなデザインに上品な質感で、カラーリングの種類も豊富。でもお値段はサイズにより3~4万円と正直手が出ねぇ(笑)
4万あるなら雨漏りしてる庭の倉庫買い換えます……
反対側にはウェアやバッグ類が展示。ホイールをハンガー代わりとか素敵過ぎる……
TOKYO Wheels での取り扱いブランドは多岐に亘り、中にはここでしか購入できない限定品も多数あるなど、普通のサイクリングショップでは手に入り辛いものが並んでいる、まさに宝探しをしているような気分になれるショップだった。
目的だった FAIRWEATHER SeatBag は無事購入したが、会社帰りに気楽に立ち寄れる場所にあることだし、たまには覗きに立ち寄ってみても面白そう。
もしもまた何か購入するとしたら、次はフレームバッグあたりかな……
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