ケーブルロック用パーツ MING TAY 「MT-531」購入&レビュー
実は現在 TREK7.5 に使用しているケーブルロック、収納時に色々と手間がかかるため使用するのがかなり億劫になっていた。でもロックをしないわけにもいかず、そろそろ他のロックに買い換えようかと思っていた矢先、キタサイクルにて偶然にも発見したのがこのロック用パーツ「MING TAY MT531 ブラケット」。
メーカーは現在使用しているケーブルロックと同様のMING TAY(ミンタイ)で、同社用ケーブルロックのオプションパーツらしい。こんなのあるなんて全然知らなかった……
これは一種の後付け型ワンタッチブラケットで、要はケーブルロックにこのパーツを追加で付けることで、収納の利便性を劇的に向上させるというもの。
ロックを掛けたくなくなるというロックという、本末転倒な面倒事からの解消
まずはこれまで使用していたブラケットがどのようなものだったかと言うと……
このようにシートポストに設置したブラケットにいちいちケーブルロックを上下から挟み込み、その後ロックすることで収納できるというタイプだった。
この際ケーブルがバラけないようにしっかりまとめるとロックが掛けづらくなるなど弊害が多く、走行時に邪魔にならないようにしっかり収納するまでにひと手間もふた手間も掛かっていた。
それがこのパーツを使用すればその煩わしさから解消されるというのだから、ロックについて悩んでいたこの時に見つかるとはまさにタイムリーな夢のオプションパーツ。
早速パーツを既存のケーブルロックに接続
それでは説明書に従ってパーツを既存のケーブルロックに組み込んでいく。まぁ構造は非常に単純なので、説明書などなくても作業は問題なく可能なレベル。
作業は 1分弱で終了。パーツはケーブル部分の任意の場所にボルトで固定するようになっているので、ケーブル径さえ合えば他社メーカーのケーブルロックにも使えるかと。
パーツを追加したケーブルロックとブラケット本体の接続は、カチッとワンタッチ。外す時もリリースボタンを押してワンタッチ。着脱にいちいち数分かかっていた以前とは比較するまでもないほどに簡単に。
もはやこれは感涙ものですな(笑)
MING TAY MT-168 新旧比較
使用中のケーブルロックの型番は「MT-168」だが、これで検索してみるとどうやら現在の MT-168 の型番のケーブルロックは全てこのワンタッチブラケットが付属しているようで、知らないうちにマイナーチェンジしていた模様。何か損した気分だ……
5年以上も前に購入したケーブルロックのことで凹んでいても仕方がないし、せっかくなので新旧比較でもしてみようかと。
ブラケット本来部分。上が旧タイプで、下が今回購入したワンタッチ式の新タイプ。ロックとの接続箇所だけが異なっており、シートポストなどに取り付ける部分は共通の模様。
旧タイプはロックの取付部分を真正面から見るとこのようにボルトで固定されている部分が見え、ここを緩めることで接続の角度を調節することができた。
新タイプは一見してもボルトが見えないため取付角度の調節ができないように思われるが、ケーブルロック取り外しのためのリリースボタンを押し込むと奥の方にボルトが見えるため、少し手間だが旧タイプ同様角度調節は可能となっている。
ケーブルロックの着脱に不満を感じている人には是非一考いただきたい良オプション
旧型の MT-168 のような収納に難のあるケーブルロックにこのパーツを導入するメリットは非常に多く、
- 低コストで利便性を劇的に改善可能
- ケーブル径さえ合えば、どのメーカーのケーブルにも後付で導入できる
- パーツは予備がひとつ付属しており、ふたつのケーブルロックで使い回すことが可能
特に後付でワンタッチ機構が導入できるいうのは何より大きく、同機能を持つケーブルロックは多数あるが、それらに買い換えることなく現在使用しているケーブルロックをグレードアップして流用できるというのは対費用面においても非常に魅力的。
ちなみにこの製品については、調べた限りではネット上で流通している価格よりも実店舗の店頭価格の方が何故か遥かに安価だった……
どのぐらいの差があったかというと、Amazon などで大体 800円程度で販売されているが、奈良や大阪の自転車ショップでは約200円程度のところがほとんどだった。
この異常と言ってもいいぐらいの価格差の理由は……未だ不明(笑)
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