飽和する趣味に溺れる、とある奈良県民の徒然趣味日記。

リアブレーキから未だかつて無い異音が……

2015年11月21日

 聞こえたというか聞こえてしまったというか……その音の大きさと異質さたるや、何かもう何事かと思い転倒しかけたぐらいに酷いものだった。

 今日はイオンモール橿原アルルを折り返し地点として軽く走る予定だったが、ブレーキがそんな状態ではまともに走れるわけはなく、やむを得ずイオンモール手前10km地点で折り返し帰宅することに。せっかくサイクリングには最高の天気だったのに……

原因はやはりブレーキ……もう少し正確に言うとブレーキのメンテ忘れ

 帰宅して早速原因をチェック。取りあえず凄まじい異音はリアブレーキをかけた時のみ鳴るため、まずはリアブレーキ周辺を確認することに。
 ただまぁこの時点である程度の予想はついていたわけで、ブレーキングの際の凄まじい異音と若干響く妙な振動とくれば、恐らく考えられる原因は……

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 案の定ブレーキシューの摩耗が原因だった。しかもただ磨り減っているだけではなく、その摩耗の仕方が半端無かったというのが異音の最大の要因。

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 シューを取り外すまでもなくひと目で分かるほどに摩耗しているのが確認できるが、取り外せばもはや目の錯覚を疑いようもなく一目瞭然。
 シューの交換時期を示す溝が完全に磨り消え、シューのゴム部分を固定しているケース部分が直接リムに擦れてしまうような悲惨な状態だった。

 なぜこんなになるまで放っておいたよ自分……

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 シューにはブレーキの際に削り落としたリムのアルミ片が食い込んでるだけでなく、どうやらこれはシューを固定するケースの下地となる金属部分が顔を出している箇所もある模様。

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 シュー部分を真正面から眺めてみると、見事なまでのシューの摩耗の偏り具合。恐らく長い期間ノーメンテだったので、その間にシューの位置がずれてピッタリとリムに触れなくなってしまい、結果摩耗具合にも大きな偏りができてしまうことに。

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 念のためフロントブレーキのシューも確認してみたが、こちらはまだ十分溝も残っており、全然問題ない様子。どれだけリアブレーキばかりを酷使してきたかが身に染みて分かってしまった……

対策としてはブレーキシューの交換だが……

 今回は発生した異音は凄まじかったものの、ブレーキシューさえ交換すれば解決できる簡単なトラブルだったのが唯一の救い。せっかくのサイクリング日和を無駄にしてしまったのは痛かったが、これも日頃のメンテナンスを怠った報いか……

 ただ、今回の問題と解決策としてもうひとつ考えているのは、実は以前からずっと考えていたブレーキシューの交換ではなく、ブレーキそのものの交換。

 現在愛車 TREK 7.5FX にはAvid のVブレーキ、「Avid Single Digit 3」が装着されている。ちなみにブレーキレバーは Tektro の「Tektro adjustable reach lever」となっている。
 別段現在の Avid のままでもブレーキングに不備があるわけではなく特に不満もないが、そういった性能面は別にしてやはり憧れるのは Shimano 製のブレーキで、グレードは現在装着しているディレイラー同様 Deore あたりのもの(ディレイラーはフロントが Deore、リアが DeoreLXとなっている)が少し気になってはいたわけで。

 しかもお値段は交換用ブレーキシューが約800円前後なのに対し、Vブレーキ本体はシューもセットで約2~3,000円前後なので、そんなに無茶な価格設定でもないのが何とも悩ましいところ。

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 ブレーキが効かないことには危険すぎてとてもサイクリングには行けないため、ブレーキシューのみの交換かそれともVブレーキ本体ごとの交換か、今週中には結論を出して決めないと……

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